英語4技能対策

“blow off steam” って? 今日から使えるネイティブ表現


◆ 今回のイディオム

“blow off steam”


「blow off steam」は、日常英会話でよく使われる表現のひとつ。
意味や使い方をマスターすれば、ネイティブらしい自然な会話力にぐっと近づきます!



🔍 どんな意味?

“blow off steam” は、「ストレスを発散する」「怒りやイライラを発散する」という意味です。
緊張や怒りなど、心の中にたまった感情を解き放つときに使われます。



🛠️ 語源について

この表現は、**蒸気機関(steam engine)**が由来です。
蒸気がたまり過ぎると圧力が高くなり、機関が壊れてしまうため、余分な蒸気を排出(=blow off)する必要がありました。
それと同じように、人間も感情をため込まず「放出」することが大切というイメージです。



📚 使い方をチェック!

  1. After the exam, we went out for karaoke to blow off some steam.
     → 試験のあと、ストレス発散にカラオケに行ったんだ。

  2. He was so angry that he went for a run to blow off steam.
     → 彼はすごく怒っていたので、走りに行ってイライラを発散した。

  3. Sometimes I just need to blow off steam by playing video games.
     → ときどき、ゲームをしてストレスを解消する必要があるんだ。




🎯 ポイント解説

  • よく使われる前置詞は “to blow off steam”“by ~ing”(~することで)
  • 「少し発散する」ニュアンスを加えたいときは “some steam” を使うことも◎
  • フォーマルすぎない日常表現なので、カジュアルな会話で使うのが自然です




🔁 似たような表現

表現意味使用シーン
let off steam感情を発散する“blow off steam”の同義語としてよく使われます
cool down気持ちを落ち着ける怒りを抑えるときに
unwindくつろぐ、リラックスするストレス解消の意味で穏やかに使うとき


日々の生活や仕事でたまるストレスやイライラ。


そんなとき、ネイティブは “I need to blow off some steam.” とサラッと言ったりします。
この表現を覚えておくだけで、気持ちの伝え方がグッと自然に近づきますよ!


さあ、あなたも今週はどんな方法で steam を blow off しますか?🌿


試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“break a leg”って?-今日から使えるネイティブ表現


✨ 今回のイディオム

“break a leg”


break a leg」は一見ネガティブな表現に見えますが、実はとてもポジティブな意味を持つ、演劇や公演の世界ではおなじみのフレーズです。



🎭 どんな意味?

“break a leg” は「頑張って!」「うまくいくように祈ってるよ!」という意味のおまじないの言葉です。特に舞台に立つ前や、大事な発表の前に使われます。日本語で言う「成功を祈る!」や「きっと大丈夫!」に近いニュアンスです。



🕰️ 語源について

この表現の語源には諸説ありますが、最も有力なのは「縁起をかつぐ」という考え方から来ている説です。演劇界では、「幸運を祈る」というストレートな言葉を使うのは不運を招くと信じられており、あえて逆の言葉(ケガをする=break a leg)を使って幸運を呼び込むというものです。

また、舞台で成功して何度もカーテンコールに応じる=「脚を折るほど舞台に何度も立つ」という意味合いから来ているという説もあります。



🗣️ 使い方をチェック!

  1. You’ve got this audition today, right? Break a leg!
     (今日オーディションだよね?がんばって!)

  2. Break a leg in your presentation tomorrow. You’ll do great!
     (明日のプレゼン、うまくいくといいね。きっとうまくいくよ!)

  3. Everyone told me to break a leg before my big speech.
     (大事なスピーチの前、みんなに「がんばって」って言われたよ。)




💡 ポイント解説

“break a leg” は日常会話ではあまり使わず、特にパフォーマンス前大事な挑戦の直前に使われる少し特別なフレーズです。「break a leg!」とだけ短く言っても伝わるので、カジュアルに使えますが、知らないと戸惑う表現でもあるため、意味を理解しておくと安心です。



🔁 似たような表現

  • Good luck!(がんばってね!/幸運を祈る)
  • Knock ’em dead!(思いっきりやっちゃえ!/最高のパフォーマンスをしてこい)
  • You’ve got this!(君ならできるよ!)




大事な日、大きなチャンスの前に、友達や同僚にそっと “Break a leg!” と声をかけてみましょう。きっと笑顔が返ってくるはずです。少しユーモアもあり、英語らしさを感じられる表現ですよ!



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“piece of cake ” って? 今日から使えるネイティブ表現


🍰 今回のイディオム 

“piece of cake”


「piece of cake(ピース・オブ・ケイク)」は、英語圏でよく使われるカジュアルな表現で、「とても簡単なこと」「楽勝なこと」という意味を持っています。まるでケーキの一切れを食べるくらい簡単!というニュアンスですね。



🧠 どんな意味?

“piece of cake” は、「簡単なこと」や「朝飯前のこと」を表すイディオムです。例えば、難しいと思っていた仕事や試験が意外と簡単にこなせた時に使います。

意味例:
・楽勝だった
・超カンタンだった
・すぐできた



📚 語源について

この表現のルーツは1930年代のアメリカ英語にさかのぼります。ケーキが「ご褒美」や「楽しいこと」の象徴であったため、「a piece of cake」は「楽しくて簡単なこと」というイメージで使われるようになりました。また、アメリカの詩人ラングストン・ヒューズの詩の中にも登場し、そこから広まりました。



💬 使い方をチェック!

  1. The math test was a piece of cake.
     その数学のテストは楽勝だった。

  2. Don’t worry, fixing this will be a piece of cake.
     心配しないで、これを直すのは超簡単だよ。

  3. Cooking for ten people? That’s a piece of cake for her!
     10人分の料理? 彼女にとっては朝飯前だよ!




📝 ポイント解説

  • カジュアルな会話で使われる表現なので、フォーマルなビジネス英語では避けたほうがよい場面もあります。
  • ポジティブな文脈で使われることが多く、自慢やユーモアにも使われます。
  • “It was easy.” の代わりに使うと、一気にネイティブっぽさがアップ!




🔁 似たような表現

  • It’s a walk in the park.(公園を散歩するくらい簡単)
  • It’s no big deal.(たいしたことじゃない)
  • It’s a breeze.(そよ風みたいに楽なこと)


どれも「簡単」という意味ですが、微妙にニュアンスが異なるため、シチュエーションに合わせて使い分けると◎。



簡単なことを伝える時に “piece of cake” を使えば、表現に余裕とユーモアが加わります。今日からぜひ会話に取り入れてみてください。ちょっとした一言が、あなたの英語をもっとナチュラルにしてくれますよ!



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“once in a blue moon” って? 今日から使えるネイティブ表現


☽ 今回のイディオム

“once in a blue moon”



今回ご紹介するのは、「once in a blue moon」というイディオム。日常会話や映画のセリフなどでも時折耳にする表現です。




🌑 どんな意味?

once in a blue moon」は、「ごくまれに」「めったにない」「ほとんど起こらないこと」という意味です。
つまり、頻度がとても低いことを強調したいときに使います。



🌕 語源について

この表現は、**青い月(blue moon)**という天文現象に由来しています。
通常、ひと月に満月は1回ですが、稀に1か月に2回満月が見られることがあります。
この2回目の満月を「blue moon」と呼び、それが「非常に珍しい出来事」として比喩的に使われるようになったのです。



🌓 使い方をチェック!


  1. I only go to the movies once in a blue moon.
     (私は映画に行くのはごくたまにです。)

  2. She visits her hometown once in a blue moon.
     (彼女が故郷を訪れるのはめったにありません。)

  3. We eat out as a family once in a blue moon—usually on special occasions.
     (私たち家族で外食するのは本当にたまにで、たいてい特別な時だけです。)




🌘 ポイント解説

  • 「once in a blue moon」は主に頻度を表す副詞句として使われます。
  • 文の中では「現在形」と一緒に使われることが多く、日常習慣の中での稀な出来事を示すのにぴったり。
  • ややカジュアルな表現なので、会話やエッセイの中に自然に取り入れられます。




🌔 似たような表現

  • hardly ever(ほとんど~しない)
  • rarely(めったに~ない)
  • once in a lifetime(一生に一度)


これらの表現と比較して、「once in a blue moon」はよりイメージ豊かで印象に残りやすい表現です。



めったにないことに出会ったとき、今日からは “once in a blue moon” をさらりと使ってみましょう!
英語の表現力がワンランクアップしますよ。

“keep your fingers crossed” って? 今日から使えるネイティブ表現


🔍 今回のイディオム

“keep your fingers crossed”


このイディオムは、**「うまくいくように祈る」「幸運を願う」**という意味で使われます。何かが成功するように願っているときに、手の指を交差させる仕草とともに使われることもあります。



📖 どんな意味?

“keep your fingers crossed” は、**「(何かがうまくいくように)祈っている」「幸運を願っている」**という気持ちを表すフレーズです。結果が自分でコントロールできない場面、たとえば試験結果の発表前や就職の面接後などに使われます。



🌀 語源について

この表現は、キリスト教に由来すると言われています。古代ではキリスト教徒が互いの信仰を秘密裏に確認するため、指を交差させて「十字架」の象徴としたことが始まりとされます。時代が進むにつれ、「指を交差させて祈る」=「幸運を願う」という意味に転じました。



🗣 使い方をチェック!(例文3つ)

  1. I have an important job interview today. Keep your fingers crossed for me!
     (今日は大事な面接なの。うまくいくように祈ってて!)

  2. The weather looks bad, but we’re still planning the picnic. Let’s keep our fingers crossed!
     (天気が悪そうだけど、ピクニックの予定はそのまま。うまくいくといいね!)

  3. My sister entered a singing contest. She’s waiting for the results now. We’re all keeping our fingers crossed.
     (妹が歌のコンテストに出たんだ。今結果待ちで、家族みんなで祈ってるよ。)



💡 ポイント解説

  • カジュアルな会話でよく使われる
  • 一人で使う場合は “I’m keeping my fingers crossed.”
  • 誰かに願ってほしいときは “Keep your fingers crossed for me.”
  • 状況の成功を願う共感表現として便利!




🧩 似たような表現

  • Hope for the best(最善を願う)
  • Knock on wood(ジンクスよけに使う「縁起をかつぐ」表現)
  • Pray that it works out(うまくいくよう祈る)

    これらも同じように「うまくいくことを願う」ニュアンスで使えますが、”keep your fingers crossed” のほうがよりカジュアルで口語的です。




願ってもどうにもならない場面ほど、”keep your fingers crossed” は心強いフレーズになります。会話にさりげなく取り入れて、ネイティブらしいやり取りを楽しんでみましょう!




試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”



“get the hang of it ” って? 今日から使えるネイティブ表現


📌 今回のイディオム

“get the hang of it”


英語のネイティブ表現において、日常会話でもよく登場するのがこの “get the hang of it”。
直訳は「そのコツをつかむ」。
ある作業や行動に慣れてきて、スムーズにできるようになることを意味します。



🔍 どんな意味?

“get the hang of it” は、「やり方がわかってきた」「慣れてきた」というニュアンスで使われます。
たとえば、新しいアプリの使い方や自転車の乗り方など、「最初は難しかったけど、今はできるようになった」時にぴったりの表現です。



📚 語源について

この表現の“hang”は「つかむ」「扱う感覚」のような意味で使われています。
19世紀アメリカのスラングに由来しており、もともとは「銃の扱いに慣れる」などの意味で使われていたと言われています。
そこから「コツをつかむ」「慣れる」という意味へと広がっていきました。



💬 使い方をチェック!(例文は3つ)

  1. Don’t worry, you’ll get the hang of it after a few tries.
     (心配しないで、何回かやればコツがつかめるよ。)

  2. I finally got the hang of using this editing software.
     (やっとこの編集ソフトの使い方がわかってきた。)

  3. It took me a while to get the hang of driving on the left side.
     (左側通行に慣れるのに少し時間がかかったよ。)




🧠 ポイント解説

  • 「最初はうまくいかないけど、やっていくうちに慣れていく」というプロセスがある時に使います。
  • フォーマルすぎない、フレンドリーな会話でよく使われます。
  • “it” の部分は具体的な作業に置き換えることも可能(例:get the hang of skiing)。




🔄 似たような表現

  • get used to it:慣れる(ニュアンスは似ていますが、感情的・習慣的に慣れる場合に使います)
  • get the knack of it:やや古風ですが、「コツをつかむ」という意味で同様に使われます
  • figure it out:理解する・解決する(問題をクリアするニュアンス)




最初は難しく感じても、少しずつ慣れていけば大丈夫!
“get the hang of it” を覚えておけば、仕事でも趣味でも、成長のプロセスを自然に表現できます。
英語学習もまさにこれ。少しずつ “get the hang of it” していきましょう!




試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“face the music  ” って? 今日から使えるネイティブ表現


★ 今回のイディオム

“face the music”



「face the music」は、**「困難な状況や結果に立ち向かう」「自分の責任を受け入れる」**という意味のイディオムです。

たとえば「やるべきことをやらなかった」あとに、その結果として怒られたり罰を受けるときなどによく使われます。



🎯 どんな意味?


「(不快な)結果や現実に立ち向かう」「責任を取る」「避けられない状況を受け入れる」といった意味があります。

ネガティブな文脈で使われることが多く、仕事や学校、日常生活のあらゆる場面で登場します。



🪘 語源について

この表現の語源ははっきりしていませんが、有力な説が2つあります:

  1. 軍隊説:除隊処分などの際、軍楽隊の前で処分を受けることが「音楽に直面する(face the music)」に例えられた。
  2. 演劇説:俳優がステージに立って、観客(=楽隊がいる方向)に向かって演技をする=現実と向き合うという比喩。

いずれにせよ「逃げられない場面に正面から立ち向かう」という意味が込められています。



📚 使い方をチェック!


  1. He forgot to submit the report, so now he has to face the music.
     (レポートを出し忘れた彼は、今やその責任を取らなければならない。)

  2. If you lie, eventually you’ll have to face the music.
     (嘘をつけば、最終的にはその報いを受けることになるよ。)

  3. She knew she had made a mistake and was ready to face the music.
     (彼女は自分のミスを認め、結果を受け入れる覚悟をしていた。)




🔍 ポイント解説


  • 「避けたいけど避けられないこと」に向き合うときに使います。
  • 日本語で言えば「覚悟を決めて責任を取る」「自業自得」「報いを受ける」といった意味合い。
  • フォーマル・カジュアルどちらにも使えますが、ビジネス英語でも頻出です。




🎭 似たような表現


イディオム意味
take the heat責任や批判を引き受ける
pay the price代償を払う、報いを受ける
bite the bullet苦しいことに耐える、やるしかないことをやる


最後に一言
“face the music”は、責任や現実にしっかり向き合う姿勢を表す、とても英語らしい表現です。言い訳をせず、潔く行動する場面で使ってみてください。英語での信頼度もアップすること間違いなしです!



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“call it a day  ” って? 今日から使えるネイティブ表現


✅ 今回のイディオム

“call it a day”


「call it a day」は、仕事や活動を「今日はここまでにする」「切り上げる」といった意味で使われる表現です。
たとえば仕事中、「もう十分やったから、今日は終わりにしよう」と言いたいときにぴったりです。



🌱 どんな意味?

「call it a day」は、「(ある活動を)その日の終わりにする」「終了する」という意味です。
特に、仕事やプロジェクト、勉強などを一区切りつけて終えるときに使われます。



🧭 語源について

この表現は1900年代初頭のアメリカ英語が起源とされ、「今日はもう十分働いたので一日を終えよう」という感覚から生まれました。
もともとは「call it half a day(半日で切り上げる)」という形で使われていたそうですが、のちに「call it a day」という形に定着しました。



📝 使い方をチェック!

  1. We’ve done enough work on this project — let’s call it a day.
    (このプロジェクトの作業はもう十分だね。今日はここまでにしよう。)

  2. I’m getting tired. I think I’ll call it a day and head home.
    (疲れてきたから、今日はもう終わりにして帰ろうかな。)

  3. It’s already 8 p.m. Let’s call it a day before we burn out.
    (もう夜8時だし、無理する前に今日は終わりにしよう。)




🎯 ポイント解説

  • ビジネスシーン、日常会話どちらでも使える万能表現。
  • 「もう終わりにする」という前向きな気持ちで使われることが多く、ネガティブなニュアンスはありません。
  • 主語は「We」や「I」がよく使われ、文末に置かれることが多いです。




🔁 似たような表現

  • Wrap it up(切り上げる)
  • Pack it in(その日は終わりにする)※ややカジュアル
  • Knock off (for the day)(その日の仕事を終える)




十分に頑張った後、「call it a day」と言って気持ちよく終わるのは、英語圏でもよくある習慣です。
次に英会話レッスンや仕事の場面で「もう今日は終わり!」というときに、ぜひこのフレーズを使ってみてください!


試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“by the book  ” って? 今日から使えるネイティブ表現


◆ 今回のイディオム

“by the book”

「by the book」は、「規則通りに」「マニュアル通りに」「厳密に手順に従って」という意味のイディオムです。
特に、ルールや規則を厳しく守る人の行動を説明する際によく使われます。




◆ 🔍 どんな意味?

“by the book” は、「法律・規則・指針などに忠実に従って行動する」という意味です。
肯定的にも使えますが、時には「融通が利かない」「柔軟性がない」といったニュアンスを含むこともあります。




◆ 📚 語源について

この表現の “book” は、ルールブックやマニュアル、法律書などを指します。
もともとは軍隊や官公庁などの組織で、「規則書通りにやる」ことを強調する際に用いられていたと言われています。
今ではビジネスや日常会話でも広く使われています。




◆ 📝 使い方をチェック!(例文は3つ)


1️⃣ The new manager does everything by the book, which makes the team feel restricted.
(新しいマネージャーは何事も規則通りに行うので、チームは窮屈に感じている。)

2️⃣ You won’t get in trouble if you do it by the book.
(規則通りにやれば、問題にはならないよ。)

3️⃣ She handled the legal process strictly by the book.
(彼女は法的手続きを厳密に規則通りに進めた。)



◆ 💡 ポイント解説

  • ビジネスシーンでは「リスクを避ける慎重な姿勢」としてプラスに受け取られやすい。
  • 一方で、創造性や柔軟性が求め
    場面では「型にはまりすぎ」としてマイナス評価になることも。
  • トーンや文脈に注意して使い分けるのがポイントです。




◆ 🔁 似たような表現

  • follow the rules(規則に従う)
  • play it safe(安全策をとる)
  • toe the line(方針に従う)
    ※ それぞれニュアンスが少しずつ異なるので、使い分けを意識しましょう。




「by the book」は、英語圏の職場やフォーマルな場面で非常によく使われる表現です。
規則を守ることが大切な状況では信頼感を与えられる一方で、柔軟さが求められる場面では注意が必要です。
使いどころを見極めて、スマートに使いこなしていきましょう!



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

“barking up the wrong tree ” って? 今日から使えるネイティブ表現


🐶今回のイディオム

“barking up the wrong tree”


今回ご紹介するイディオムは “barking up the wrong tree”。直訳すると「間違った木に向かって吠える」ですが、ネイティブはこの表現をどんな場面で使っているのでしょうか?



🌳どんな意味?

“barking up the wrong tree” は、「見当違いのことをしている」「誤った相手や原因を責めている」という意味です。相手の行動や主張が的外れだと伝えるときによく使われます。




🔍語源について

この表現は19世紀のアメリカで生まれたとされています。猟犬が獲物を追って吠えているが、実際には獲物がその木にはいない、という状況から生まれました。つまり、正しいターゲットに向かっていないというニュアンスが込められています。




💬使い方をチェック!

  1. If you think I’m the one who broke the window, you’re barking up the wrong tree.
     (私が窓を割ったと思っているなら、それは見当違いだよ。)

  2. He blamed the manager for the delay, but he was barking up the wrong tree.
     (彼は遅れをマネージャーのせいにしたが、それは的外れだった。)

  3. Trying to solve this issue by calling customer service is barking up the wrong tree—you need to talk to the tech team.
     (この問題をカスタマーサービスに連絡して解決しようとしても無駄だよ。技術チームに話すべきだ。)




💡ポイント解説

この表現は、比較的カジュアルな会話で使われることが多いですが、ビジネスシーンでも使われることがあります。相手の主張が間違っていることをやんわりと指摘したいときに便利です。ただし、使い方によっては批判的に響くこともあるので、丁寧な言い回しとセットで使うと安心です。




🔄似たような表現

  • Off the mark(的外れである)
     例:His comment was completely off the mark.

  • Missing the point(要点を外している)
     例:You’re missing the point of the discussion.

  • Going down the wrong path(誤った方向に進んでいる)
     例:I think we’re going down the wrong path with this strategy.



相手の思い込みや誤解をやんわりと指摘したいとき、“barking up the wrong tree” はとても役立ちます。ネイティブが日常的に使うこの表現、今日からぜひ使ってみましょう!



試験対策に強いオンライン英会話 ”マイチューター”

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