英語4技能対策

ノート・テイキング ( Note-taking )

英語検定試験の中でも重要なリスニングで、皆さんはメモを取りますか?
 
TOEICはメモを取れませんが、IELTS、TOEFL,TEAP,英検では、
メモを取ることができます。
 
リスニング 2
 
メモを取らない受講者の中には、メモを取るとリスニングの
集中力が落ちてしまうと言う方もいます。
 
確かに、一理ありますが、メモ取りを上手に行うことで
リスニングのスコアアップになりますから、
是非、メモ取りのコツを覚えてください。


▮ ノート・テイキングは記録をたどるツール

 
ノートは流れた英文の記録をたどる為の強力なツールになります。 
ノート・テイキングが上手くできるかでリスニングの
結果が大きく左右されるだけでなく、実際に、
大学などで英語の講義を受ける際にも不可欠です。
 
 
リスニング 3
 
 

▮ ノート活用のポイント! (note-taking)

 
ノートを取る理由は話の主題と目的と詳細情報の記憶を助けるためと、
話の構造を把握するための2つです。
引用以外は自分の言葉にして短くまとめて書き取りますが、
書くことに注意が集中しないように気を付けてください。
英語を聴きながら手を動かすことは結構難しいことです。
相当慣れていないと
聞き逃す/ 聞き取りの理解が下がる」可能性があることも心しておきましょう。
なるべく書き込みの間にスペースを空け
修正や付け足しができるようにすると良いでしょう。
数学記号(+ – x = ‹› ≻≠)や 矢印(→ ↓)などを活用することで
英語音声に集中することができます。
ノートの取り方は人によってそれぞれのスタイルがあると思いますが、
ノートは次を中心に取りるといいです。
 
toefl listening 9
 

  1. 大切だと思ったこと
  2. 主要な単語や表現・繰り返される表現
  3. 数字や日付
  4. 人名や地名や固有名詞
  5. はっきりとした重要な例
  6. 強調される普遍、一般化表現 (generally, always, usuallyなどを伴う表現)
  7. 話し手の態度 (曖昧‣動揺・感情的・確信・皮肉・ユーモアなど)
  8. 長めの息継ぎの前後 (主題文と要点文を捉える)

 

SkypeID(スカイプ名)の確認方法

■ MicrosoftアカウントにSkype名(ID)が連携されている場合

1.   Skypeマイアカウントへサインインします。

→ 左上にアカウント登録者のお名前が表示されます。
2「アカウント設定」を開きます。
4
5
 

  1. 「Skype名 スカイプID」が表示されます。

6

 

▮ Skype名確認方法(Skype for Windows)

 
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▮ Skype名確認方法(Skype for Windows 10)

 
ログイン後の画面左上のプロフィール部分をクリックします。
8
 
プロフィール情報が表示されスカイプ名が確認できます。
9
 

▮ Skype for Windows DesktopでSkypeアカウントを作成した場合

 
1.  Skypeアカウントにログインしていただく
スカイプ 4
 
2.  メニュー「Skype」 → プロフィール → プロフィールの設定を順番に
クリックしていただく。
※バージョンによっては画面左上に表示される場合があります。
 
スカイプ 6
 
3.「アカウント」の右横に表示されている情報がskype名(スカイプID)です。
*また、スカイプIDはスカイプ画面上段帯 Skype tmの右側に表示されるバーションもあります。
 
スカイプ 5
 
 
スカイプ画面上段帯 Skype tmの右側に表示されるバーション
 
スカイプ 3
 

英検準1級 ライティング 書き方
英検

2016年度第1回検定から、英検準1級の英作文(ライティング)の出題形式が変わりました。 
従来はEメールに対し返信を書く形式でしたが、今回の変更で、
エッセイライティングの形式に変わりました。
国際基準CEFRのB2レベル(高校生〜大学生)に適合させることが目的とされています。 
 

▮ 3つの変更ポイント

 
変更ポイント➀  Eメール形式からエッセイ形式「序論→本論→結論」に変わりました。
 
変更ポイント②  2つのPOINTSの利用
 
変更ポイント③ 100語前後から120〜150語へ 
 
実はエッセイ形式では、従来のEメール形式では必要なかった、
つなぎ言葉(接続詞)を使うことになります。 
従って、実際に書いてみると、語数のボリュームとしては
さほど大きな変化を感じないと思われます。

日記

新試験では、与えられた課題に対し「賛成」もしくは「反対」の意見を
120〜150語以内で書くこと、POINTSで与えられた4つの単語のうち
2つを使って書くことそしてintroduction, main body, conclusion
の構成で書くということが指示されています。
 

 

4つのPOINTSの中から2つを使うことは、自分の意見を2つ書くことを暗示しています。

  1. Introduction(序論):20語程度 : 自論をはっきり述べる。
  2. Main Body(本論)自分の意見の理由2つ:それぞれ50語程度×2
  3. Conclusion(結論):20語程度:main body で述べた内容を受けて、introductionの自論を
              再提示して結論づける。

 

▮ サンプル問題

英検準1級 ライティング 1

▮ 以下のような構成で120〜150語程度のエッセイをたくさん書いてみましょう

英検準1級 ライティング 2

ライティングにかけられる時間の目安として、20〜25分くらいです。
自分の意見とその理由を考える時間も含めてこの時間なので、時間的余裕はありません。
しっかりした対策をして試験に臨みましょう。

英検準1級 新ライティング特訓ゼミ はこちらから

英検の合格率と合格点目安 Pass rate of EIKEN

英検の各級合格率た合格点は一律で決まられてはいませんので、
「上位何%の受験者が合格」とか、「上位何名の受験者が合格」
と言ったテストではありません。
英検 画像 4
とはいえ、これまでの過去の合格点を調べてみると、
各級によって、合格ラインは予想できます。 
何点取れれば合格できるのかを知ることで、英検受験対策も容易になります。 
2015年度、英検にCSEスコア(各技能を均一に評価する数値)
が導入されてから、素点で何点取れば合格できるかが
分かりづらくなったところもありますが、要は、4技能を
バランスよく学習することで合格できることになります。
 
各級の合格に必要なスコアについては以下の通り公表されています。

  ▮ 一次試験:

今までの満点の7割程度(2級以下は6割程度)という合格目安は無くなり、
リーディング・リスニング・ライティングの3技能
(準2級以下はリーディングとリスニングの2技能)の
各技能スコアの合算で合否を判定致します。
 

英検1次試験の合格点目安(EIKEN 1st Exam. standard passing mark )

 

 英検 画像 3

 ▮ 二次試験 (面接):

スピーキングのスコアのみで合否を判定致します。
英検 画像 5

英検2次試験(面接)合格率 Pass rate of EIKEN 2nd Exam. (Interview)

 
英検 画像1
 

英検合格認定 (EIKEN pass certification )

     *級認定は今までと同様、一次試験と二次試験をどちらも合格した方に付与されます。

 
英検 画像 2
 
 
2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度
 
2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。
 
これは、従来の合格の目安とほとんど同じになりますが、
 
違いは、全技能の合計ではなく、各技能ごとに1級、準1級は7割
 
2級以下が6割が合格するために必要な正答率の目安になります。
 
従って、確実に合格するためには各技能でバランスよく得点することが大切です。
 
2015年度まではリスニングの配点が低くてもリーディングなど
 
他の技能の得点が高ければ合格する可能性がありましたが、
 
2016年度以降は各技能均等にスコアが分配されるので、
 
不合格になる可能性があります。
 

英検準1級 面接対策 過去問 ナレーション問題の分析

英検準1級 面接対策をするうえで、まずはどんな内容が出るかを
知っておく必要があります。

 

▮ 英検準1級の面接は、大きく分けて、5つの形式にわかれています。

  • 自由会話
  • イラストをみてナレーション
  • イラストに関連する質問
  • カードのトピックに関連する質問
  • カードの内容に関連する社会性のある質問

  (2024年度 問題形式リニューアルで、社会性のある質問(No.4)に話題導入文が追加されますがこれまで通りの対策で問題ありません。)


ここでは、英検準1級 二次試験(面接)「イラストをみてナレーション」で
どんな内容が出題されるかを過去問から分析してみます。
ナレーション問題は、4コマのイラストの展開を2分間で説明する問題です。

面接官から、英文と4コマのイラストが印刷された「問題カード」が1枚だけ

渡されるので、Thank you  と言って受け取ります。


You have one minutes to prepare before you start your narration.

(ナレーションの準備時間は1分です)のように指示されたら、

問題カードの英文を黙読し、イラストの内容を確認してナレーションの

準備をします。

 


▮ 4コマ イラストカードのサンプル

英検準1級 面接 2

4コマ・イラストはの展開を説明する対策は別のコラムでご案内しますが、
まずは、イラストのトピックの傾向を見てみましょう。

過去10年間のトピック分析は次のようになっています。


英検準1級 面接 1

トピックに関連するニュースや記事には普段から関心を持ち、
関連する語彙を覚えることに加え自分の意見を論理的に
言えるようにしておくと面接対策に役立ちます。

英検準1級 面接 3
英検準1級 面接 4
英検準1級 面接 5

次に4コマ イラストに描かれている内容とキーワードをまとめた表をご覧いただき
ます。 準1級の目安は「大学中級程度」ではあるので、「環境」「ICT」「健康」
「ペット」など大学生にも馴染みのある話題から、「社会」「職業」「行政」「企業」
「介護」など大人目線の話題もかなり出題されています。



広島大学外国語教育研究センター資料より

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5分でわかる英文法! 「名詞の不規則変化」

セシル2

 
名詞 10
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
名詞の不規則変化を文の中で正しく使うことでIELTS / TOEFL  
スピーキングとライティングの評価を上げることができます。
Most of the nouns are made plural by adding “s” or “es” in the end.  Of course, we know that some nouns change their spelling or stay the same regardless of the number. They are called irregular-plural nouns. It is significant to know the rules of converting singular nouns to their plural forms because one reason is that, our English skill is better assessed and determined by other people based on how we talk about different nouns, and how we use them in sentences.
 
Below are the rules in changing irregular nouns to their plural forms:
以下は代表的な名詞の複数形不規則変化になります。

▮ 「注意すべき集合名詞」 

fish fruitなどそのままの形で「魚全般」「くだもの全般」を表します。
Some nouns never change their spelling and remain the same
when transformed to plural.
 
Fish-fish  Fruit-fruit
例文:I saw a school of fish in the river (川の中に魚の群れが見えた)
例文:Does this tree bear much fruit? (この木には果物がたくさん実りますか)
 

▮ 「単数形と複数形が同じ」

Deer-deer   Sheep-sheep   Means-means,   Species-species
例文:There are many sheep here.
 
名詞 4
 
 
 

 ▮ 「不規則変化」 

Nouns that change some of their letters

in their plural form.

Woman-women
Child-children
Tooth -teeth
 

▮ 複数形になると別の意味を持つ名詞

There are nouns which only have their plural forms.
 
Most of them come in pairs.
Scissor (切る)-scissors (はさみ)
Force (力) – forces (軍隊)
Arm (腕) ― arms  (武器)
Glass(グラス)― – glasses (メガネ)
 

Force

名詞 3
 
 
 
 
 
 

Forces

名詞 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Regardless if there is only one piece of scissors,
we still use the plural form.
 
Example: Can you get the scissors on the table?
 
 
SPECIAL CASES: 不規則変化
There are, however, special cases in producing plural nouns:
 

▮  外来語の複数形は、英語のルールに従っていないので注意

Examples are Latin and Greek words also have their own plural forms.
 
(is-es)
-basis to bases
-hypothesis-hypotheses
(a-ae)
Antenna-antennae
Alumna-alumnae
(us-i)
Nucleus -nuclei
Fungus-fungi
Alumnus-alumni
Cactus-cacti
Octopus-octopi
(on-a)
Criterion- criteria
Phenomenon-phenomena
 

▮ 数字の複数形 語尾に-s を付ける

-We add s to numbers to make them plural. 
Example: There are many number 4s in your mobile number.
Please take away the 2s in this contact detail.
I was born in the 1980s.
(Note: To replace 19 in the statement, put apostrophe instead.)
 

▮ 数字の語尾に-’s を付ける

I was born in the ‘80s.
 

▮ 語尾に-s または-‘s を付ける

To make the letters plural, add “s” to the capital ones and ‘s to the small cases.
Example: I got As on my exams.
                 We have to find the value of x’s in this mathematical problem.
 

▮ 略語に –s を付ける

 
-Simply add “s” for abbreviations.  
Example: Can I have your IDs?
                      I have to go to the store to buy some CDs.
 
Note: There are many different rules to form the plural forms of nouns. However, there are some words now that have been accepted by experts of the language, and it sometimes vary to different places where English is used. Examples are octopuses, cactuses, and etc.
 
 
 

5分でわかる!英文法「不定詞」

 
セシル2
   
 
 
 
 

What are infinitives?   不定詞とは

 
to不定詞を使うと、1つの文と同じ内容を、もっと短く言い表すことができます。
言い換えれば、to 不定詞は「これから先のこと」について述べた文を
「圧縮」したものと言えます。
to 不定詞を正しく使うことで、IELTS,TOEFLなどのスピーキングや
ライティング試験では高評価を得ることができますのでしっかりと学習してください。
 
不定詞 1

▮ to + 動詞の原形

to 不定詞の主な用法として文の中で名詞の働きをします (名詞的用法)
 
Example: to +eat = to eat
To eat is what I really need right now after that long travel.
 
In this example, you can say that the phrase: to eat, does not function as
a verb but as a noun. In addition, it is the main subject of the sentence
talking about what the speaker really needs right now. And that is, to eat.
<To eat は動詞としてではなく、名詞の働きをして文の主語になっています。>
 
「名詞的用法」の他にも「形容詞的用法」、「副詞的用法」もあります。
例:I have a lot of homework to do.  「形容詞的用法」
:She is working hard to buy a car. 「副詞的用法」
 

▮ to を使いわない「原形不定詞 bare infinitive

 
知覚動詞 + O + 動詞の原形
Another thing that confuses us to determine infinitives from verbs
is when we use infinitives without “to”, making it appear similarly to
an action word but with another purpose. We call these “bare infinitives.
Bare or zero infinitives are special kinds of infinitives without
the use of “to.” Most of these are preceded by special verbs
(verbs of senses) such as hear, see, feel, smell, and taste.
不定詞 4
 
 
 
 
 
 
hear, see, feel,のような知覚を表す動詞は、目的語の後に動詞の原形を置いて
「Oが〜するのを見る/聞く/感じる」という意味を表すことでできます。
 
The pattern is: special verb + direct object + bare infinitive
この形を取る動詞は知覚動詞と呼ばれ、
<知覚動詞 + O + 動詞の原形>という形で使われます。
 
Example:
I hear the birds chirp.  (hear+ the birds + chirp) I can hear the birds chirp. 
 (鳥の泣き声が聞こえる)
 
Instead of saying I can hear the birds (to chirp),
we take out the word “to” and retain the main verb.
 
Another example:   I hate to see my boyfriend smoke.  
私はボーイフレンドがタバコを吸うところを見るのが嫌だ
 
Note that with bare infinitives, we can never use the s-form of the verb
even when pertaining to a singular object.
 

▮ When to use Gerunds and Infinitives? 動名詞と不定詞使い分け

 
不定詞 3
 
 
 
 
 
 
 
Though we already learned the functions of both, we have to keep in mind
that there are some standards or rules set to determine
whether to use gerunds or infinitives.
 
動名詞 ➡ 習慣的行為、や一般論
We use gerunds if the actions are completed and fixed or when it refers to an activity.
Example: I like reading a lot.  私は多読が好きだ
 
不定詞 ➡ これから先のこと、可能性のあること
 
We use infinitives if the actions are not yet started (future), unreal, and abstract.
Example: I like to bake a cake on your birthday.
 

▮ 目的語が動名詞と不定詞で意味が異なる他動詞

 forget / remember/regret  /try / stop

 
Keep in mind as well that choosing between gerunds and infinitives can change
the meaning of the entire sentence.
 

 「remember 」

Example:  I remembered to bring my coat.
= I remembered that I had brought my coat.
コートを忘れずに持って行ったことを覚えている
 
I remembered bringing my coat.
= I brought my coat and I remembered it
コートを持参したことを思い出しました
 

「regret 」

Example: I regret rejecting your offer.
あなたの申し出を断ったことを公開しています。
I regret to say that we must reject your offer.
残念ながら、あなたの申し出をお断りしなければなりません。
 
Therefore, it is important that we know their functions and differences
although they both act nouns in sentences.
 
 

5分でわかる!英文法「動名詞」

セシル2
 
 
 
 
 

▮ What are Gerunds? 動名詞

動名詞は文の補語主語目的語、そして前置詞の目的語となるという
名詞的な性質を持っています。
また、目的語を続けたり、副詞で修飾されるという動詞的な性質も持っています。
動名詞を使うことで、1つの文の内容を短く簡単に表現することができます。
「動名詞」を使いこなせばスコアアップは間違いありません!
動名詞 1

動詞 + “ing”

例 teach + ing  = teaching
Teaching is my passion.   教えることは私の情熱です。
この場合、動名詞”teaching” は 文の中で主語の働きをしています。
主語になれるのは名詞なのでteachingは名詞の働きをする動名詞ということになります。
 

▮ How to know if it functions as a noun in a sentence?

文の中で名詞の働きをしているかを調べる方法
 
“Who” または”What”で始まる疑問文の答えになれば名詞の働きであることが分かります。
What is your passion?   の質問の答えは Teaching is my passion. になりますので、
Teachingは名詞の働きを持つと言えます。
 
他の例を挙げましょう。
Sheila loves to go mountain-climbing during spring.
シェイラは春に山登りに行くのが大好きです。
動名詞 5
この場合、”climbing ”は “mountain ”といっしょになり、動詞として使われておりません。
“climbing” は動名詞の名詞化したもので 名詞+名詞の構造です。
確認のために疑問文を使って解答してみます。
What does Sheila love to do during spring?
解答は
Sheila loves to go mountain-climbing during spring. になりますから、
名詞としての働き(動名詞)があることがわかります。
 

▮ When to use Gerunds? 動名詞の働き

主語になる動名詞 : 文の中の主語として動名詞を使います。
例: Smoking is dangerous to your health.
Diving is not allowed in this pool.
 
 

▮ 補語になる動名詞: 主語がどういうものなのかを説明するのは補語の役割

例: My hobbies is reading books.
   主語はmy hobby(私の趣味)で、それがどういうものかを、
動詞のing形を使った reading books (本を読むこと)で表しています。 
The hardest thing I can do right now is trying to sleep early.
 

▮ 目的語になる動名詞: Phrasal verbs (句動詞)の後にくる動名詞

《参考》Phrasal verbs (句動詞)とは動詞+前置詞(副詞)のかたまり、
日本語で言う「熟語」と同じ意味ですが、英文法用語では「句動詞」と呼びます。
例: He kept on asking me for advice.
   I gave up trying to impress you all time.
 
Note :  不定詞を使わないように注意すべき表現
“to” を伴う句動詞の後は動名詞を使う(不定詞は使えない)
look forward to, to take to, to be accustomed to, to get around to, & to be used to.
 
to につられて動詞の原形を続けないように注意する
正 I look forward to seeing you soon. (I look forward to it)
誤  I look forward to see you soon.
正   I am used to being with you all the time. (I am used to it)
誤 I am used to be with you all the time
 
 

▮ 前置詞後に動名詞を使う

 
例:  I love to be good at writing.
   私は書くことが得意です。
   この文では、前置詞atの直後にwritingというing形が続いています。
前置詞の直後には名詞が来るので、このwritingは、
名詞の働きをする動名詞です。
このように、動名詞は前置詞の目的語として使うこともできます。
 
      I can make it happen after experiencing all the dilemmas.
 

▮ compound nouns.(複合名詞)に動名詞を使う

例 : Denise invited me over to taste her mouthwatering dish.
デニスは彼女のおいしそうな料理をごちそうするために私を招きました。
Scuba-diving is one of the activities I want to try.
動名詞 4
 

5分でわかる! 英文法「冠詞」

セシル

           Edited by  セシル

           IELTS TOEFL インストラクター

 
冠詞1
私たちはどうして英文法を学ぶのでしょう。
自然できちんとした英語を話したり、文章を作ったり、あるいは、本を読んだりするために必要なのが文法です。
みなさんの中には、すでに長い間、文法を勉強されてきた方も多いことでしょう。
また、文法学習に疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
文法は自然に身に付けるべきだとか・・、日本人は文法ばかり勉強しているから
英語がはなせない・・などの意見もあるでしょう。
しかし、ネイティブとは違い英語習得時間が限られた私たちは、文法を身に付けることで、
正しい英語を習得する時間を短縮できるのです。
冠詞 6
 
IELTS、TOEFL、英検など英語検定試験では、ちょっとした文法のミスが合否を分けることもあります。
普段から文法に注意して英語学習に取り組んでください。
今回は、冠詞の正しい使い方について学習します。
 

What are articles?   冠詞とは?

artic(冠詞)とは、単純に名詞の前に”つける” ものではありません。
むしろ、名詞の前に置くことによって、続く名詞がどのような性質のものか予告する働きをもちます。
冠詞には「specific 定冠詞」と「unspecific 不定冠詞」と呼ばれるものがあります。
不定冠詞はa/an、の2種類、定冠詞は the を使います。
 
使い方
Article + noun               冠詞 3
Example:   an + apple
a + balloon
the + umbrella
 
 

不定冠詞 a/anを使う場合

それまで話しに出てこなかったもの、つまり聞き手や読者が知らない事柄を示す時に使います。
 I bought an apple from the supermarket yesterday.
私は昨日スーパーでりんごを1つ買いました。
 
相手がそれまで意識していなかった、それまで聞いたことのないりんごなのでanを使う。
次に昨日買ったりんごを食べたという文では定冠詞theを使います。
I ate the apple I bought yesterday.  私は昨日買ったそのりんごを食べた。
昨日買ったりんごであることが聞き手にはわかっているのでtheを使う。
 

a/an の区別

a と an の使い分けは、名詞が母音で始まる場合は an をつけ、子音で始まる場合は a をつけます。
母音とは、日本語でいえば「ア、イ、ウ、エ、オ」の5つになります。
Examples are:  a book
a pair of shoes
a great friend
例文  : Mike has always been a great friend of mine.
Examples are:    an umbrella
an amazing talent
an unforgettable experience
例文 : She was born with an amazing talent.
冠詞 4
 
注意 1
実際の発音が母音で始まる場合には、つづりが子音から始まっていてもanと結びつきます。
Example:  an honest person instead of a honest person
honestは子音で始まりますが「h」は発音せずに次の「o」を”a”と発音しているのでanを
使います。
 
注意 2
y / w は「半母音」と呼ばれ、a と結びつきます。
a year,  a word
 
注意 3
実際の発音が母音で始まらない場合には、つづりが母音で書かれていてもa と結びつきます。  a university
Examples are:  a book
a pair of shoes
a great friend
例文  : Mike has always been a great friend of mine.
 

定冠詞 the を使う場合

Theは、「ほかとはっきり区別がつくもの」で聞き手・読書が「ああ、あれのことだな」と
納得できるものが次にくることを予告することにもなります。
Examples are:   the house
the sunken treasure
the next heir
例文 : The government discovered the sunken treasure approximately one mile from here.
 
以上のように冠詞は特別難しいものではありません。 冠詞の基本ルールを覚えて、
スピーキングやライティングの際は、正しい冠詞の使い方を心がけましょう。
次に、冠詞の特別な用法も覚えましょう。
 

冠詞 + 形容詞   形容詞を伴うことによって不定冠詞が必要になる場合

ふつうは無冠詞か定冠詞とともに使う名詞でも、形容詞とともなうと不定冠詞が必要になる場合があります。
形容詞をともなうと、「いくつもある種類のうちの〜な1」「いくつもある側面のうちの〜な1
という意味合いが生まれるからです。
例文
an + amazing + talent = an(不定冠詞) +amazing(形容詞) +talent (unspecified noun)
the + sunken + treasure = the(定冠詞) + sunken (adjective) +treasure (specified noun)
 

冠詞 + 数えられる名詞(可算名詞)

数えられる名詞(可算名詞)は単独では使えず、数値、a/an,the,myなどと結びつきます。
可算名詞であるかを知るために、複数形であるか、または”s”が付いていないかをチェクします。
特定のもので複数形の場合は”the”を使い、不特定で単数形の場合は”a”又は”an”を使います。
 
例   an + onion (means one onion; singular; unspecific) 1つのタマネギ
a kid (means one kid; singular; unspecific) 1人の子供
the umbrella (means one umbrella; singular; specific) (すでに話に出た)1つの傘
the umbrellas (means many umbrellas; plural; specific) (すでに話に出た)いくつもの傘
 

冠詞 + 所有格(his, her, my etc. )

 
所有格は、theに意味が1つ加わったものと考えてください。<the + 私の> でmyになります。
だれのものか明白な状況では、原則として所有格は使いません。
           She wants to bring her the umbrella because it’s raining outside.
            She wants to bring the umbrella because it’s raining outside.
 

冠詞を使わない場合

冠詞を使わない場合は、「1つのまとまりとしてとらえることができず」「どれとはっきり決めることができないが」
「とりあえず存在するもの」を示すことになります。
 
love, happiness, experience, など抽象名詞では原則冠詞は使わない
Happiness is what I’ve been aiming for my whole life.
 
名詞だけ見れば(聞けば)、だれのことか、または、それのことかすぐわかる場合は冠詞を使わない。
誤 I want to dine at the McDonalds tonight.
正 I want to dine at McDonalds tonight.
誤 The Sheena is smart.
正 We will go where The Statue of Liberty is located.
冠詞 7
食事・スポーツ・ゲームの名前には冠詞を使わない
誤 I like to play the basketball so much.
正 I like to play basketball so much.
 
数えられない名詞(不可算名詞)には冠詞を使わない
ただし、不可算名詞の前に数えられる前置フレーズがあれば”the”が使えます。
誤 I want to take home a bread from the grocery.
正 I want to take home bread from the grocery.
誤 She gave me an advice about my career, yesterday.
正 She gave me a piece of advice about my career, yesterday.
正 Don’t cry over spilt milk.
冠詞 8
一般的なアイデアには冠詞は使わない
  誤 The Pollution is one of the most common problem of the communities nowadays.
正 Pollution is one of the most common problem of the communities nowadays.