英語4技能対策

ネイティブのリアル英語 pig out 大食いする

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!

ネイティブのリアル英語  pig out   大食いする


pig out、なんとなく想像つきますよね。そう、まるで豚のようにいっぱい食べる

という意味です。日本語でも豚というとたくさん食べるイメージがありますが、

英語でも同じような使われ方をします。


「~を」と、何を食べるかを表したいときは「on ~ 」と続けます。

pig outは主にアメリカで使われる表現ですが、同じ意味でmake a pig of oneself

というフレーズもあり、こちらはイギリスで使われることが多いようです。


あまり行儀のいい言葉ではないので親しい間柄の人同士で使いましょう。


例文 1

A.Are you alright?

(大丈夫?)

B.He broke up with me. I’m just going to pig out today.

(彼に別れを告げられたの。今日は食べまくるわ。)

A.Why don’t we go get some ice cream?

(アイスクリーム、買いに行こうか?)


例文 2


A:Hi, Maria. What’s wrong? You look down.

(ハイ、マリア。今日はどうしたの?元気ないね。)

B:Yes. I had a party last night and pigged out.

(そうなの。昨日パーティーで食べ過ぎちゃって。)

A:You should try fasting today. If you do, your body will be lighter and you’ll feel better.

(今日は絶食をするといいよ。もしそうしたら、身体が軽く感じられるようになるよ。)
rab を使った表現


「   pig out   大食いする 」 習得・攻略


ネイティブのリアル 英語:

I don’t think I’m going to eat dinner tonight. I pigged out during lunch and I’m still full!



学校で教わる英語:

 I don’t think I’m going to eat dinner tonight. I over ate during lunch and I’m still full!



ネイティブのリアル発音:

 I don’ think I’m gonna eat dinner tanight. I pigged out during lunch ’n I’m still full!



同義語

pork out、eat a lot、overeat


IELTSスピーキング  試験官はここをチェックしている! 評価基準 Idiom

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Idiom

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(E)

┃ use a range of idioms   (イディオム)


受験者はIELTS スピーキング テストがゲームであることを強く認識してください。

試験官は、IELTS評価基準(ルール)に従い、ポイントを与えたり減点したりします。

したがって、受験者はIELTSゲームのルールを覚え、どうしたらポイントが得られるか、

何をすると減点されるのかを認識して対策をするようにしましょう。


ハイスコア(7.0 +)を目指すなら、イディオムを積極的に使うようにします。


単語だけ無難に使っていると、試験官は語彙力に疑問を持ち、6.5からの加点を

しなくなります。


イディオムを使うことはチャレンジになります。 試験官はイディオムを使わせる

誘導的な質問はしません。 例えば、試験官が” would you like to travel to another country?” 

と質問する場合は、意図的に 受験者が “would” を使って返答できたかを試していますが、

イディオムは、受験者が自発的に使っていかなけえればなりません。


イディオムは間違って使うと話の内容がわからなくなる危険もあるので、自信がつくまで、

練習パートナーと積極的に練習しましょう。 


イディオムを適切に使えれば語彙力を試験官にアピールすることができ、高得点が約束されます。


イディオムを使った 回答例






IELTSスピーキング  試験官はここをチェックしている! 評価基準 Connotation

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Connotation

Lexical Resource / Vocabulary  語彙の豊富さ(D)


状況にふさわしい言葉を選んで使うことができるか(connotation)」


単語は3つのconnotation (negative, neutral, positive)のどれかに当てはまります。


受験者が好意的(positive)な意味で使った単語がネガティブな単語であったりすると、

語彙力の不足と判断されてしまいますので注意が必要です。


例えば、「あまり動かない人」について話すときに「lazy」とするか、「inactive」とするか、「laid-back」とするかでニュアンスが変わってきます。そのニュアンスを理解したうえで使えているかどうかが試されます。


また、友人の体系(body )について話すときに「She is thin」と言えば、試験官は痩せているとだけ理解します、thinは、それ以上の表現ではありませんが、「she is skinny」と言うと、友人が痩せすぎている(から心配だ)とネガティブな発言と理解してしまいます。 一方で「she is slim」と言えば、あなたが友人の体系を好意的(positive)に思っていると理解します。



IELTSの試験官は、受験者が、その単語が持つニュアンスを正しく理解している

かをチェックしています。


Connotation (含意) の例




ネイティブのリアル英語 leftovers 食べ残し

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!


海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!


ネイティブのリアル英語 leftovers   食べ残し


アメリカ人は「食べ残し」のことを”leftovers”とよく言います。


ただし、日本人がもつ「食べ残し」=イメージが悪いものとは、かなりニュアンスが違います。


leftovers” は食べ残りには違いありませんが、多くの場合、”また食べることを意識した残りもの” という意味で使っています。


つまり、その時点では食べ残されているのですが、最終的には残らないはずの食物なのです。


日本で社会問題になっている”食べ物の廃棄”または”家畜飼料”にするような残り物の

ニュアンスとは違うわけです。

米国などの外食産業では一般的な”持ち帰り”(”doggy bag“)の習慣が日本にないため、

問題につながっているとの指摘もあります。



例文 1

Everyone, let’s not waste any food. Feel free to use doggy bags to take the leftovers home for later.

皆さん、食べ物をムダしないようにしましょう。ご遠慮なくこのドギーバッグで残った物をお宅に持ち帰ってください。

例文 2

I’m so hungry.

May I have your leftovers ?

ものすごくお腹がすいているんだ。

残されたものを、いただいてもいいですか。


「  leftovers   食べ残し 」 習得・攻略


ネイティブのリアル 英語:

Do you want to come to my house for dinner? We have a lot of leftovers from the party last night.



学校で教わる英語:

 Do you want to come to my house for dinner? We have a lot of remaining food from the party last night.


ネイティブのリアル発音:

Ya wanna come ta my house fer dinner? We have a lod ’a leftovers fr’m the pardy las’ night.



同義語

remaining food that couldn’t be finished.


IELTS ライティングセクション評価基準

IELTS ライティングセクション評価基準

4つの採点基準に沿って学習する!

IELTSライティングはリーディング・リスニングと違い、

目に見える正誤数によってバンドスコアを決めることができません。

「どのくらいできたら、スコアいくつ」というのがわかりづらく、練習していても、

自分のレベルがどれくらい良いのか悪いのか判断できずあいまいです。


しかし実際のテストでは、ライティングにはそれぞれ4つの採点基準が設けられているので、

それに沿って学習することで「何を」「どのように」書けばいいのかはっきりしています。


評価基準


Task 1      タスク達成力


タスクに則して、最低150語の長さでどの程度上手に要求を満たしているかを評価します。指示された情報の要件を認知し、要約し、エッセイで適切・正確に伝えることができているかを評価します。


Task 2      タスク対応力


タスクに則して、最低250語の長さで要求をどの程度上手に満たしているかを評価します。エッセイの中で、問題への姿勢や自らの立場を明快に位置付けているか?見解はトピックに則しているか? 意見表明に裏付けや視点はあるか? アイディアを支える根拠や、実体験が盛り込まれているか? などです。


Task 1&2    首尾一貫性とつながり


内容が明快で、なめらかに書かれているかを評価します。情報とアイディアと言葉をうまく操ってエッセイをまとめているか?内容は論理的で、意味を成しているか? 構文や文脈づくりで多様なテクニックが使われているか?などです。


Task 1&2     豊富な語彙


豊かな語彙をもっているか、出題されたタスクのためにそれを適切かつ正確に使いこなしているかが評価されます。同じ単語を反復使用していないか、情報やアイディアを表現するのに適切な単語を使っているか? などです。


Task 1&2    文法知識と正確な運用


多様な構文を採用し、しかも正確に使っているかを判定します。文法知識をいかしてどの程度長い文章を書き、どの程度複雑な内容を盛り込んでいるかに着目し、文章のレベルを評価します。多様な構文を、正確に適切に使いこなせているかを見ます。


Task2の採点比重

ライティングセクションにおいてはTask2が重要で,Task 2から回答することをお勧めします。

その理由としては、Task1 : Task 2 の採点割合は 1 : 2 となっており、またエッセイを書くにあたって目安となる回答時間も20分 : 40分となっています。


Task1 が 5.0,  Task 2が7.0だとすると、

5.0  + (7.0 × 2 )  ÷ 3 = 6.33    ( 切り上げで Writingのスコアは 6.5 になります。)


4項目 各1~9点  得点合計とバンドスコア


ネイティブのリアル英語 Grab a bite to さっと食事をする

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

ネイティブのように話せるようになるのも”in no time”(あっという間)!

ネイティブのリアル英語 Grab a bite to   さっと食事をする


この表現は、知らないと意味不明なフレーズですが、ネイティブスピーカー達は

普段とてもよく使います。

Biteは噛むという動詞の意味や、ひと口という名詞の意味がありますが、

この場合のA biteは食べ物という名詞を意味します。


Grabは、さっと取るという意味があり、特に急いでいる場合に使います。

あまり時間が無い時など急いでいるときは、素早いという意味のquick

をはさんでgrab a quick biteと言うこともあります。

a bite to eatだけで軽食という名詞の意味として使われます。


例文 1


A: Have you had lunch, yet?”

B: Not yet. And, I don’t think I’ll have time. I’ve got too much to do.

A: Come on. You can’t work all day nonstop. Let’s grab a quick bite to eat.

B: OK.

A: お昼もう食べた?

B: まだだよ。それに食べる時間もなさそう。やることがいっぱいあり過ぎて。

A: おいおい。一日中休みなく働けやしないよ。ささっと食べてこようよ。

B: わかった。



例文 2


 Can we grab a bite on the way?  I’m a bit hungry..

途中、軽く何か食べない? ちょっと、お腹がすいちゃった。

Grab を使った表現

Grab”はネイティブの日常会話で頻繁に使われる単語です。辞書を引くと「掴む」となっていますが、実際の会話では幅広い使われ方をします。”Grab”を口語的な表現として上手に使いこなせば、よりネイティブっぽくナチュラルな表現ができます。


  ┃Grab something  (何か)を取る

日常会話では “Get” の代わりに “Grab” が使われることがよくあります。例えば、友達に「テーブルの上にある携帯を取ってくれますか?」を “Can you grab my cell on the table?” と表すと、とてもナチュラルになります。


  (Go and) Grab someone  (誰か)を呼ぶ/連れてくる

“Grab” は “Call” に置き換えて使う事もでき、誰かを「呼ぶ」や「連れて来る」といった意味としても使えます。この場合の “Call” は電話をかけて相手を呼ぶのではなく、周辺にいる人に声をかけて呼ぶニュアンスになります。例えば、「2階にいるマイクさんを呼んできてくれ」と言う場合は “Can you go  grab Mike?” He’s upstairs. になります。その他、「人の注目を引く」という意味でも使われます。


┃Grab food / drinks  食事をする/飲みに行く

 Let’s grab dinner after work tonight. 今夜、仕事の後に食事に行きましょう



「  Grab a bite to   さっと食事をする 」 習得・攻略


ネイティブのリアル 英語:

I’m starting to get hungry. Do you want to grab a bite somewhere?


学校で教わる英語:

 I’m starting to get hungry. Do you want to get something to eat somewhere?


ネイティブのリアル発音:

 I’m starding da get hungry. Ya wanna grab a bite somewhere?


同義語

to get something to eat


IELTSスピーキング  試験官はここをチェックしている! 発音(Pronunciation)

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Pronunciation


Pronunciation  発音


IELTS Speakingは次の4つの基準で採点されます。

  • 流暢さと内容の一貫性(Fluency and Coherence)
  • 語彙力(Lexical Resource)
  • 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
  • 発音(Pronunciation)


ここでは、最後の採点基準『発音(Pronunciation)』について解説します。


発音(Pronunciation)は、IELTSスピーキング評価の25%を占める大事なスキルです。


発音(Pronunciation)をアクセント(Accent)と同じであるかのように誤解している

受検者が多く見受けられますが、試験官は、発音(Pronunciation)を

以下の基準で評価しています。


● clarity  (試験官が容易にはっきり英語を聞き取れる)

● speed  (早すぎず、遅すぎない適度なスピード)

 word stress ( 一つの単語の中で最も強勢(アクセント)を置いて読む部分 

● sentence stress (一文中におけるアクセントの分配)

● intonation (話の内容や話し手の感情の動きによって現れる声の上がり下がり)

  chunking ( 文章の切れ目に短い間を置いて話す)


単語のアクセントの位置を間違えてしまうと、試験官がが他の単語と勘違いしてしまうこともあります。単語を覚える時は、アクセントも一緒に覚えましょう。


アクセントを意識することに慣れると、抑揚をつけて話すことも容易になります。抑揚のない均一なトーンで話すと、暗記してきた文章をそのまま話しているような印象を与えてしまい、テストのスコアが下がることにつながるので、気を付けてください。

文章の中でも、大事なポイントはしっかり強調して話しましょう。少し言葉を強めたり、スピードを遅くすることで強調することが出来ます。


発音(Pronunciation)が苦手な方は、発音トレーニング Pronunciation Pairs

を受講されますことをお勧めいたします。


IELTSスピーキング  試験官はここをチェックしている! 法助動詞

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている!- 法助動詞



Grammatical Range and  Accuracy 文法力と正確さ


「 法助動詞」を使う Modal Verbs

IELTS Speakingは次の4つの基準で採点されます。

  • 流暢さと内容の一貫性(Fluency and Coherence)
  • 語彙力(Lexical Resource)
  • 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
  • 発音(Pronunciation)


ここでは、3つ目の採点基準『文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)』

 modal verb  法助動詞について解説します。


▮  法助動詞 の活用は IELTSスピーキングでは必須です!


IELTS スピーキング テストでは、高得点を取る秘訣の一つに、Modal Verbs( 法助動詞)

積極的に活用する手があります。

Modal Verbs(法助動詞)とは、will,must,can,may,might,should などで、話し手の気持ちを述べる助動詞と言えます。

Modal verbsを使うと、現実や事実そのものではなく、頭の中で「できる/ありえる/そうしなくてはいけない」などと考えたことを表すことができます。


Modal Verbs はIELTSスピーキング Part3 の中でよく使われます


IELTS スピーキング Part 3 では以下のような質問に対し、受験者が英語圏の大学生のように話せるかが試されます。


● Do you agree that ...?

● How have ...changed recently? 

●  What are popular ...in your country?


┃ 試験官がチェックしているポイント


☑ 推測する (例:将来について)

☑ 評価する (良いか、悪いか、そしてそれはなぜか)

☑ 物事について説明する(例: あなたの国で人気のある行事)

☑ 提案する (例:問題の解決策)

☑ 意見を述べる (賛成か、反対か、その理由)

☑ 比較対照する (例:男性と女性、若者と老人、過去と現在など)

☑ 詳細を述べる

☑ 例を挙げる(例:あなたの国で人気のあるスポーツなど)


受験者の考えや、予想、提案などを試験官に正しく伝えるために、Modal Verbsを

上手に使いこなすことが必要になります

これだけは覚えたい Modal Verbs (法助動詞)


▮ 可能性・推量を表す補助動詞― 話し手の個人的な判断を述べる

● can / could の注意すべき用法

can と could には可能性・推量(~はありうる、~かもしれない)の用法があります。この用法では、canも couldも現在の可能性・推量を表すことができますが、canのほうが高い可能性を、could のほうが低い可能性を表すときに使います。

Anybody can make mistakes.

誰だって間違いはありうる。

The light in the sky could be a plane.

空のあの光は飛行機かもしれない。


● may / might の注意すべき用法

may / might  には推量(~かもしれない)の用法があります。might を使うと

mayよりもやや可能性が低いことを表すことができます。

We may have some rain tomorrow.

明日はいくらか雨が降るかもしれません。

He might come to the party with his wife.

彼は奥さんといっしょにパーティーに来るかもしれません。


● will / would の注意すべき用法

will / would  には推測(たぶん~だろう)の用法があります。would を使うと

willよりも控えめでていねいな言い方になり、willよりも自信のなさを表すことができます。

Joe will be busy now.

ジョーは今忙しいだろうね。

That would be the best solution.

それがたぶん一番よい解決策だろう。


 補助動詞 + have + 過去分詞  

過去のことに関する現時点での推量や、過去の行為に対する非難や後悔を表す


≪過去のことに関する推量≫

● may [might ] have + 過去分詞 (~したかもしれない/~だったかもしれない)

You may have heard this joke before.

この上段は前に聞いたことがあるかもしれませんね。

The keys might have fallen out of your pocket.

カギはあなたのポケットから落ちたかもしれませんね。


● could have + 過去分詞 (~したかもしれない/~だったかもしれない)

He could have left his umbrella in the shop.

彼はその店に傘を忘れたのかもしれない。


● must have  + 過去分詞(~したに違いない/~だったに違いない)

過去のことに関する確信

He must have told me a lie.

彼は私にうそを言ったに違いない。


● should[ought to] have + 過去分詞(きっと~したはずだ)

The game should[ought to] have started at noon.

正午にはその試合は始まっていたはずだ。


● cannot[can’t] have + 過去分詞(~したはずがない/~だったはずがない)

He cannot have accepted your plan.

彼があなたの計画を受け入れたはずがない。

She couldn’t have noticed the difference.

彼女がその違いに気が付いたはずがない。


≪過去の行為に対する非難や後悔≫


●should have+ 過去分詞 ~すべきだったのに(実際はしなかった)

you should have got up at seven.

あなたは7時に起きるべきだったのに。

need not have + 過去分詞 ~する必要はなかったのに(実際にはしてしまった)

You need not[needn’t] have bought so much meat.

そんなにたくさんの肉を買う必要はなかったのに。

ネイティブのリアル英語 go Dutch 割り勘

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!

海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!

ネイティブのリアル英語 go Dutch   割り勘

マリアとケイが食事に出かけたときのことです。

楽しく過ごして、さてお勘定、というとき。

こんな場合は、割り勘がいちばんだと思っているマリアは、ケイがなにか言い出す前に、自分からこう切り出しました。


Let’s go Dutch.


学生時代に覚えた英語はしっかりと頭に残っているマリア。

「割り勘にする」はgo Dutchだったわ、と即座に思い出し、それを使ってみたのです。


Dutch は、「オランダ人」「オランダの」という意味ですが、オランダではデートの時でも支払いは別にするという習慣があることが由来と言われています。

近年オランダの都市においては女性の収入が男性を超えている事情もあり、男女が食事をしたときは、女性が勘定を持つこともあるようです。


Let’s go Dutch の他に、一般に使われているフレーズはsplit the billなどです。このsplitは「(縦に)割る」という意味、the billは「勘定書」の意味です。これは、考えてみると日本語の「割り勘」(←割前勘定)にピッタリくる表現ですよね。


「勘定を払う、費用を持つ」ときは、“foot the bill” “It’s on me”  を使います。

友人とレストランで食事をして自分が勘定を持つ時は、

“ I’ll foot the bill. “  と言ってみましょう。




例文 1


I never let guys pay for my dinner on dates. I always go Dutch.

デートの夕食代は絶対男性には払ってもらわないの。いつも割り勘よ。



例文 2


A: You paid for dinner last time, so this one is on me.

B: No, I didn’t. You paid last time. It’s my turn to pay.

A: I don’t think so. I’m pretty sure you paid.

B: Well, let’s just go Dutch then.

A:この前君が夕食代払ったよね。だからこれは僕に払わせて。

B:払ってないよ。前もあなたが払ったよ。私が払う番よ。

A:違うと思うよ。間違いなく君が払ったよ。

B:じゃあ、割り勘にしましょう。



「   go Dutch 割り勘 」 習得・攻略


ネイティブのリアル 英語:

Every time William and Steven eat at a restaurant, they go Dutch.


学校で教わる英語:

 Every time William and Steven eat at a restaurant, they pay individually.


ネイティブのリアル発音:

Ev’ry time William ’n Steven ead at a rest’rant, they go Dutch.


同義語

to pay individually.

split the bill


IELTSスピーキング  試験官はここをチェックしている! 完了形

IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている!- 完了形

Grammatical Range and  Accuracy 文法力と正確さ


「 完了形」を使う  PERFECT TENSES 

IELTS Speakingは次の4つの基準で採点されます。

  • 流暢さと内容の一貫性(Fluency and Coherence)
  • 語彙力(Lexical Resource)
  • 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
  • 発音(Pronunciation)


ここでは、3つ目の採点基準『文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)』

 完了形 PERFECT TENSES について解説します。


▮ 完了形 の活用は IELTSスピーキングでは必須です!

IELTSスピーキング テストでは、試験官の質問に、過去から今まで継続している

ことや、経験を話す場面がしばしば登場します。 

試験官は、受検者が現在完了形を容易に使えるかを試しています。

問題・解答 例

Q: Do you enjoy going to museums?

A: Yes, I have been to many museums. When I lived in New York I went to a museum every week. When I went to Italy I also spent a lot of time at museums because they are famous there. I think it’s great to go to museums and see works of art that we don’t get to see every day.

これだけは覚えたい完了形


 1. “I’ve always loved ~” - 現在完了形の使用

「have +過去分詞+名/動詞+ing」 “I’ve always/never enjoyed… “I’ve always/never been interested in…”.という表現で、過去のことが今でも続いている時に使う現在完了形です。

Q: What books do you enjoy reading?


A: I love reading books. I have always loved reading science fiction and horror. I have read every book by Robert Anson Heinlein . The last book I read by him was Stranger in a Strange Land. I read it and scared myself before I fell asleep every night.


2. “I’d never done it before.” 過去完了形の使用


“it was my first time”(初めてでした)という代わりに過去完了形が使えます。

Q: “What is the most important quality in a good teacher ?”

A : Well, my high school French teacher was just so passionate about the language. I’d never enjoyed French, but he changed my mind about it.

過去完了形を用いて、過去のある時点に視点をおいて、その時までのことについて話をする時の表現法です。会話に組み入れることができるように練習してください。


3. “I’ve been studying English for about three years.” 

- 現在完了進行形の使用


ある動作が過去から現在まで継続している、又は継続したことを表します。

(今まで)ずっと~し続けている[いた] という意味になります。


Q : “Are you interested in sport?”

A: “Sure. I‘ve been playing football since I was a high school student…”

Q: “Do you work, or are you a student?”

A: “Actually, I quit my job last month. Since then I‘ve been studying English.”

Q: “Are you interested in the news?”

A: “Sure. I’ve been reading a lot about  science news recently…”