▮ IELTSリーディング(General) レッスン 教材サンプル
IELTS 頻出問題タイプの分析と対策
Matching 情報を一致させる問題
実践を想定した文章量のパッセージを使って問題にチャレンジ!
講師からの解説と解答評価
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1 ~ 32 READING PASSAGE 1 ~ 3 を使った実践レッスンになります
読解テクニックを解説していきます。
・・・ここでは 「スキャニング」を解説しています。
□ 短めのパッセージを使い読解テクニックを使って問題にチャレンジ!
□ 読解テクニック(ここではスキャニング)を使っての解答プロセスを解説します。
設問から解答に必要な「キーワード」を見つけます
□ 設問のキーワードを使いパッセージから解答を見つけ出します。
□ 最後に今日のレッスンの評価となります。
◆ レッスン教材は、レッスン受講時に講師から受け取りください。
リーディングテストは、IELTSの4分野のうち、2番目のテストです。
ここで試される能力とは、以下の2つです。
1)速く読んで、答えとなる言葉を見つけ出す能力
2) 書かれている内容を理解して、質問に的確に答える能力
3つの別々のパッセージ(課題文)を読み、60分間で合計40問に答えます。
各パッセージの長さは、 750〜900語くらいで、A4サイズ用紙で2枚弱程の文章量です。
3つのパッセージを合わると、全体で2,000〜2,500語になります。
どのパッセージから始めてもよく、60分の時間配分は自由ですが、おおよその目標としては、
1つのパッセージを20分で終わらせ次のパッセージに進むようにします。
出題されるパッセージは、本や雑誌、新聞からの引用で、
専門家向けに書かれたものを、一般向け紹介するような文章です。
内容は大学、大学院レベルのアカデミックなもので、社会科学、自然科学、
環境問題、地学、生物、歴史、など幅広い分野から出題されます。
リーディングテストもほかの分野のテスト同様、先へ進むほど問題は難しくなります。
3つのパッセージのうち1つは論文形式の文章で、このパッセージが一番難しくなります。
リーディングは、日本人の平均スコアが一番高いのも関わらず、
時間が足りなくて困っている人も多いのが特徴といえます。
20分で1つのパッセージを読んで13〜14問の設問に解答するためには、
タイムマネジメントが必要不可欠です。
それには、基本的な「英文読解力」だけでなく、
「解答する順番を判断する能力」と「問題を分類する能力」
を身に付ける必要があります。
リーディングテストの40問は全て配点が同じです。
つまり、難しい問題よりも簡単な問題から取り掛かる方が合理的です。
そこで、「解答する順番を判断する能力」が必要になります。
また、問題の中には、パッセージ全体を問う問題もあれば、一部分だけを問う問題もあります。
そこで「問題を分類する能力」があれば、
スキミングの問題なのか、スキャニングの問題なのかがわかり、
解答に余計な時間を省けます。
この3つの力を養うことができると、どこをしっかりと読むべきか、
そしてどこを流し読みするべきかというメリハリがつくようになります。
当然解答スピードも速くなります。
ほかの分野同様、リーディングテストのバンドスコアは、1から9まで0.5刻みで採点され、
4.0 / 4.5 / 5.0 / 5.5 といった点が付きます。
テストは40問から成り、1問正解につき1点が与えられます。
40問であなたが獲得した最終的な得点は、変換表を使って、
1から9までの0.5点刻みのバンドスコアに換算されます。
下に示したのは大まかな目安です。
テストによって換算は異なりますし、実際のテストが確実にこのとおりに行われるとは
断定できませんが、勉強の進み具合を測る指針として役立ててください。
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IELTSライティングテストでは、「スキミング」と「スキャニング」で解答できてしまう問題が多く出ます。 この2つは長文読解のテクニックで、スキミングは文全体を、重要な部分をすくい取るように読んで大意を把握する方法、スキャニングは特定の情報を探し出すような読み方のことです。
設問を読んだら、まずスキミングです。具体的には、第一段落全体と各段落の冒頭を読んで、全体の概要を掴みます。次にスキャニングです。設問のキーワードが出ている箇所を探しながら、やや早めに読み、それが見つかったらそこを丁寧に読むのです。そのうえで、該当する問題に答え、またパッセージを読み進みます。
このようにして、パッセージ中に出てくる順番で問題に答えていくのが基本です。ただし、時間が足りない方の場合は、最初のスキミングを割愛し、設問を確認した後にスキャニングをして問題に答えていく方法を取るようにしてください。
答えが書いてあるところを見つけるためには、設問文中のキーワードをパッセージ中に見つけることがカギになります。
パッセージにとりかかる前に、設問を読み、解答のカギとなりそうなキーワードに丸をつけます。そしてパッセージを読むときには、それらのキーワードおよび同義語や反対語を意識してください。その周辺に設問の答えが含まれていることが多くあります。
キーワードとなる単語は2種類あります。一つは、人や会社などの名詞、年代、国や地域の名詞など、言い換えが不可能なものです。固有名詞は大文字で始まりますし、年代は数字で書かれているのですぐ見つかります。ほかの単語に置き換えられないことも、この種のキーワードを探しやすいポイントです。
もう一つのキーワードは一般的な単語(一般名詞、形容詞、副詞など)です。この場合は同義語などに置き換えられている可能性が高いので、それを知らないと、パッセージ中にそれに該当する箇所、つまり解答が書かれている箇所をなかなか見つけられないとこになります。
アカデミックな英文テキストでは、各パラグラフが1つずつ主題をもっています。多くの場合、パラグラフの最初の文がその主題を述べています。それに続く文章で、主題を支える細部や理由、実例や証拠が提示されます。パラグラフの最後の文が、その要約や結論になっていることもあります。
特定のパラグラフに繰り返し登場する単語は、そのパラグラフのトピックの概要を担っていることが多いので注目しましょう。通常、1パラグラフは1つの主題を提示していますが、ときどき1つの主題が、2つ以上のパラグラフにわたって展開されることもあります。そうした場合、複数のパラグラフで繰り返し登場する単語が主題を探る目安になります。