IELTS対策コラム

効果的なイントロダクションと結論-具体例

IELTSライティングで上級者が守るべき「効果的なイントロダクションと結論」について、具体例を挙げて説明します。このルールを守ることで、エッセイがより読みやすくなり、全体の構成が明確になります


1 効果的なイントロダクションの作成


効果的なイントロダクションは、まずトピックを明確に提示し、書き手の立場やエッセイの方向性を簡潔に示すことです。これにより、読者はエッセイの内容を予測しやすくなります

例えば、テーマが「The impact of technology on social relationships(テクノロジーが社会的な関係に与える影響)」だった場合、次のようなイントロダクションが効果的です。


例: “In recent years, technological advancements have drastically altered the way individuals interact with each other. While some argue that technology strengthens social bonds, others believe it leads to isolation. This essay will examine both perspectives before presenting my opinion on the matter.”


このイントロダクションでは、トピックの概要を簡潔に説明し、議論の方向性を示しています。これにより、読者はエッセイが両方の視点を取り上げ、最終的に筆者の意見が述べられることを理解できます。


2 効果的な結論の作成


結論は、イントロダクションで示した立場や要点を要約し、議論を締めくくる部分です。結論では、新しい情報を追加せず、エッセイ全体のまとめと最終的な意見を簡潔に示します。


例: “In conclusion, while technology has enabled people to maintain connections over long distances, it has also contributed to the erosion of face-to-face interactions. Therefore, I believe that while technology can enhance relationships, it is crucial to balance its use to maintain genuine, in-person connections.”


この結論では、イントロダクションで触れた要点を再確認し、筆者の最終的な意見を強調しています。エッセイ全体をまとめる役割を果たし、読者に強い印象を残す効果があります。


3 イントロダクションと結論の一貫性


イントロダクションと結論は、エッセイの一貫性を保つために重要な役割を果たします。イントロダクションで提起した立場や要点が、結論で再度確認されることで、論理構造が明確になります。


イントロダクションの例:

“This essay will explore the positive and negative impacts of technology on social relationships.”

結論の例:

“In conclusion, while technology offers significant advantages in maintaining social connections, it can also lead to decreased face-to-face interaction. A balanced approach is essential.”



このように、効果的なイントロダクションと結論を作成することで、エッセイ全体の構成が明確になり、読者にとって読みやすくなります。質問の意図に沿った一貫した構造が評価され、IELTSライティングのスコアアップにつながります。

明確で一貫性のある論理構造-具体例


明確で一貫性のある論理構造

IELTSライティングで上級者が守るべき「明確で一貫性のある論理構造」のルールは、効果的で説得力のある文章を書くための重要なポイントです。これは主に、読み手が論理の流れをスムーズに理解できるように、構造を整えることを指します。以下、具体例を挙げて説明します。


1 イントロダクションでの明確な意見提示

イントロダクション(導入)では、トピックに対する自分の立場を明確に述べることが重要です。例えば、エッセイのテーマが「テクノロジーが教育に与える影響」だとします。この場合、イントロダクションで「テクノロジーは教育にプラスの影響を与えている」と明確に述べることで、読み手は筆者の意見を理解しやすくなります。


2  各段落の冒頭でトピックセンテンスを提示

各ボディパラグラフ(本論の段落)は、トピックセンテンス(段落全体の要旨を示す文)で始めるのが望ましいです。たとえば、テクノロジーの教育への影響について論じるエッセイの場合、最初のボディパラグラフでは「テクノロジーは学習者にアクセスしやすいリソースを提供している」というトピックセンテンスで始め、その後に具体的な例や詳細な説明を続けると良いでしょう。


3 具体例や詳細説明でサポートする
各段落内で、トピックセンテンスの内容をサポートする具体例や理由を盛り込み、論理を補強します。例えば、「テクノロジーが教育にリソースを提供している」というトピックセンテンスの後に、「例えば、オンラインの教育プラットフォームであるKhan AcademyやCourseraなどは、学習者が自宅からでも様々な知識を得る機会を提供している」といった具体的な例を挙げると、説得力が増します。


4 コネクティングワードを使って段落間の論理的な流れを確保

論理の流れを途切れさせないためには、各段落の終わりや次の段落の冒頭に、論理的に関連のあるコネクティングワード(接続詞)やフレーズを使うと良いでしょう。「さらに(Moreover)」「一方で(On the other hand)」「そのため(Therefore)」などを適切に使うことで、各段落が自然に続くようになります。


5 結論で要点を簡潔にまとめる
結論では、議論のポイントを簡潔に再確認し、イントロダクションで示した立場を再度確認します。たとえば、「以上の理由から、テクノロジーは教育に多くの利点をもたらしていると考えられる」と要点を短くまとめることで、読み手に全体の論理が一貫していたことを再認識させることができます。


このように、明確で一貫性のある論理構造を守ることで、IELTSライティングで読み手に説得力のあるエッセイを提供することができ、スコアアップにつながります。

質問の意図を深く理解する – 具体例


質問の意図を深く理解する


具体例で説明

例えば、IELTS Writing Task 2で次のような質問が出たとします:

“Some people believe that the government should provide free healthcare to all citizens. To what extent do you agree or disagree with this statement?”


意図の深い理解

この質問は、政府が全ての市民に無償で医療サービスを提供すべきかという意見についての賛否を問うています。単に「賛成」や「反対」と答えるだけでなく、「To what extent do you agree or disagree?」と尋ねているため、どの程度同意または反対するかの「程度」についても詳しく述べる必要があります。


深い理解を示すための対応

① 具体的な視点から答える

例えば、「私は基本的に政府が無料医療を提供することに賛成ですが、緊急医療や基礎的な医療に限るべきだと考えます。」という意見であれば、どの範囲で賛成かを明確に伝えることができます。


② 幅広い視点を含める

賛成と反対の両面を取り入れ、「同意」や「反対」の程度を示すことで論理的なバランスを取ります。例えば、「無料の医療は、特に低所得者層にとっては重要だが、財政的負担がかかるため、完全に無償化するのは現実的でないかもしれない」と述べれば、質問に対する深い理解が示されます。


良くない例
質問の意図を浅く理解している場合、単に「私は賛成です。全員が平等に医療を受けられるべきです。」と答えるだけでは不十分です。この回答は意図を十分に掘り下げておらず、具体的な内容や裏付けが不足しています。また、賛否の程度も示していないため、バンドスコアが低くなります。


結論
質問の意図を深く理解することで、賛否の程度や多角的な視点から論じる力を示し、バンド7.0以上を目指すための論理的かつ一貫した構成を作成することができます。

IELTSライティング上級者が守る10のルール


IELTSライティングで上級者が守るべき10のルール


  1. 質問の意図を深く理解する
    問題文をしっかり読み、何が求められているかを正確に把握します。特に意見や例を求められる際には、全ての指示に答えるように心がけます。


2. 明確で一貫性のある論理構造
エッセイ全体に一貫した論理を持たせ、段落ごとに1つの主題を持つようにします。イントロ、ボディ、結論の構成を崩さずに、論理的に展開します。


3. 効果的なイントロダクションと結論
イントロでは、質問に応じた要点を簡潔に述べ、結論では主なポイントを要約し、読者に明確な印象を残します。どちらも長すぎず、簡潔に要点を伝えることが大切です。


4. パラフレーズ技術の活用
問題文の文言をそのまま使うのではなく、自分の言葉で言い換えるパラフレーズ技術を駆使します。これにより、より高度な語彙力と文法力を示すことができます。


5. 具体的で関連性のある例やサポート
主張を裏付けるための具体例やデータを提供し、論理に説得力を持たせます。例は関連性があり、読者に実際に理解してもらえるものを選びましょう。


6. 多彩で正確な語彙の使用
単語の選択に配慮し、多様な表現や語彙を使用して、文章に深みを持たせます。同じ単語の繰り返しを避け、自然なフローを意識しましょう。


7. 文法の正確さと多様性
シンプルな文だけでなく、複雑な文や異なる文構造も取り入れて、文法の多様性と正確さを示します。文法エラーはバンドスコアに影響するため、細心の注意を払います。


8. コヒーレンス(論理の一貫性)とコヒージョン(接続性)
「Firstly, However, Consequently」などの接続詞を適切に使い、アイディア同士の流れが自然になるようにします。一貫性のある論理展開を心がけましょう。


9. 文字数と時間の管理
タスク1では150語以上、タスク2では250語以上が求められます。文字数に達していないと減点対象になるため、計画的に書き進め、時間管理を徹底します。


10. プロンプトの論理的な分析と柔軟な思考
問題のテーマに対して独自の視点や考察を加えつつ、他の視点も客観的に分析します。論理的で説得力のある意見を持ちつつも、幅広い視野を意識することで、高得点に繋がります。

IELTS バンドスコア 7+ 対策法! 文法の知識と正確さ 1 「URBAN LIFE」

IELTS スピーキング バンドスコア 7+対策法  文法の知識と正確さ 1

「 URBAN LIFE 」


IELTS スピーキングの採点基準「Grammatical Range and  Accuracy  文法の知識と正確さ」

で高い評価を得るためには、ミスのない幅広く様々な構文や時制を使うことが必要です。


IELTS試験官に高度な文法知識をアピールしてハイスコアを獲得しましょう!


● バンドスコア  7  レベル

標準的な文でなるべくミスせず、従属節などを用いた高度な構文にトライすること

が大事になります。  助動詞(would, could, should, may) も正確に使えることを

アピールすることが重要です。


● バンドスコア  8  レベル

幅広い多くの高度な文をミスなく使いこなすことが必要です。時制についても正確性

が求められます。 ”完了形” ”進行形” も積極的に使い、ネイティブスピーカーが

自然に話すレベルの文法力をアピールするようにします。


文法の種類と特徴 「現在形」 



試験で使える!Q&A  「 URBAN LIFE 」



質問 1

Do you have a lot of things to do in your hometown?



サンプル回答

SAMPLE ANSWER

Yes, we do Our hometown is a metropolitan city. There are many popular places and many recreational areas My personal favorite is the hunted mansion that just opened last week It’s so scary and fun all at once


文法の知識と正確さ」をインストラクターと一緒にレッスン!


IELTS バンドスコア 7+ 対策法!  語彙の豊富さ Collocation / Phrasal Verb (11)

IELTS スピーキング バンドスコア 7+対策法  語彙の豊富さ
Collocation /  Phrasal Verb  (11)


「 INTERNET 」


IELTS スピーキングの採点基準「 Lexical Resource (Vocabulary)  語彙の豊富さ」で

高い評価を得るために、 Collocation /  Phrasal Verb の習得が必須です。


● Collocation -  単語と単語のよく使われる組み合わせ

● Phrasal Verb - 「get up → 起きる」のように動詞と前置詞の組み合わせ


動詞 + 名詞   Collocations 

以下3つの Collocation は 動詞 + 名詞 の組み合わせです。

例文と一緒に覚えましょう。


☑ Go online

She wants to go online tonight, but it’s quite difficult because the connection is so weak.


☑ Pay the price

Mandy didn’t study her lessons ahead of time. She had to pay the price , and got very low grade.

Break the habit

My brother is having a difficult time breaking a habit, but I give him A for effort. Who knows?




試験で使える!Collocation /  Phrasal Verb 「 INTERNET 」


▮質問 1

What useful information have you seen online recently?



サンプル回答


Interesting question I actually just saw this yesterday I had a bad migraine, even if my head was pounding, I tried to go online to search for home alternative treatments I learned a few different things and tried as much as I can I got to say that they do work. There was this one trick where you had to use a cold compress on your head, and I never thought of that before I didn’ t know it was a solution Then, the source also said that I can use essential oils, specifically peppermint I don’t really have a peppermint essential oil, but I do have something similar I use that whenever I feel under the weather, and it always helps But that, plus the cold compress, do miracles on me If I get a bad headache again soon, I know what to do.



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▮質問 2

Describe a research that you did. You

should say:

  • what you researched on
  • why you searched on that
  • where you used it

And how you did your research.




サンプル回答

In high school, I had to write a report on a famous artist It was for a project in my art class Although I know certain artists, I’ m not well versed with what happened to any of them and the list of their works I only know a couple of paintings, but I m not entirely sure about their titles Anyway, I chose to work on Vincent Van Gogh, the man who painted the famous Starry Starry Night painting I chose him because he had a rather interesting but sad life I am deeply interested in knowing more about him and his work I remember the time when I was searching on the local library s computer I often kept a few tabs open, and I made sure I was using the right keywords to search Since I was in the library, I also opted on using a few books as my sources I always had to go after school, and I spent at least a couple of hours for my research Most of the time, I really wanted to go straight home I don t want to bother my worrywart mom, but it’s for my grades so I just had to bear with it





「Collocation /  Phrasal Verb 」をインストラクターと一緒にレッスン!



IELTS バンドスコア 7+ 対策法!  語彙の豊富さ Collocation / Phrasal Verb (6)

IELTS スピーキング バンドスコア 7+対策法  語彙の豊富さ
Collocation /  Phrasal Verb  (6)


「 ARTWORK 」


IELTS スピーキングの採点基準「 Lexical Resource (Vocabulary)  語彙の豊富さ」で

高い評価を得るために、 Collocation /  Phrasal Verb の習得が必須です。


● Collocation -  単語と単語のよく使われる組み合わせ

● Phrasal Verb - 「get up → 起きる」のように動詞と前置詞の組み合わせ


名詞 + 名詞   Collocations 

以下3つの Collocation は 名詞 + 名詞  の組み合わせです。

例文と一緒に覚えましょう。


Mobile application

He was able to set up a mobile application that helped many of our employees in their HR concerns. It became his big break.



☑Beauty community

The beauty community is expanding online. I see a lot of video uploads and the views are also remarkable.



Coloring books

Coloring books and coloring apps are the new trends suggested to

cope with stress. There’s this study that it relaxes the mind and body.




試験で使える!Collocation /  Phrasal Verb 「 ARTWORK 」


▮質問 1

Are you fond of going to museum?



サンプル回答


Yes, I’m fond of going to museums. I’d rather visit a museum than go to the mall or the beach. I have never been that good in art. I can’t paint or draw. But I am proud to say that I do take good photos, and I believe that’s still art. The headteacher in my high school saw my

potential and made me join a contest. If it wasn’t for her, I wouldn’t even appreciate my talent. Although I have to admit, I have to brush up my camera skills since I haven’t taken photos in so long. Anyway, I have only been to a few museums–just local ones. Although it is my dream to visit Louvre in Paris and Guggenheim in Spain. They have amazing artworks done by amazing artists. I’m mostly a fan of abstract and surrealist paintings. Among my favorite artists were Pablo Picasso and Salvador Dali. You can look at their paintings and be mesmerized for hours. I do wish I can visit a museum with their artworks. That would be such a dream come true.

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▮質問 2

Describe a painting that you admire.

You should say:

• what the painting is

• who painted the art

• where it is

• And what you think make it

special.

サンプル回答

One of the paintings that I admire was Girl Before a Mirror, which was painted by

Pablo Picasso–one of my favorite artists of all time. I remember seeing

it on an encyclopedia when I was still a kid. I was instantly drawn by the

colors, and the way it was painted. It wasn’t like the realistic paintings from the Renaissance era. It was almost cartoonish. I’m not so good at explaining painting techniques since I’m not a painter myself, but I can say that the painting is a play on humanity’s vanity–that our

reflections are different from what we perceive ourselves to be. Well, that’s my take on it. If it were true, I can’t help but remember the beauty community online and how so many

influencers brush off their true personalities and create a persona that everyone will love. I’m not generalizing, it has become prevalent and even people in the community itself admit it. I do love makeup myself and think that it’s also a form of art, but I think many have forgotten that. Anyway, I think Girl Before a Mirror is such a special painting not just because it’s one of  Picasso’s most famous works but also because it’s still relevant decades after it has been made.



その他「ARTWORK 」関連したTOPIC WORD



● Creativity(創造性)

“Creativity is the key to producing unique and compelling artwork.”
「創造性は、独自で魅力的な作品を生み出す鍵です。」

● Expression(表現)

“Art is a powerful form of expression that conveys emotions and ideas.”
「芸術は感情やアイデアを伝える強力な表現手段です。」

● Medium(媒体)

“Choosing the right medium is crucial for the desired effect in artwork.”
「作品に望む効果を得るためには、適切な媒体を選ぶことが重要です。」

● Inspiration(インスピレーション)

“Nature often serves as a source of inspiration for artists.”
「自然はしばしば芸術家にとってインスピレーションの源となります。」

 Technique(技法)

“Mastering various techniques allows artists to create diverse forms of artwork.”
「さまざまな技法を習得することで、芸術家は多様な作品を作り出すことができます。」

● Aesthetics(美学)
“Aesthetics play a crucial role in how an artwork is perceived by its audience.”
「美学は作品が鑑賞者にどのように受け取られるかにおいて重要な役割を果たします。」

● Abstract(抽象)

“Abstract art allows for a wide range of interpretations and emotional responses.”
「抽象芸術は、幅広い解釈と感情的反応を可能にします。」



「Collocation /  Phrasal Verb 」をインストラクターと一緒にレッスン!



IELTS テスト ペーパー版またはコンピューター版 -比較


ペーパー版またはコンピューター版


IELTSのジェネラル・トレーニングテストとアカデミックテストは、コンピューターかペーパーのどちらで受験するかを選択できます。


テスト形式、問題形式、各パートの時間配分、試験内容は、コンピューター形式のIELTSでもペーパー形式のIELTSでも同じです


コンピューターで受験するIELTSを選択した場合は、リスニング、リーディング、ライティングの各パートのテストをコンピューターを使用して受けます。ただし、IELTSスピーキングテストは、ペーパーテストと同様に、試験官と面接形式で実施されます。スピーキングテストは、リーディング、リスニング、ライティングテストの前か後に行われます。


ペーパーで受験するIELTSを選択した場合は、ライティング、リーディング、リスニングの各パートをペーパーで受けることになります。スピーキングテストは、リーディング、リスニング、ライティングテストの前か後に行われます。ペーパーで受験するIELTSでは、ライティング、リーディング、リスニングの3つのテストが同じ日に実施され、各テスト間に休憩はありません。



ペーパー版またはコンピューター版 比較

IELTSコンピューター版IELTSペーパー版
結果受験から3~5日後受験から13日後
予約テストの予約時にコンピュータのアイコンをクリックするテストの予約時に紙と鉛筆のアイコンをクリックする
テストの実施状況最大週7日、1日3回テストを実施年間最大48日テストを実施(木曜と土曜)
試験の順番リスニング → リーディング → ライティング → スピーキングライティング → リーディング → リスニング → スピーキング
リスニング・各自ヘッドフォンが使える
・メモ書きが右クリックで入力
・最後に2分間の記入タイム
・問題を解きながら同時に解答
・問題用紙に直接書き込める
・メモ用紙が配られる
・最後に10分間の記入タイム
リーディング・ハイライト(マーカー)できる
・メモは右クリックで入力可能
・本文からコピペできる
・本文と問題を同じ画面で見られる
・直接問題用紙に書き込める
・自由自在に印をつけられる
・本文と問題を行ったり来たりする
ライティング・文字数を自動でカウント
・コピペできる
・タイプミスが多くなりやすい
・文字数を自分でカウント
・丁寧な字で解答しなければならない
(筆記体は点数がさがりやすい)
スピーキングスピーキングテストはIELTSの試験官との面接形式スピーキングテストはIELTSの試験官との面接形式
どちらに向いているか☐ タイピングに慣れている
☐ パソコン作業に慣れている
☐ なるべく早く結果が知りたい
☐ 周りの音に気が散ってしまう
☐ ライティングで、文字数を数えたくない
☐ 字のうまさに自信がない
☐ タイピングが遅い
☐ パソコン作業に慣れていない
☐ 筆記じゃないと内容が入らない
☐ スコア提出期限に余裕がある
☐ 周りに人がいても集中できる
☐ 字のうまさに自信がある


IELTS テストとスピーキングテストについて

 アカデミックとジェネラル 


IELTSの成績証明書を得るには、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの
4科目を全て受験する必要があります。
 
リーディングとライティングに関しては、アカデミック(留学に必要)と
ジェネラル(永住権に必要)で出題内容が異なりますが、
 

スピーキングテストはアカデミックとジェネラルで共通です。

ielts speaking 17.jpg


ペーパー版またはコンピューター版


IELTSのジェネラル・トレーニングテストとアカデミックテストは、コンピューターかペーパーのどちらで受験するかを選択できます。


テスト形式、問題形式、各パートの時間配分、試験内容は、コンピューター形式のIELTSでもペーパー形式のIELTSでも同じです


コンピューターで受験するIELTSを選択した場合は、リスニング、リーディング、ライティングの各パートのテストをコンピューターを使用して受けます。ただし、IELTSスピーキングテストは、ペーパーテストと同様に、試験官と面接形式で実施されます。スピーキングテストは、リーディング、リスニング、ライティングテストの前か後に行われます。


ペーパーで受験するIELTSを選択した場合は、ライティング、リーディング、リスニングの各パートをペーパーで受けることになります。スピーキングテストは、リーディング、リスニング、ライティングテストの前か後に行われます。ペーパーで受験するIELTSでは、ライティング、リーディング、リスニングの3つのテストが同じ日に実施され、各テスト間に休憩はありません。



ペーパー版またはコンピューター版 比較

IELTSコンピューター版IELTSペーパー版
結果受験から3~5日後受験から13日後
予約テストの予約時にコンピュータのアイコンをクリックするテストの予約時に紙と鉛筆のアイコンをクリックする
テストの実施状況最大週7日、1日3回テストを実施年間最大48日テストを実施(木曜と土曜)
試験の順番リスニング → リーディング → ライティング → スピーキングライティング → リーディング → リスニング → スピーキング
リスニング・各自ヘッドフォンが使える
・メモ書きが右クリックで入力
・最後に2分間の記入タイム
・問題を解きながら同時に解答
・問題用紙に直接書き込める
・メモ用紙が配られる
・最後に10分間の記入タイム
リーディング・ハイライト(マーカー)できる
・メモは右クリックで入力可能
・本文からコピペできる
・本文と問題を同じ画面で見られる
・直接問題用紙に書き込める
・自由自在に印をつけられる
・本文と問題を行ったり来たりする
ライティング・文字数を自動でカウント
・コピペできる
・タイプミスが多くなりやすい
・文字数を自分でカウント
・丁寧な字で解答しなければならない
(筆記体は点数がさがりやすい)
スピーキングスピーキングテストはIELTSの試験官との面接形式スピーキングテストはIELTSの試験官との面接形式
どちらに向いているか☐ タイピングに慣れている
☐ パソコン作業に慣れている
☐ なるべく早く結果が知りたい
☐ 周りの音に気が散ってしまう
☐ ライティングで、文字数を数えたくない
☐ 字のうまさに自信がない
☐ タイピングが遅い
☐ パソコン作業に慣れていない
☐ 筆記じゃないと内容が入らない
☐ スコア提出期限に余裕がある
☐ 周りに人がいても集中できる
☐ 字のうまさに自信がある


スピーキングテストは試験管との対面式



 

 
IELTSスピーキングは試験管との1対1の面接方式で、時間は11分から14分です
そのすべてが録音され審査されます。
テストは留学向け《アカデミックモジュール》と
移住者向け《ジェネラルモジュール》で同じ内容です。
 
試験管はイギリス人を中心に、オーストラリア人、ニュージーランド人などで、
日ごろからのブリティシュイングリッシュのアクセントに慣れる必要があります。
毎日BBCニュースを聞くと良いでしょう。
 
IELTS試験管は基本的には、受験者の英語能力を引き出そうという方向で話を進めてくれる上に、
試験と割り切るのではなくコミュニケーションを楽しもうという面接官が多いようです。
 
まず、笑顔ではきはきした口調で自信のある態度で挨拶しましょう
IELTS試験管は最初の数分間の印象で受講者のレベルを予測するようです。
「できる人」と思われてその流れができると自分の自信にもつながるでしょう。
 

 ▮  「3つのパートから成る出題形式」

IELTS 1

 
IELTSスピーキングは基本的に3つのパートから成り立っています。
入室するとまず最初に試験管が名前を告げ、
受講者の名前、出身地、身分証明書(identification)の確認をします。
その後3つのセクションに沿って試験が始まります。
 

Part 1  ウォームアップ  (4〜5 分)

まずは自分自身のことを話すPart 1 からスタートです。
このパートでは「学生ですか?仕事をしてますか?」と聞かれますので
必ず現在形で短く、職種、所属部署位で答えてください。
「学生です」「仕事をしてます」だけで終わらせないようにしてくださいね。
 
さて、Part 1はここからが本番です。
ここでは受講者自身について簡単な質問がされます。
家族や出身地、趣味、仕事、受験者が学生なら何を勉強しているかなど、一般的なトピックです。
 
3つのトピックにつてそれぞれ4問ずつくらい質問されます。
Yes/Noだけで答えられる質問でも、なるべく少し多めの情報を伝えるようにしましょう。
 
【内容とトピックスの例】
学校・家族・仕事・友達・故郷・地域社会・住環境・趣味・音楽・買い物・食べ物・日課・場所・好きなもの・余暇・スポーツ・運動・祭り・特別なイベント・旅・天気・季節・ネット活動・将来の計画
 

Part 2  指示された内容に関するスピーチ (3〜4分 〈1分のスピーチ準備時間含む〉)

 
ここでは短いスピーチをします。
まず試験管からカードが渡されますが、そこには、スピーチのトピックと、
それについて話すべきポイントが書かれています。
自分の意見をまとめる時間が1分与えられるので、
何をどう話すか落ち着いて考えましょう。
 
紙と鉛筆が渡されますからメモを取ることができます
1分経つと、準備が終わらなくても試験からスピーチ開始を告げられるので要注意です。
スピーチの時間は1〜2分間ですが、
時間が余った場合はいくつか質問されて、もう少し話すよう促されます。
時間を過ぎると話の途中でも止められますが、これは気にする必要はありません。
 

Describe something you own which is very important to you.

 

You should say:

           Where you got it from?

           How long you have had it?

           What you use it for?

          

and explain why it is important to you.

 

 

Part 3  ディスカッション (4〜5 分)

IELTSスピーキング セクション パート3は試験管とのディスカッションです。

Part 2 のトピックに関連して自由に話し合うのですが、

このとき試験管は私たちの限界を知る為にいろいろな質問をしてきます

英語の能力を試すために、

仮定法や関係代名詞などを使った文など、

難しい言い回しが必要な質問も巧みに仕掛けてきます。

まずは質問に対する自分の意見、そしてその理由や例というふうに、

1つの質問に対して2,3センテンスぐらいでまとめると良いでしょう。

全てのパートが終了すると、試験管がインタビュー修了を伝えますので、

”Thank you very much”など、笑顔で挨拶をして面接室を出ましょう。

▮ スピーキングの評価方法 (バンドスコア)

IELTSの他の分野と同様、スピーキングテストの結果は1〜9のバンドスコアで示されます。
バンドスコアは1から9まで0.5刻みで採点され、4.0 / 5.0 /5.5 /6.0 といった点がつきます。
留学に必要な目安として、
大学進学準備コース 5.5 ,  大学進学 6.0  大学院進学 6.5〜7.0  と言われています。
 
学校のレベルや専攻によって必要なスコアも変わりますので詳細は受験先から入手ください。
 
まずは、無料体験レッスンへGO!!    ご登録はこちらから
 

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IELTS リーディング ジェネラル テスト概要と対策


IELTS リーディング(ジェネラル) テストの概要と対策


IELTSリーディング(ジェネラル) テストでは、書籍、雑誌、新聞、通知、広告、会社案内やガイドラインなどの抜粋を読みます。 これらは、英語環境で日常的に目にする資料です。 テストは3つのパートに分かれ、パート1には短文が2~3つ、パート2には文章が2つ、パート3には長文が1つ含まれています。


▮ IELTS リーディング(ジェネラル)の構成


IELTSリーディング(ジェネラル) テストは制限時間60分で合計40問から成り、3つのセクションで構成されます。

セクション1は、旅行のアクティビティの紹介や、商品の紹介、求人広告といった広告関連の短文が2つ。

セクション2は、イギリスの交通機関の説明や、カナダのビザ申請システム、職場のルールといった仕事関連の短文が2つ出題され、どちらも1ページ程度の文章です。

ジェネラルのスコアが移民目的で使用されることもあり、セクション1・2については生活に関連したトピックが多くなります。セクション3は、様々なトピックの長文が1つ出題されます。アカデミックの問題ほど難解な語彙は少ないとはいえ、2ページに渡る文章の長さや、1つの文章に対する設問量はアカデミックと同等となります。

IELTS ジェネラルのリーディング問題を解くにあたっては、比較的易しいセクション1・2をいかに素早く解き、セクション3にどれだけ時間を割けるかといった、速読力と精読力の両方が必要となります。

設問の配分は、セクション1で13問(1つの文章あたり6-7問)、セクション2で13問(1つの文章あたり6-7問)、セクション3で14問(長文1問)となります。
時間配分は、セクション1に15分、セクション2に15分、セクション3に30分を目安に取り組みましょう。


IELTS リーディングスコア換算表 ※ジェネラルのみ

スコア98.587.576.565.55.04.54.0
正解数403937-383634-3532-3530-3127-2923-2619-2215-18


IELTSは英語力をバンドスコアという指標で表し、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの総合スコアをoverallで表します。カナダでの移民目的ですと、6.0が移民申請に必要な最低ラインの英語力だと言われていますが、目標スコアはそれぞれの職業や経歴、状況によって異なります。


▮ IELTS ジェネラル リーディング 対策と勉強法



● ELTS ジェネラル リーディング 目標スコアが 5.5 の場合の対処法

リーディングでの目標スコアが 5.5 の方は、比較的易しいセクション1と2のみを完璧に解答できるようにしておくという戦略をとることも可能です。


セクション1と2の合計で25-26問を正解することができれば、一番難しいセクション3を自力で全く解けなかったとしても、スコア 5.5 を取れるという計算になるからです。(セクション3を勘で解き、2,3問正解するという予測を含みます)この戦略を取る方は、セクション1・2に十分に時間をとって確実に解いていく方法をおすすめします。時間をかけても正答率が低い問題を解くよりは、なんとか理解できる問題に時間を掛ける方が得点につながります。


このように、自身のレベルや目標スコアによって、リーディングの問題に対する戦略が異なります。自分の読解力や語彙のレベルと、要件を事前に確認しておくようにしましょう。


● IELTS ジェネラル リーディング 目標スコアが 6.0 以上の場合の対処法


リーディングの目標スコアが6.0以上の場合、40問中の30問以上正解しなければなりません。そのため、目標が6.0以上の場合、どうしてもセクション3の長文読解に時間を費して、正解率を高めていく必要があります。

セクション1とセクション2は、素早く解くために本文から読むのではなく(ただし段落マッチング問題に限り、本文のAの段落を先に読んでその内容が書いてある選択肢を選びます)、まずQuestion 1の問題文を読んで、その情報【言い換え表現】を本文中から探します。本文は上から読みます。1の解答がわかれば、今度は2の問題文を読み、本文を1の解答を抜き出せた箇所から続いて読んでいき、2の解答を引き出します。これを繰り返すことで、ジェネラルのリーディング セクション1・2を解いていくことができます。

つまり、ジェネラルのリーディングの解答は、パッセージの段落1から順番通りに引き出せることがほとんどです。

セクション1と2は、本文を読まずに情報を探し、言い換え表現を見抜くことが大切です。問題文のキーワードを本文から素早く見つけるスキルを身に付ましょう。


セクション3では必ず先に本文に目を通しましょう。セクション3は、問題だけ読んで本文の該当箇所を探そうとしても、探すのに時間がかかりすぎてしまうため、先に本文から文章全体の展開を把握して、どこに何が書いてあるのかわかるようにしておきます。

セクション3はアカデミック並みの学術的なリーディングです。セクション1、2とは異なり、解答が順番通りになっているわけではありません。時間をかける問題と時間をかけない問題に分けて、残り時間内でセクション3の正解率を高めましょう。

まとめ ~IELTSリーディング(ジェネラル)の問題構成~

トピック大問数問題文の量
設問数時間配分(目安)
Section 1広告関連21ページ/大問 1題1315分
Section 2仕事関連21ページ/大問 1題1315分
Section 3様々なトピック(学術的な内容他)12ページ/大問 1題1430分


IELTSリーディング(ジェネラル)では、目標スコアによって対策が違います。5.5を目指す方は、比較的易しいセクション1とセクション2に時間をかけて、正答率を上げていきましょう。


6.0以上を目指す方は、セクション1と2の本文を先に読まずに問題文から先に読み、解答に必要な情報を本文の上から順番に探していきます。セクション3は、残された時間内で正解率を高めるために、確実に答えられる設問に時間を割きましょう。

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