IELTS対策コラム

IELTS スピーキングで評価される4つの採点基準とは?


「スピーキングで評価される4つの採点基準とは?」


IELTSスピーキングテストは、「ただ英語が話せれば高得点が取れる」と思っていませんか?実は、試験官は明確な4つの採点基準に沿って評価しています。この基準を理解し、対策をすることで、スコアアップに直結します。

今回は、受験者が知っておくべき4つの採点基準と、それぞれの対策ポイントを分かりやすくご紹介します。



✅ 1. Fluency and Coherence(流暢さと一貫性)

何が見られている?

  • 話が途切れずスムーズに続いているか
  • アイデアが論理的につながっているか

対策のコツ

  • 間を恐れず、考えるときは “Let me think…” など自然なつなぎ言葉を使おう
  • 一文一文を短くし、話の流れを明確にしよう




✅ 2. Lexical Resource(語彙力)


何が見られている?

  • 多様な語彙を使えているか
  • 文脈に合った正しい単語選びができているか


対策のコツ

  • 同じ表現を繰り返さないように言い換え(パラフレーズ)を意識
  • 自分の興味分野やIELTS頻出トピックの単語を事前に覚えておく




✅ 3. Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)


何が見られている?


  • 文法ミスの少なさ
  • 幅広い文構造(複文・条件文・関係詞など)を使えているか


対策のコツ

  • 文法の基本ミス(時制、冠詞、主語と動詞の一致)を見直す
  • 簡単な構文だけでなく、少し長めの複文に挑戦しよう




✅ 4. Pronunciation(発音)


何が見られている?

  • 伝わりやすい発音か
  • ストレス、イントネーション、リズムが自然かどうか


対策のコツ

  • 単語単位ではなく、センテンス全体の音読練習をしよう
  • ネイティブの音声を真似する「シャドーイング」がおすすめ




最後に


4つの評価基準は、バランスよく鍛えることが大切です。特に独学では見落としがちな「一貫性」や「イントネーション」も、日頃から意識して練習しましょう。IELTSスピーキングは“完璧な英語”よりも、“自然で伝わる英語”がカギです。

次回のレッスンでは、これらの基準を意識して自己紹介の練習から始めてみてください!



📘 My Tutorでは、これらの採点基準を踏まえたフィードバックつきレッスンを提供中です。講師と一緒に、スコアアップを目指しましょう!




試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

IELTS スピーキング スコアアップのコツ!


🔹全体戦略/共通スキル編

  1. スピーキングで評価される4つの採点基準とは?
  2. 間を怖がらない!沈黙との上手な付き合い方
  3. 文法ミスを恐れずに話すための「割り切り力」
  4. 語彙を増やすより「使える単語」を磨こう
  5. パラフレーズ力をつける!言い換え練習のすすめ
  6. 高得点者が使う接続語ベスト10(自然に話をつなげるコツ)
  7. 英語で話す「型」を持とう!万能フレーズ集
  8. 自分の経験をネタ帳にする!IELTS用エピソードストックの作り方
  9. アクセントよりも「明瞭さ」!通じる発音を目指すには
  10. スピーキング練習の録音→振り返りのやり方




🔹Part 1 対策編(自己紹介・日常的な質問)


  1. Part 1の定番質問&答え方テンプレート
  2. 「Yes / No」で終わらせない!話を広げる一言テクニック
  3. 自然なイントネーションで好印象を!
  4. 自分の趣味を“英語で語れる”ようにするには?
  5. どんな話題にも対応!自分の「好きな○○」ストーリーを準備しよう


🔹Part 2 対策編(1〜2分のスピーチ)


  1. ストーリー型スピーチの3ステップ構成法
  2. 1分間の準備時間の活用術(メモの書き方)
  3. 自信がなくても2分間話し続ける方法
  4. Part 2でよく出るお題ベスト10&使い回せるネタ集
  5. 過去の出来事を語るコツ(時制と描写を使いこなす)



🔹Part 3 対策編(抽象的な質問・意見)


  1. 質問にすぐ答えず「考える間」をつくるフレーズ集
  2. 意見+理由+例(ORE法)で話を組み立てるコツ
  3. 難しいテーマでもなんとか乗り切るための「一般論」フレーズ
  4. 社会問題を語るときの語彙と表現
  5. 比較・対比を使って内容に深みを出すテクニック




🔹実践・マインドセット編


    26. スピーキング模試を最大限活用する方法

    27. 面接官との会話を「緊張せずに」進める心構え

    28. 毎日のスキマ時間でできるスピーキングトレーニング

    29 自分の弱点分析→対策プランの立て方

    30.  本番5日前からやるべきスピーキング集中対策



    試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

    IELTSスピーキング スコアアップのコツ! Part 2「1分スピーチ」を“ストーリー化”


    IELTSスピーキングの中でも、Part 2は多くの受験者が苦手とするパートです。

    1分間の準備時間で2分間話し続ける必要があるため、「何をどんな順番で話すか」によってスコアが大きく変わります。

    では、どうすれば高得点につながる**“まとまりあるスピーチ”**ができるのでしょうか?




    ✅ コツは「ストーリー構成」で話すこと!



    スピーチをエピソード仕立てにすると、以下の点で評価が上がります:

    • 話の展開が自然になる(Fluency & Coherence)

    • 単語や文法を柔軟に使える(Lexical Resource / Grammatical Range)

    • 聞き手にとってわかりやすくなる(Pronunciationも含め)



    🧩 使えるストーリー構成テンプレート



    以下のような順序で話すと、内容にまとまりが出ます:

    1. When & Where(いつどこで)

    2. Who was involved(誰が関わった)

    3. What happened(何が起きた)

    4. How you felt / Why it was memorable(感情や印象)



    🎙️ 例題:


    Describe a memorable trip you took.



    👉 回答例構成:

    1. Last year, during spring break, I traveled to Kyoto with my best friend.

    2. We had been planning the trip for months and were very excited.

    3. We visited famous temples like Kiyomizu-dera, enjoyed traditional sweets, and even wore kimono.

    4. What made it truly memorable was the unexpected snowfall — it turned everything magical. I’ll never forget the peacefulness of the snow-covered temple grounds.



    🛠️ 練習のコツ

    • 1つの構成を使い回す練習をしましょう(質問が変わっても同じフレームで話せる)

    • スマホ録音して聞き返すことで、内容の流れを確認

    • 必ず「感情」や「理由」を入れて、話に深みを持たせる



    Part 2は“暗記英語”より“語る英語”が鍵です。

    ストーリーの力でスコアを伸ばしましょう!



    試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

    IELTS スピーキング スコアアップのコツ! 「完了形」


    評価基準:「完了形」


    IELTSスピーキングでは、「文法の幅と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)」が重要な評価ポイントの1つです。その中でも、**完了形(present perfect / past perfect)**を自然に使えるかどうかは、バンド6.0以上を目指す受験者にとっての重要なカギです。




    ✅ なぜ「完了形」が大切なの?

    完了形を使うことで、現在と過去のつながり出来事の背景を説明できます。これは、日常英会話よりも一段階レベルの高い表現力とみなされ、試験官に文法力の幅をアピールする絶好のチャンスになります。




    🎯 よく出る質問と完了形の活用例

    Q: Have you ever traveled abroad?

    Yes, I’ve been to Canada twice. I went there for a study program when I was in high school.

    ➡ 「I’ve been to Canada」のように現在完了を使うことで、「これまでの経験」を自然に伝えられます。



    Q: Do you like reading books?

    Yes, I’ve recently finished a novel by Haruki Murakami. It was really interesting.

    ➡ 「I’ve recently finished」のように、現在に近い過去の経験を現在完了で表現すると、文に深みが出ます。



    💡 試験官の視点

    試験官は以下のような点をチェックしています:

    • 単純な現在・過去だけでなく、完了形を含めた文法のバリエーションがあるか
    • **正しい語順や助動詞の使い方(have / has / had + 過去分詞)**ができているか
    • 意味がクリアで、自然に会話の流れに組み込まれているか



    📝 最後にアドバイス


    完了形は、正確さと自然さの両立がポイントです。使えばいいというわけではなく、文脈に合った形で使うことが評価につながります。過去の経験や最近の出来事を話す時には、積極的に「have + 過去分詞」を使ってみましょう!


    試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

    IELTSスピーキング試験攻略!語彙力の鍵は「Connotation」の使い方

    IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Connotation

    Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(D)


    状況にふさわしい言葉を選んで使うことができるか(connotation)」


    単語は3つのconnotation (negative, neutral, positive)のどれかに当てはまります。


    受験者が好意的(positive)な意味で使った単語がネガティブな単語であったりすると、

    語彙力の不足と判断されてしまいますので注意が必要です。


    例えば、「あまり動かない人」について話すときに「lazy」とするか、「inactive」とするか、「laid-back」とするかでニュアンスが変わってきます。そのニュアンスを理解したうえで使えているかどうかが試されます。


    また、友人の体系(body )について話すときに「She is thin」と言えば、試験官は痩せているとだけ理解します、thinは、それ以上の表現ではありませんが、「she is skinny」と言うと、友人が痩せすぎている(から心配だ)とネガティブな発言と理解してしまいます。 一方で「she is slim」と言えば、あなたが友人の体系を好意的(positive)に思っていると理解します。



    ■ IELTSでなぜ重要?

    IELTSスピーキングでは、「語彙の豊かさ(Lexical Resource)」の一環として、語彙の使い方の正確さと自然さが評価されます。
    特に、文脈にふさわしいconnotationを持つ語彙を使えるかどうかは、バンドスコア7以上を目指す上で重要なポイントです。



    ■ 具体例で理解しよう!


    例1:旅行について話す場面


    質問:What kind of places do you like to travel to?
    ✗ 不適切な例:

    I like to travel to cheap places because I don’t want to spend much money.
    → “cheap” は「安っぽい・質が悪い」というネガティブな含みを持つことがあり、やや不適切。

    ✓ 適切な例:

    I prefer to travel to affordable places because I try to keep my expenses low.
    → “affordable” は「手ごろな価格で良いものが得られる」というポジティブなconnotation。



    例2:人の性格を説明する場面


    質問:Describe a friend you admire.
    ✗ 不適切な例:

    He is very childish sometimes, but he makes me laugh.
    → “childish” は「子供っぽくて未熟」というネガティブな意味合い。

    ✓ 適切な例:

    He is very childlike, always curious and full of energy, and he makes me laugh.
    → “childlike” は「純真で無邪気」というポジティブなconnotation。



    ■ 試験対策のヒント


    • よく使う形容詞や動詞の類義語とそのニュアンスを学びましょう
      例:angry → annoyed(軽い)/furious(強い)/irritated(イライラ)
    • 例文ごと覚えて、使い分けの感覚を養いましょう
    • ネイティブのスピーチやYouTubeの会話などで語感に慣れるのも効果的です




    ■ まとめ

    IELTSスピーキングで高得点を狙うには、**語彙の量だけでなく「質と使い方」**が重要です。
    同じ意味でも、文脈に合ったconnotationを持つ語を選べることが、自然な英語運用力として評価されます。



    Connotation (含意) の例


    試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”



    IELTSリーディング 完全攻略


    【IELTSリーディング 完全攻略】


    IELTSリーディングテストは時間管理が重要です。できるだけ効率的に問題を解くためのポイントをご紹介します。


     IELTSリーディングテストの概要

    IELTSのリーディングテストは、アカデミック・モジュール(以下アカデミック)とジェネラル・トレーニング・モジュール(以下ジェネラル)で出題形式が異なります。

    アカデミックとジェネラルの両方で試験時間は60分、全40問です。設問の難易度や内容に差はありますが、どちらを受験しても公平にスコアが算出されるよう設計されています。


    ┃ アカデミックのリーディングテスト

    アカデミックでは900~1,000語程度のパッセージが3つ出題されます。ジェネラルよりも難易度が高く、選択式問題の割合が多い傾向があります。

    難易度が高い分、必要な正答数は少なく設定されています。例えば、バンドスコア6.0を獲得するには、23問以上の正解が求められます。


     ジェネラルのリーディングテスト

    ジェネラルでは900~1,000語程度の長文1つと、約500語の短いパッセージ4つが出題されます。アカデミックよりもやや難易度は低いですが、記述式問題が多く、スペルミスなどに注意する必要があります。

    また、問題の難易度が低い分、高得点を取るためにはより多くの正答が求められ、バンドスコア6.0を取るには、30問以上の正解が必要です。


     リーディングテストで役立つテクニック5選

    試験本番で役立つ解答テクニックを紹介します。IELTSリーディングテストの時間不足を防ぐため、これらの方法を活用してください。


    ①長文ごとに時間を設定して解く
    アカデミックでは60分で3つの長文、ジェネラルでは60分で1つの長文と4つの短文を解く必要があります。それぞれの長文に20分、短文には10分の時間制限を設け、時間内に終わらなかった場合は次に進むことを意識しましょう。


    ②設問を先に読む
    本文を読む前に、設問に先に目を通し、どのような内容が問われるかを把握します。これにより、どこに注目して読めばよいかがわかり、効率的に解答できます。


    ③キーワードにマークをつける
    人物には○、時間表現には二重下線、場所には△、出来事には□など、独自の記号をつけることで、後で該当部分を見つけやすくなります。


    ④わからない問題も埋める
    答えがわからない問題でも、空白のままにせず何かしら記入することが重要です。空欄のままでは確実に不正解ですが、記入することで正解する可能性があります。


    ⑤横線を使って訂正する
    試験では、書き間違えた部分は横線で訂正することが認められています。消しゴムを使うよりも時間を節約できるため、横線を活用することをおすすめします。


     まとめ
    IELTSリーディングテストは、時間配分が成功の鍵です。本記事で紹介した5つのテクニックを活用し、素早く正確に解答できるよう練習してみてください。皆さんのIELTS試験の成功を応援しています。

    IELTS リーディング アカデミックの問題形式 「Sentence Completion」 完全攻略


    「Sentence Completion(文章穴埋め問題)」の攻略解説とTIPS

    Sentence Completionとは?


    この問題形式では、与えられた文章の空所を埋める適切な単語やフレーズを、パッセージから探して記入します。制限語数(例: One WORD or NO MORE THAN TWO WORDS)に従って解答する必要があります。

    問題番号の若い順番で本文に答えが出ていることが圧倒的に多いです。また答えは、本文から丸写しのため、スペルに自信のない方でも大丈夫です。



    攻略方法:


    1. 指示を正確に読む

    • 制限語数(1語のみ、2語または数字を含むなど)を必ず確認します。
    • 本文から単語をそのまま抜き出して答える。品詞を変えたりしない。
    • 指示を守らないと得点になりません。


    2.  問題文を先の読む ー キーワードを特定する

    • 問題文を先に読む。 空所前後の文脈を読み、キーワード(人物名、年、専門用語など)を把握します。
    • キーワードを使ってテキスト内の該当部分を見つけます。


    3. 文法を考慮する

    • 空所に適合する文法形式(ほとんどの場合)を予測します。
    • 文法的に正しく、文意に合う単語を選びましょう。


    4. 同義語を意識する

    • 問題文とパッセージ内の語句は同じとは限りません。同義語やパラフレーズに注意してください。




    例題と解説:


    例題:

    パッセージ(抜粋):
    “The recent study conducted by Dr. Smith revealed that a balanced diet can significantly improve cognitive functions in children under the age of 12. The research emphasizes the importance of including omega-3 fatty acids found in fish for brain development.”


    問題文:
    1. Dr. Smith’s study highlights the role of a __________ diet in enhancing children’s brain functions.
    2. The research stresses the necessity of __________ for brain growth, which can be sourced from fish.



    解答ヒント:


    問題文1のヒント:

    • 「diet」がキーワード。
    • 「a __________ diet」の空所には形容詞が入る。
    • パッセージには「a balanced diet」とあるため答えはbalanced


    問題文2のヒント:

    • 「brain growth」と「fish」に関連する語を探す。
    • パッセージに「omega-3 fatty acids found in fish」とあるため答えはomega-3 fatty acids




    解答:

    1. balanced
    2. omega-3 fatty acids




    TIPS:


    1. 制限語数を守る
      「NO MORE THAN TWO WORDS」と指定されていれば、解答は1~2語に限定します。

    2. パラフレーズを活用
      同義語や言い換えの表現に注意して、該当箇所を素早く見つけます。
      例: “improve cognitive functions” = “enhance brain functions”

    3. 文脈を利用する
      空所の前後を確認し、文意に合った単語を選びます。

    4. 順序に従う
      このタイプの問題は通常、テキスト内の情報が問題の順序通りに配置されています。

    5. 不要な単語を追加しない
      答えはできるだけシンプルに、指定された単語数に従います。




    Sentence Completionは、読むスピードと正確さが鍵です。これらのポイントと例題を参考に、練習を繰り返してスキルを磨きましょう!


    IELTS リーディング アカデミックの問題形式 「Summary Completion」 完全攻略


    「 Summary Completion (要約完成問題)」の攻略解説とTIPS


    Summary Completionとは?


    要約完成問題は、パッセージ全体または一部を要約した文章が提示され、そこに空所が設けられています。受験者はパッセージから適切な単語を選び、空所を埋めて要約を完成させます。制限語数(例: NO MORE THAN TWO WORDS AND/OR A NUMBER)に従う必要があります。

    問題番号の若い順番で本文に答えが出ていることが圧倒的に多いです。また答えは、本文から丸写しのため、スペルに自信のない方でも大丈夫です。




    攻略方法:


    1. 指示を確認する

    • 制限語数(例: NO MORE THAN THREE WORDS)を正確に守ること。
    • 本文から単語をそのまま抜き出して答える。品詞を変えたりしない。
    • 指示を守らない場合、正答でも不正解扱いになります。

    2. 空所の前後を読む

    • 空所の前後の文脈から適切な語句を予測します。
    • 必要な情報は通常、要約の順序通りにパッセージに現れます。

    3. 同義語や言い換えに注意

    • パッセージ内の語句は要約文で同義語やパラフレーズに変えられていることが多いです。

    4. 問題文を先に読む 

    • 問題文に出てきたキーワードや固有名詞をヒントにパッセージを特定し、慎重に精読して正確な情報を見つけます。

    5. 文法と意味をチェック

    • 空所に入れる単語が文法的に正しいか確認します。
    • 文の意味が自然になるように注意しましょう。




    例題と解説:


    例題:


    パッセージ(抜粋):
    “The study of urban ecosystems has revealed significant effects of human activity on biodiversity. Cities often cause habitat loss, but they also create opportunities for certain species to thrive. Green roofs and urban gardens, for example, provide essential habitats for pollinators such as bees and butterflies.”


    問題文:
    Summary: Human activities significantly impact biodiversity in cities. While urbanization can result in __________ (1), it can also offer benefits for some species. For instance, green roofs and urban gardens support __________ (2) like bees and butterflies.




    解答ヒント:


    1. 空所(1)のヒント:

    • 空所の直前に「urbanization can result in」とあるため、「都市化がもたらす結果」を探す。
    • パッセージには「Cities often cause habitat loss」と記載されているため、答えはhabitat loss


    2. 空所(2)のヒント:

    • 「support」の対象となる語句を探す。
    • パッセージには「pollinators such as bees and butterflies」とあるため、答えはpollinators




    解答:


    1. habitat loss
    2. pollinators




    TIPS:


    1. 指示を必ず守る
      制限語数や数字の扱い(例: 数字はそのまま記入するか、スペルアウトするか)を確認しましょう。

    2. キーワードを特定
      空所の前後のキーワードをもとに、パッセージ内の該当部分を素早く見つけます。

    3. 同義語を意識する
      要約文では、パッセージの言葉がしばしば同義語や異なる表現に置き換えられています。
      例: “habitat loss” = “destruction of living spaces”

    4. 文法の一致を確認
      空所に記入した語句が文法的に正しいかを確認してください。特に複数形や冠詞に注意します。

    5. 順序を活用
      要約文はパッセージの情報が順序通りに出てくることが多いため、該当箇所を効率的に探せます。




    練習の重要性

    Summary Completionはパラフレーズや文法的正確性を重視するため、実践練習でスキルを磨くことが得点アップの鍵です。この攻略法を参考に、効果的に準備を進めましょう!

    7. Mixed Charts(複合グラフ)   模範解答と解説 


    The mixed charts illustrate the monthly rainfall (in millimeters) and water usage (in percentages) in a certain region over the course of a year. The data highlights the relationship between rainfall patterns and water consumption.

    Rainfall shows a clear seasonal variation, peaking in July at 180 mm and reaching its lowest level in February at 65 mm. The trend indicates higher precipitation during the summer months, with consistent levels above 150 mm from June to August. In contrast, rainfall remains below 100 mm during the winter and early spring months.

    Water usage mirrors the rainfall pattern, with the highest consumption observed in July at 70%. This is likely due to increased agricultural activity, irrigation demands, and recreational water usage during the rainy season. Conversely, water usage is lowest in February at 25%, coinciding with the driest month.

    The relationship between rainfall and water usage suggests that precipitation significantly influences water demand. During periods of high rainfall, water is more readily available for both agricultural and domestic use. In drier months, lower usage may reflect either conservation efforts or reduced water supply.

    In conclusion, the charts emphasize the importance of managing water resources effectively to balance supply and demand, particularly in regions with pronounced seasonal rainfall fluctuations. 

    (206 Words)



    こちらは、月ごとの降水量と水使用率を比較した複合グラフです。

    • 棒グラフ(青色): 月ごとの降水量 (mm) を示しています。夏の月に降水量が増加している傾向が見られます。
    • 折れ線グラフ(オレンジ色): 水使用率 (%) を示しています。降水量が多い月ほど水使用率が減少しているようです。

    このグラフは、降水量と水使用率の間に相関がある可能性を視覚的に捉えるのに役立ちます。



    6. Map(地図)   模範解答と解説 

    The maps compare the layout of a city center in 1990 and 2020, highlighting significant changes over the 30-year period. The transformations indicate urban modernization and a shift toward commercial and recreational development.

    In 1990, the city center featured a large park in the northwest, a residential area in the northeast, an industrial zone in the south, and a market in the southeast. The park and residential area occupied significant portions of the city center, providing green space and housing. The industrial zone was the largest area, reflecting the city’s reliance on manufacturing at the time.

    By 2020, notable changes had occurred. The industrial zone was significantly reduced in size, replaced partially by a shopping mall in the southeast. This reflects a shift from manufacturing toward retail and service-oriented industries. The park and residential area remained unchanged, indicating the city’s commitment to preserving green spaces and housing for residents.

    The addition of the shopping mall suggests a focus on economic growth and urban convenience, catering to increased consumer demand. Meanwhile, the downsizing of the industrial zone aligns with global trends of deindustrialization and the rise of technology-driven economies.

    Overall, the changes demonstrate a balanced approach to urban development, emphasizing modernization while maintaining essential residential and recreational spaces.    (208 Words)



    こちらはある都市の1990年と2020年のレイアウトの変化を示した地図です。

    • 1990年の地図:

      • 公園(緑色)、住宅地(青色)、工業地帯(灰色)、市場(黄色)が配置されています。
    • 2020年の地図:

      • 公園と住宅地は維持されていますが、工業地帯が縮小され、ショッピングモール(オレンジ色)が追加されています。

    このように、都市の構造が時代とともにどのように変化したかを視覚的に示しています。