IELTS対策コラム

簡単なスコアアップのコツ! ブリテッシュ英語に慣れておく

▮ イギリス英語とオーストラリア英語に慣れる

IELTSリスニングセクションの大きな特徴として、様々なアクセントの英語が話されることが挙げられます。 主にイギリス英語とオーストラリア英語が使われますが、アクセントに癖があるインド人英語も時には登場します。
イギリス英語に慣れていれば、試験で登場する程度のアクセントは問題ありませんが、過去問などで確認しておくとよいでしょう。
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IELTSリスニングセクション 出題アクセント国構成

  • イギリス英語         60%
  • オーストラリア英語      30%
  • アメリカ英語         5%
  • インド、その他の発音     5%

 
例えばオーストラリア英語はtodayを to dieと発音します。 また、「can’t 」はアメリカ英語では「キャント」ですがオーストラリア英語とイギリス英語では「カーント」と発音します。

 呼び方の違いに注意!

 
また、「ee」など同じ文字が続く部分は「ダブルイー」と言うのですが、それを「we」と間違える受講者も多く、これはほぼ毎回出題されるので要注意です。
 
アメリカ英語とイギリス英語は発音だけでなく呼び方の違いも多く見受けられるので普段からニュースやアーティクルなどイギリス英語で慣れる必要があります。
 
 
以下に示すのは英語と米語の呼び方の違いの一部です。

主な呼び方の違い

日本語         イギリス       アメリカ
 
ガソリン        petrol           gasoline
荷物          luggage          baggage
高速道路        motorway        freeway/ highway
ナス          aubergine        eggplant
缶           tin            can
携帯電話        mobile          cell(ular)
mobile phone      cell(ular)phone
サッカー        football          soccer
街の中心街       city center        downtown
順番待ちの列      queue          line
公共の休日       bank holiday       public holiday, legal holiday
地下鉄        underground, tube     subway
エレベーター       lift           elevator
一階         ground floor        first floor
二階          first floor           second floor
三階         second floor          third floor
 

IELTSリスニング対策 必須テクニック 「問題の先読みをする」

問題の先読みをする!

IELTSのリスニングは問題を読むリーディング能力も関わってきます。
先読みテクニックを使って、実際のリスニングが始まる前に、なるべく多くの情報を

あらかじめつかんでおくことが高得点を取るために非常に重要となります。

 

IELTS リスニング は聞きながら解答する形式なので、

ガイダンスが流れている時に問題文と選択肢を先読みします。

 

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必ず問題に目を通し、どんな内容なのか把握して音声を聞くことが大切になります

ポイントとなるキーワードに丸を付けたりアンダーラインを引いておくなどして

音声のどこを注意して聴き取るかの準備をしておきましょう。
 
試験開始後、試験の説明が英語で流れます。この内容は過去問でわかっているので

本番では聞く必要はありません。 

また、セクション1のみ1問だけ例題が読まれるので、実際にセクション1の問題音声が

流れるまで3分時間があります。  この3分が大変重要になります。  



セクション1は図の穴埋めがほとんどなので30秒あればチェックできます。

そこで、残りの2分30秒セクション2まで目を通しておくようにしましょう


 
1つのセクションが終わると、次のセクションが始まるまでに約1分間あり、

次のような指示が流れます。
 

 
ここでは、全セクションの答えを確認するのに30秒、次の問題をチェックするのに30秒

(問題数により増減有)設けられていますが、最後に答えを確認する時間が

10分与えられるので、次の問題のチェックに30秒以上使うことができます
 
 

5分でわかる!リスニングテスト 4つのセクションとは

▮ リスニングの出題形式― 4つのセクション 40問

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リスニングテストは4つのセクションで構成されています。セクション1と3ではダイアログ(複数の話者による会話形式)、セクション2と4がモノローグ(1人の話者が講義のように話すトーク形式)となっています。
会話形式ではホテルの予約、空港でのチェックイン、不動産屋での交渉、授業や研究課題など学生同士の会話など日常生活や学術・教育場面から多岐にわたり出題されます。
トーク形式では旅行ガイド案内、留守番電話、教授によるアカデミックな講義などがあります。
社会・生活場面から学術・教育場面まで幅広範囲会話式と講義式の2通りの形式でリスニングを学習する必要があります。
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シチュエーション   社会・生活

---放送を聞き、特定・具体的な事実情報を拾う。

  • ホテルの予約
  • 空港でのチェックイン
  • 不動産屋での交渉
  • ショッピングの会話
  • 学校の学生課での会話
  • 友人同士の会話

 

▮ サンプル リスニング セクション1


 
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シチュエーション   社会・生活

---放送を聞き、特定・具体的な事実情報を拾う。

  • ラジオ番組
  • 留守番電話
  • 発表や告知
  • 旅行ガイドの案内
  • 大学課程の説明

 

▮ サンプル リスニング セクション2 


 
 
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シチュエーション   学術・教育

――― 放送を聞き、話し手の具体的な情報や、主張、見解を拾う。

  • 授業や研究課題など学生同士の会話
  • 学生に指導教官からのアドバイス
  • プロジェクトの進め方
  • 学生と学校職員との会話
  • 勉強方法のアドバイス

 

▮ サンプル リスニング セクション 3


 
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シチュエーション   学術・教育

――― 放送を聞き、議論の趣旨、特定の情報、姿勢や見解を拾う。

  • 教授によるアカデミックな講義
  • ゲストによるトーク

 

▮ サンプル リスニング セクション 4


 
 
 

▮ 4つのセクションの設問は前半と後半に分かれます。 (セクション4のみ分かれていない場合があります)

 
まず、前半の設問に目を通す(プレビュー)時間が約30秒与えられます。そして、スキット前半を聞き、まずは5問解きます。次に、後半の設問に目を通す20〜30秒が与えられた後、後半のスキットが流れ、残りの5問に答えていきます。(前半4問、後半6問などの場合もあります)各セクションの最後に、30秒が与えられるので、セクション全体の解答をチェックします。
なお、セクション1の初めのみ、1問だけ例題が読まれ、解答例が示されます。
 

 ▮ リスニングはメモを取る練習が重要!  

 

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問題は全部で40問です。 音声を聞き取り、問題用紙に用意された空白に、2〜3 語程度の単語を埋めていく、ディクテーション型の問題が中心です。音声を聞きながらメモを取ることもできるので、効果的なメモの取を練習することが重要です。

5分でわかる! IELTS リスニングテストとは

▮ リスニングテストは、IELTS 4分野の最初のテスト

 
リスニングテストはIELTSの4分野のうち、3番目のテストです。


留学に必要な「アカデミック版」と移住申請に必要な「ジェネラル版」で試験が共通しています。


リスニング試験では教室ごとにスピーカーを通して音声が流されます。 

ヘッドホンやイヤホンは使いません。 

(但し、IELTS コンピューター版は、イヤホンを使います)


試験が始まる前に問題文の1文が流されます。 これは、音が聞き取りやすいか、大きすぎたり

しないかの確認の為です。 聞きづらいようでしたら試験官に音量の調整をお願いしましょう。
 
 

 

 

 

 

▮ IELTSリスニングは解答用紙を見ながら聞くテスト!

このテストでは、音声は一度しか放送されません。 

もう一度聞いて答えを探すチャンスはありません。 それでも、心配することはありません。 

何も情報がない中で音声を聞くわけではなく、解答用紙を見ながら音声を聞くことができます

 

あらかじめ、質問内容を見る時間も与えられ、質問内容や、穴埋めすべきセンテンスから、

ある程度答えを想像しながら音声を聞くことができるのです。



音声は、英国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダなど、様々な

国のスピーカーたちによるものです。 中でもブリテッシュ英語が多く出ますので、

アメリカの発音に慣れた日本人にとって聞き取りづらいところもあります。 


普段からBBCを活用して発音、アクセントに慣れておきましょう。


IELTSテスト全般にいえることですが、リスニングの問題もテストが進むにつれ、

単語や表現が難しくなり、問題も高度になります。
 

▮ 4つのセクション 各10問、全部で40問

テストは4つのセクションから成り立っています。セクション1とセクション2では、

一般生活における場面設定、セクション3と4では、学術的な話や教育場面での

スキットが英語で語られます。


設問は各セクションごとに10問、全部で40問出題されます。 40問を30分で解き、

その後与えられる10分で全ての答えを解答用紙に書き写す構成になっています。
 

▮ リスニング試験の流れ (指示は全て英語です)

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時間        30分 + 10分(最後に記入時間)
問題数40問
セッション数4セクション


IELTSリスニングセクションの各セクションの内容

セクション 1ダイアログ・書き取り
セクション 2モノローグ・選択
セクション 3教育や勉強の場における2〜4人の会話について
セクション 4大学の講義を聞いて設問に答える



IELTSリスニングはIELTSテストの中で最も勉強に時間がかかるセクションと言えます。
リスニングは一長一短では伸びません。毎日の積み重ねが大切です!

5分でわかる!  Task1によくでる図表

Task1の表やグラフを説明させる設問は他に類を見ないIELTSの特徴!

 
IELTSライティング Task1は、図やグラフなどのデータから情報読み取りと描写がテーマです。 そしてその情報が表す差異や傾向と具体的な数字やデータをもとに論証しエッセイを完成させます。
表やグラフをまとめるといった客観的情報を効果的にまとめるエッセイを作成やることが決まっているため、準備がしやすく、意外と簡単ではある半面、出題内容が棒グラフ、円グラフ、表(テーブル)、などバラバラで、それらが1つの時もあれば、複数のこともあり、また、同一年でのデータの時もあれば、時系列での比較を問われることもあります。
また、機械、道具や装置などの写真が与えられ、それらの構造を解説したり、どのように機能するかなどを説明する問題もあります。
さあ、それではどんな図表やグラフが出題されるか見てみましょう。
まとめると以下の2タイプに分かれます。
 

▮ Type 1  図やグラフなどデータの分析

 
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 ▮ Type 2  物事の手順や仕組みの解説

 
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5分でわかる! Task1 body(本論)で点数稼ぎ

▮ ライティングTask 1   body(本論)で点数稼ぎ!

 
 
前回コラム IELTSライティングTask 1  イントロダクション コツは「言い換え」!で書き出し部分(イントロダクション)について述べましたが、今回は本文(body)と結論(conclusion)について説明します。
重複しますが、通常Task1のエッセイは下記のような三段落構成で作成します。
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第1段落:イントロダクション(導入)

ここでは与えられている表やグラフ、チャートといった図が何を表しているか、といった点を簡潔に述べます。
Example:
The chart shows the production of wine in French, Italy, Australia and Japan in 2003.

 

第二段落:ボディ(本論)

 
この段落では今回のエッセイのメインアイデアとなる、表やチャート、グラフとった図から読み取れる特徴を述べます。その際、差異や傾向といった細部まで説明することが求められます。その際、よりスムーズな文脈にするために、接続詞や指示語などを活用することも重要です。
 Example:
The French is the largest wine producer of the four countries, producing 98 billion liters in 2003. Italy comes second with about 78 billion liters. This figure is almost half that of the Australia.
 

第3段落:コンクルージョン(結論)

通常イントロダクションで述べたことを言い換えて結論付けます。
Example:
The char compares the production of wine in four countries, French, Italy, Australia and Japan. To summaries, French is the country which produces the most wine.
 

結論はなくてもよい

Task 1 のエッセイは、必ずしも結論を必要としません。(Task 2は必須)。しかし、結論を書くことができれば、エッセイの質は上がります。ふさわしい結論を思いついたら、Task 2の回答を終えた後又は20分の時間に余裕があったら、結論を書くようにしましょう。

簡単なスコアアップのコツ! イントロダクションは「言い換え」で十分

タスク1は2つのパートから成ります。タスクの見出し、あるいはトピックが提示され、指示文がその下に続きます。タスク指示文は常に同じで、以下のとおりです。

<赤枠が指示文になります>
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(主な特徴を選び記述することによって情報を要約し、妥当な場合には比較しなさい)

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指示に従い、タスクの見出しと図解から読み取った情報で、まず、導入パラグラフ(イントロダクション)を書き出します。

▮ 導入パラグラフ(イントロダクション)

グラフ・図表が何を表しているのか1,2文で表現します。たいていの場合が設問の言い換え(paraphrasing)になります。指示の第1文の単語をいくつか流用したり、同義や類義の表現を知っていれば、導入パラグラフを早く書き上げることができます。

以下は、タスク指示の「言い換え」例です。
The chart shows the time spent by UK residents on different types pf telephone calls between 1995 and 2002.

時間短縮を意識しすぎて指示書をそのままコピーすることは避けてください


IELTS試験管はタスク指示書のコピーを評価しないと言われています。

グラフや図表でよく使われる「同義語」「類義語」を覚えておきましょう。
graph → chart ,  show → illustrates, 
the unemployment rates → the proportion of unemploymentと同じ意味です。

from 1995 to 2002 (又はfrom 1995-2002) はbetween 1995 and 2002 と言い換えます。 
★ 導入パラグラフ:  書き出しサンプル をいくつも覚えておきましょう。

The line graph shows information about …
The pie chart illustrates the number of …
The bar graph gives data of …
The table provides the percentage of …
The diagram illustrates the process of …
The graph/table shows/indicates/illustrates/reveals/represents…
It is clear from the graph/table…
It can be seen from the graph/table…
As the graph/table shows,…
As is illustrated by the graph/table,…
From the graph/table it is clear….

簡単なスコアアップのコツ! 「時間配分」と「取り組み方」

▮ 時間配分がとても重要!

IELTSで一番難しいと言われるのがライティングセクションです。

しっかりと準備をすればある程度高得点が取り易いのもまた、ライティングです。
IELTSライティングで苦戦している人の多くは「時間配分」が上手くいっていません。
ある程度エッセイに自信がある人も「時間」との戦いに負けてしまうようです。
さて、IELTSライティングセクションでは、理想的には、

Task 1に20分、Task 2 に40分

の時間配分が必要です。 どちらから始めてもいいのですが、Task 2はTask 1 に比べ配点が2倍になるのでTask 2から始める受験者が多いようです。

Task 1 (表やグラフの説明)とTask 2(与えられたトピックについてエッセイを書く)では問題のタイプが違うので、受講者によっては、Task 2よりTask 1の方が難しいと感じるかもしれませんし、その逆もあるでしょう。
どちらからでもいいので自分がやりやすい方から始めてください。

▮ 時間を計って練習しよう

ある程度ライティングの基礎ができてからは、問題集に取り組んでください。 問題集を選ぶ際は模範解答があるものを選んでください。 解答の中にはスコアの低いものもあるので解答の質にも注意を払って問題集を選びます。
IELTSは時間との戦いです。ネイティブでさえ、時間内でエッセイをきちんと書けない難問です。
そこで問題集を使った学習では、必ず時間を計って取り組むことが大切です。
目標スコアによりますが、難しい単語や言い回しで余計な時間を使わず、時間内で文章を完成させることに集中しましょう。

▮ タスク1の時間配分

ライティングセクションのタスク1は図や表、グラフを説明する必要があります。
タスク1の図や表を説明する問題は数ある英語テストの中でもIELTS最大の特徴の一つで、慣れないと難しいセクションです。
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その理由は、このタスクは主観的な自らの意見を一切入れることができないからです。出題された図やグラフなどから、「最も重要な特徴やデータ」を読み取る分析力が必要です。そしてその情報が表す「差異や傾向」と具体的な数字やデータをもとに論証しエッセイを完成させなければなりません。

Task 1  取り組み方と時間配分 

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▮ タスク 2 の時間配分

Task 2 では、与えられたトピックについてエッセイを書きます。 テストの初めに2つのTask両方に目を通します。そうすることでTask 1を進めながらTask 2 についても考えながらできます。

Task 2    取り組み方と時間配分

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5分でわかる! ライティングセクション採点基準

▮ 4つの採点基準に沿って学習する!

 
IELTSライティングはリーディング・リスニングと違い、
目に見える正誤数によってバンドスコアを決めることができません。
「どのくらいできたら、スコアいくつ」というのがわかりづらく、練習していても、
自分のレベルがどれくらい良いのか悪いのか判断できずあいまいです。
しかし実際のテストでは、ライティングにはそれぞれ4つの採点基準が設けられているので、
それに沿って学習することで「何を」「どのように」書けばいいのかはっきりします
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タスク1      タスク達成力

タスクに則して、最低150語の長さでどの程度上手に要求を満たしているかを評価します。指示された情報の要件を認知し、要約し、エッセイで適切・正確に伝えることができているかを評価します。
 

タスク2      タスク対応力

タスクに則して、最低250語の長さで要求をどの程度上手に満たしているかを評価します。エッセイの中で、問題への姿勢や自らの立場を明快に位置付けているか?見解はトピックに則しているか? 意見表明に裏付けや視点はあるか? アイディアを支える根拠や、実体験が盛り込まれているか? などです。
 

タスク 1&2    首尾一貫性とつながり

内容が明快で、なめらかに書かれているかを評価します。情報とアイディアと言葉をうまく操ってエッセイをまとめているか?内容は論理的で、意味を成しているか? 構文や文脈づくりで多様なテクニックが使われているか?などです。
 

タスク 1&2     豊富な語彙

豊かな語彙をもっているか、出題されたタスクのためにそれを適切かつ正確に使いこなしているかが評価されます。同じ単語を反復使用していないか、情報やアイディアを表現するのに適切な単語を使っているか? などです。
 

タスク 1&2    文法知識と正確な運用

多様な構文を採用し、しかも正確に使っているかを判定します。文法知識をいかしてどの程度長い文章を書き、どの程度複雑な内容を盛り込んでいるかに着目し、文章のレベルを評価します。多様な構文を、正確に適切に使いこなせているかを見ます。
 
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5分でわかる! IELTS ライティングテストとは

▮ テスト時間は60分で2つのエッセイを書く

リスニング、リーディングについで、3番目がライティングテストです。
ここでは、受験者が、書いた英語でどの程度効果的にコミュニケーションをとれるか判定します。
テスト時間は60分で、2つのタスクから成り、両方のタスクに解答しなければなりません。

テストの初めに、2つのタスクが出題されているA4サイズの問題冊子が渡されます。
その問題冊子に、直接答えを書きます
タスクは順番に取り組む必要はなく、タスク2から先に初めても構いません。
実はTask 2の配点比率が高いのでTask 2から解答することをお勧めします。

どちらのタスクも、大学で提出する課題を前提にしているので、
文章のスタイルや表現はアカデミックなレベルのものが求められます。
TOEFLのようなタイピングではなく手書きなので、
採点官が読めるように丁寧に書くことも大切です。

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 ▮ タスク 1     情報を正しく伝える

タスク 1 ではグラフや説明図、フローチャートなどが示されて、そこから数値など
情報を読み取り、要約したり関係を比較したりしたことを書きます。
ポイントは、伝えるべき大切な情報が何かを分析し、
それを150語以上で説明することです。
客観的な立場で事実だけを書くことが大切で、
図表から読み取れないことや自分の意見を書くことはやめてください。

◆ タスク 1 の問題例

イギリス人男女の、家事の役割分担を棒グラフで示したものです。
このグラフについて150語以上で説明しなさい。

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▮ タスク 2 自分の考えを述べる

タスク 2 では、トピック 1 と違い、
自分の意見を述べる250語以上のエッセイが求められます。
意見そのものの良し悪しを採点するわけでなく、
ライティング力を評価しますので、どんな意見でも構いません。
主な問題形式は、「〇 〇 について自分の意見を述べなさい」 「〇 〇 についてあなたは賛成ですか? 反対ですか?」
「〇 〇 について有利な点、不利な点について述べなさい」といったものです。

◆ タスク 2 の問題例

マスコミュニケーションと交通機関が拡大している中、
社会は益々、グローバリゼーションを加速させています。
人々の中には、それぞれの社会が持つ文化的アイデンティティーが失われるのは明らかである
といった恐れを抱く者もいます。
この意見にあなたは賛成ですか? 反対ですか?  250語以上で述べなさい。

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◆ よく登場するトピック

Education & Learning  (教育と学習)    The arts (芸術)
The environment (環境)                Animal welfare (動物保護)
Mass media (マスメディア)             Population growth (人口増加)
Human relations (人間関係)              Health (健康)
Crime (犯罪)                              Tourism (観光)
Technology (テクノロジー)           Employment (雇用)
Culture (文化)                  Retirement (退職)

ライティングはスピーキング同様、自分が伝えたいことを
英語で自在に表現する力があるかが問われます。
その具体的な対策法は ① 採点基準に従って、②書きまくる
そして③添削(指導)してもらうことです。
過去問、類似問題を使い、何度も間違いを繰り返し、それを正していきましょう。
そのプロセスを経ることがスコアにつながります。

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