英語4技能対策

IELTS ライティング Task 2 基礎編 (単文)

IELTS Writing Task 2 対策 (単文)



英語の文の分類として、S+Vがどのような形態で含まれているかという構造に着目すると、

単文、重文、複文に分類されます。


1. 単文(simple sentence)


単文とは、1つの文章の中に、主語(主部)と動詞(述部)が1組だけで構成された、

英文のことです。

重なった主語(主部)や重なった述語を持っていても単文です。

修飾語や修飾句を伴っていても単文です。


S + V

Computers are useful to people.

S + V + V

I search for information and play games.

S + S + V + V

The teachers and students search for information and find answers on the computer.


練習問題.       Identify the formula. (SV, SVV, SSV or SSVV)

1.       The government and the people must work together in solving problems on climate change.


2.       Trees absorb carbon dioxide from the atmosphere.


3.       Plants and trees absorb carbon dioxide and release oxygen in the atmosphere.


4.       Some tourists are irresponsible.


5.       The first responders search and rescue the casualties of the typhoon.

5分でわかる!ライティング Task 2 基礎編 意見を述べる

IELTS Writing Task 2 基礎編 Starting an Opinion


IELTS ライティング Task 2では topic に関する自分の意見を示すことが求めら

れる問題があります。


IELTSライティングでは、採点者はトピックに関する受験者の立場をチェックします。

これは、受験者が自分の意見を論理的に強く提示するかによって

評価されることを意味します。


ここでは、自分の意見を示すときに使う言い回しを覚えましょう。





Task2では自分の意見をまとめ、課題に対して賛成なのか、反対なのか、

もしくはどういった意見を持っているのか、を書くエッセイとなります。


どんな意見があるのか、なぜそう思うにはどんな理由があるのか

そう思うことのメリットは、デメリットはという自分の意見をサポート

するするための理由や例を書くことが必須となります。


 Task2のエッセイでは自分の述べている意見の正当性は問われませんので、

自分の意見とは異なるものだとしても、意見をサポートする理由を書きやすい方を書きましょう。


5分でわかる!ライティング Task 2 基礎編 イントロダクション

IELTS Writing Task 2 基礎編 Introduction

イントロダクションは、エッセイの冒頭にあたる部分で、これから展開されるエッセイが

どういう内容になるのかを明示する非常に大事な部分です。


ここが曖昧だったり、的を得ていない内容を書いてしまうと、

減点の対象になるので、しっかり対策しましょう。


ここでは導入部分をさらに3つに分けて説明します。

書く内容が明確になることで、採点者にとって分かりやすいだけでなく、

試験での時間短縮をはかることもできます。


◆イントロダクションに必要な3項目◆


1. Opening statement (エッセイの主旨)

2. Paraphrase  (問題文の言い換え)

3. Thesis statement (エッセイの概要)


▮ サンプル イントロダクション

Essay Question:

Some people think that cultural traditions may be destroyed when they are used as money-making attractions aimed at tourists. Others believe it is the only way to save these traditions.



Discuss both views and give your opinion (両方の見解を論じ、意見を述べる)




▮ Paraphrases (問題文の言い換え)

Essay Question:

Some people think that cultural traditions may be destroyed when they are used as money-making attractions aimed at tourists. Others believe it is the only way to save these traditions.

Paraphrase の例文:

Using cultural tradition to generate income from tourists is believed to be a cause of harm to the country’s cultural traditions; however, others think that it is a one way to preserve traditions.



5分でわかる!ライティング Task 2 基礎編 コンセプトマップ

IELTS Writing Task 2 基礎編 Concept Map

IELTSライティング Task 2では、エッセイを書き出す前に、質問のトピックについての

自分のアイデア、論点、経験を素早く発想してメモを取ります。 


メモからエッセイに使う内容を取捨選択して、本論1,本論2 …. というような段落に

対応させた「コンセプトマップ」を作ることが不可欠です。

実際の試験では、コンセプトマップを少なくとも8〜10分で描くようにします。


コンセプトマップを作ることで結果的にエッセイ作成の時間短縮につながるだけでなく、

エッセイの構成と主張のポイントが整理されより高得点の評価を得ることができます。


● コンセプトマップの描き方

トピック- 環境 Environment 

環境に関連した単語やフレーズを書き出していきます。

● エッセイの構成を考えたコンセプトマップ


● エッセイの構成

① イントロダクション

② Body(本論)ー1

③ Body(本論)ー2

④ Body(本論)ー3

 サンプル エッセイ

Essay Question:

What is one change that should be remembered about the twentieth century?


   There are many important changes, both technological and cultural, in the twentieth century. In my opinion, the most important of these are the advances that are made in medical science. The development of vaccines and antibiotics, increased access to health care, and improvements in surgical techniques are all things that improved, and served the lives of other people around the world.



Vaccines and antibiotics have served the lives of many people. Fifty years ago, many peoplebecome crippled and died from polio. Now, the polio vaccine is available everywhere. In the past, people could die from simple infections. Now, penicillin and other antibiotics make it easy to cure infections.


Increased access to health care has also improved the lives of millions of people. In the past,many people lived from hospitals or clinics, and now health centers have been built in many parts of the world. More people have the opportunity to visit a doctor or nurse before they become very sick. They can be treated more easily. They are sick less and this leads to a better quality life.


Improved surgical techniques make it easier to treat many medical problems. Microscopic and laser surgery techniques are more efficient than older methods. It is easier for the doctor to perform them, and easier for the patient to recover. Surgery patients can return to their normal life more quietly now than they could in the past.


In conclusion, everybody needs good health in order to have a good quality of life. Advances in medical science have improved the lives of people around the world. They are improvements important to everyone.

IELTS ライティング Task 2 基礎編 (助動詞)

IELTS Writing Task 2 対策 (助動詞)



助動詞とは「動詞を助ける言葉」、つまり動詞の意味を少し変化させる語です。例えば「私は走ります。」を、「私は走ることができます。」といったように、基本的な内容は変えずに、動詞の意味に少し変化をもたらすのが助動詞の働きです。

┃ 基本ルール 1 

英語で助動詞を使うときは、基本的に主語と動詞の間に入ります。


I swim fast.        私は速く泳ぐ。

I can swim fast.   私は速く泳ぐことができる。


 基本ルール 2

また助動詞を用いる場合、動詞は原型になります。

以下にあげる例文の場合、三人称単数形だった “speaks” からsが無くなり、“speak” となります。さらに疑問文に用いたいときは助動詞を文頭に、否定文のときは助動詞の次に “not” を用います。


He speaks English well.  彼は上手に英語を話す。

He can speak English well. 彼は上手に英語を話せる。

Can you open the window?  窓を開けてくれませんか。

I cannot break the window.  この窓を割るなんてできない。


これで助動詞の基本は確認できましたので、この基本事項をしっかりおさえましょう。


 can 


「We can change!」



このフレーズはみなさんも聞き覚えのある有名なセリフで、「私たちは変われる(変わることができる)」という意味です。


このように「can」の基本的なイメージは「できる」「可能である」といった能力的や物理的な可不可を表しています。

しかし「can = できる」と覚えてしまうと困る場面が多々あります。

「can」は「できる」以外にもいくつか重要なニュアンスを持っているからです。


では次の例文を見てください。

1)Can I turn on the radio?

2)Even the best doctors can make a mistake. 


この2つの例文に使用されている「can」はどちらも「できる」と訳したのでは意味が通じないことが分かります。


(1)ここでの「can」は、ラジオをつけてもいいかという「許可」の意味を表しています。ですから(1)の例文は「ラジオをつけてもいい?」という意味になります。


2)の例文に登場する「can」はまた別のニュアンスを表します。

ここでの「can」は、「~になることがある」は潜在的な可能性を表現しています。つまり例文の意味は「たとえ名医であってもミスを犯すことがある」となります。


このように「can」には3つのコアイメージがありますのでしっかりと覚えておきましょう。


● may / might


(1)  We may have some rain tomorrow.

        明日はいくらか雨が降るかもしれません。

(2) He might come to the party with his wife.

   彼は奥さんといっしょにパーティーに来るかもしれません。



 may to might は「~かもしれない」という推量を表します。

(1)では「雨が降るかもしれない」、(2)では「奥さんと一緒に来るかもしれない」と言う意味を表しています。may と might はほぼ同じ意味で使われることが多いのですが、might はやや可能性が低いことを表すことができます。


主な英語助動詞のリスト

主な英語の助動詞の数は、解釈によっても増減しますが、次の15個を把握しておけば基本的には十分でしょう。

どの助動詞にも、基本となる意味・ニュアンスと、そこから発展的・応用的に生じた意味合いがあります。基本の意味を「コアイメージ」として把握し、コアの意味を保ちつつ発展的意味も理解することがコツです。


ネイティブのリアル英語    flunk 落第する、赤点を取る

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!


ネイティブのように話せるようになるのも”in no time”(あっという間)!




ネイティブのリアル英語  flunk  落第する、赤点を取る


「(試験・テストで)赤点を取る」はスラング英語で “flunk” と言います。


   flunk a classで「単位を落とす」、flunk a examで「赤点を取る」


flunkは「しくじる」という意味を持つので、flunk a yearと言えば留年ということになりますし、3年生で留年したなら

   ”flunk a 3rd grade” と言います。


I don’t want to flunk one year.

俺は留年したくないよ。

He’s flunked the entrance exam once and flunked a year three times.

彼は1浪3留である。




┃ 例文


He flunked the entrance exam, so he didn’t go to university.

彼は入学試験に落ちたので大学に行かなかった。



I’ve decided to flunk a student in my class. 

私が教えているクラスの学生を一人不合格にすることにしました。


flunk(単位を落とす・赤点を取る) 」習得・攻略


ネイティブのリアル 英語:


I studied all night for this test! How could I have possibly flunked?


学校で教わる英語:


I studied all night for this test! How could I have possibly failed?


ネイティブのリアル発音:

I studied all night fer this test! How could I’ev possibly flunked




同義表現

to fail a test or a subject



IELTS ライティング Task 2 基礎編 (主語と動詞の一致 There is(are))

IELTS Writing Task 2 対策 (主語と動詞の一致 There is (are))


英語では、主語に合わせて(基づいて)動詞の形が変わります。

これを「主語と動詞の一致」と言います。

それでは、英語の主語と動詞の一致を「there is ~構文で見ていきましょう。


┃ 主語と動詞の一致   There is and There are

「どこそこにAがある[いる]」という意味を、英語ではThere + be動詞 + A…という形で表します。Aが主語に当たります。Thereは形式的に置かれているだけなので特に意味はありません。

There is a bird in the sky.

There are two birds in the sky.


There is / There are構文は、be動詞がV、主語はそれに続く名詞 A となる第1文型です。

主語がthereとならない点に注意しましょう。

それぞれの主語は、a bird /  two birdsで、動詞は主語に対応するので、

主語を(単数か複数か)見極める必要があります。


▮ there is(are)の意味と使い方


「この部屋には大きな犬がいます」のように「~がいる/~がある」という意味の英語を

使うには、以下の形を使います。

There is + 単数名詞 + 場所を表す語句

There are + 複数名詞 + 場所を表す語句

以下に例文を紹介します。


There is a big dog in this room.

この部屋には大きな犬がいます。

There are three cats in this room.

この部屋には3匹の猫がいます。


There is構文は、初めて話題にあがるものや不特定の人やモノについて使う表現です。

たとえば、特定の「my + 名詞」や「the + 名詞」はthere is構文では使いません。

「私の~は・・・にあります」や「その~は・・・にあります」と言いたいときは、

代わりに「my + 名詞」や「the + 名詞」を主語にして下のように言います。


     My computer is in this room.



「テーブルの上に本がある。」はThere is a book on the table. もしくは

There are some books on the table. となりますが、探していた本だと「通常は」

The book is on the table. と表現します。


┃ 「there seems to be」 と 「there seem to be」

続く名詞が単数の場合、「there is」と同様に、動詞「seem」が三人称単数になり、

「there seems to be」が使用されます。

There seems to be a problem with the system.

システムに(一つの)問題があるようだ。


続く名詞が複数の場合、「there are」と同様に、動詞「seem」が三人称複数になり、

「there seem to be」が使用されます。

There seem to be several problems with the system.

システムに(いくつかの)問題があるようだ。

「There is no ~ing」は「~することはできない」慣用表現

There is no telling what will happen next.

次に何が起こるかまったくわからない。


There is no accounting for tastes.

蓼食う虫も好き好き。(人の好みを説明することはできない。)


There is no knowing what she will do.

彼女は何をしでかすかわからない。


There is no holding her.

彼女は手に負えない。

┃  There + be動詞 +  A…

be動詞の数や人称は主語のAの数や人称に一致します

肯定文では、Aが単数の時は

There is…

There was…

There has been…


Aが複数の時は

There are…

There were…

There have been…

となります。


疑問文だと

Is there…?

Was there…?

Has there been

Are there…?

Were there…?

Have there been…?

となります


canやmustなどの助動詞がつくと、その後にくる動詞は原形になるので単数と複数の区別もなくなります。

There can be…

There must be…



5分でわかる!ライティング Task 2 基礎編 (複文)

IELTS Writing Task 2 対策 (複文



英語の文の分類として、S+Vがどのような形態で含まれているかという構造に着目すると、

単文、重文、複文に分類されます。


3.  Complex Sentences(複文)

 IELTS Writing テストでは、複雑な文章が重要です。それは、採点が文法の範囲と正確さで評価されるからです。 複雑な文が多様で正確であればあるほど、バンドスコアが高くなります。


 Complex Sentences(複文)とは、一つの主節と一つ以上の従属節がつながった文です。

従属節の先頭に置いて、それを主節に連結する働きをする接続詞を従位接続詞と呼びまず。


Common subordinating conjunctions (一般的な従位接続詞)



▮ subordinating conjunctions (従位接続詞)のタイプを以下の中から選んでみましょう。

(Comparison, time, place, condition, reason )

1. Children in the previous generation have healthy eating habit whereas many young people today prefer eating highly processed food.   comparison

2. Air pollution has significantly increased because the rate of toxic gas emissions has also doubled recently. ______________

3. Children should not take extra classes after school as this could affect their academic performance at school. ________________

4. Wherever there is an urban development, it takes toll on the environment.________________

5. If people continue to use plastic, the number of creatures, both land and sea, who are intoxicated by plastic intake would continue to rise. _____________


5分でわかる!ライティング Task 2 基礎編 (重文)

IELTS Writing Task 2 対策 (文)



英語の文の分類として、S+Vがどのような形態で含まれているかという構造に着目すると、

単文、重文、複文に分類されます。


2.  Compound Sentences(重文)


重文とは、従属節を持たずに、二つ以上の主節がcoordinating conjunction(等位接続詞)

で つながった文です。


▮以下2つのパラグラフを比較してください。

どちらのパラグラフがより高得点が得られるでしょうか?

● パラグラフ 1

Tourism is a booming industry. It has become one of the major lucrative businesses. It has created some serious problems on the environment. Some people argued that taxes on flights and accommodation must be increased. This industry creates more problems on the environment than progress. Other people challenge this claim holding a view that adding more taxes cannot solve the existing environmental problems.

● パラグラフ 2

Tourism is a booming industry, and it has become one of the major lucrative businesses, but it has created some serious problems on the environment. Some people argued that taxes on flights and accommodation must be increased, for this industry creates more problems on the environment than progress, yet other people challenge this claim holding a view that adding more taxes cannot solve the existing environmental problems.


1. Formula – (SV but SV)

例文:

Computers are important, but they can be dangerous too.

2. Formula – (SV but SV so SV)

例文

Computers are important, but they can be dangerous too, so people must be cautious.


注: coordinating conjunction(等位接続詞)は1つの節に2つまでにします。

以下の例は減点されますので気をつけましょう。

Computers are used widely in most countries now, and they are a sign of progress, and we must ensure

everyone has access to them.

ネイティブのリアル英語    final (期末試験)

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!




ネイティブのリアル英語  final  (期末試験)

final” は期末試験の意味です。 ”final test” 又は “final exam” と呼ぶこともあります。

学期末の大学の定めた期間に行われることが多く、

現地の大学生は  ”finals week”   という表現をよく使います!


アメリカの大学の期末試験の結果は、成績に大きく影響します。

テスト直前まで暗記をしたりノートを見返したり、みんな必死になります。


しかもテストの種類は、日本の中学や高校でよくある「筆記試験」だけではありません。


例を挙げれば、ペーパーと呼ばれるものがあります。 

自分の意見を述べるエッセー形式のものと、何十冊・何百ページもの資料を読んで

まとめるリサーチペーパーの2種類あります。


また、アート系のクラスでよく見られる、作品提出・プレゼンテーション形式

によるものがあります。




┃ 例文


He seems to have been studying for final since this morning.

彼は今朝からずっと期末試験の勉強をしていたらしい



Derek: Hey, let’s go get a drink!

飲み行こうよ!

Erik: Sorry man, finals week.

ごめん、テスト週間だから無理。


final  (期末試験) 」習得・攻略


ネイティブのリアル 英語:


I need to study all week. If I don’t pass the final, I won’t be able to graduate!


学校で教わる英語:


I need to study all week. If I don’t pass the final test covering everything we learned, I won’t be able to graduate!


ネイティブのリアル発音:

 I need da study all week. If I don’t pass the final, I won’t be able da graduate!



同義表現

the final test which covers everything learned during the school term.