IELTS対策コラム

IELTS リーディング アカデミックの問題形式 「Matching Features」 完全攻略


「Matching Features (特徴対応)」 の攻略解説とTIPS


【Matching Features とは?】


Matching Features(特徴対応)の問題形式では、本文内で述べられている特定の情報(出来事、意見、事実など)をリストの中の人物、団体、年代、または場所などと一致させる必要があります。この形式は、以下のスキルを試します:


  1. 情報のスキャニング能力
  2. 同義表現の認識
  3. 特定の情報とその文脈の理解




【攻略方法】


  1. リストを先に確認する

    • マッチング対象のリスト(人名、団体名、時代、地域など)を先に把握し、それぞれの特徴を頭に入れる。

  2. 質問文を読み、探す情報を特定する

    • 質問文で求められている特徴的な情報やキーワードに注目。

  3. 本文をスキャンし該当部分を特定する

    • リストの項目に関連する情報を探す際、スキャンを効率的に行い、該当する箇所を見つけたら確認する。

  4. 同義語や言い換え表現に注意

    • 本文中の表現が質問やリストでの表現と異なる可能性が高いので、言い換えや類義語を意識する。

  5. 選択肢を消去法で絞り込む

    • 明らかに一致しないものを消去して選択肢を狭める。




【具体例と回答ヒント】


【例題】


以下は短縮された例文です。


文章抜粋:


A: Dr. Smith was among the first to study the effects of climate change on Arctic wildlife, specifically focusing on polar bears.


B: The Wildlife Conservation Society conducted groundbreaking research on preserving rainforest habitats through community engagement.


C: Professor Jones argued that renewable energy adoption was critical for reducing global carbon emissions.


質問文:
各研究や意見を正しい人物または団体と結びつけなさい。

  1. Community-driven approach to conservation
  2. Early research on polar bear populations and climate change
  3. Advocacy for renewable energy use


リスト:

  • Dr. Smith
  • Wildlife Conservation Society
  • Professor Jones




【解答とヒント】


  1. Community-driven approach to conservation

    • 該当リスト: Wildlife Conservation Society
      • 「community engagement」が「community-driven approach」と一致。

  2. Early research on polar bear populations and climate change

    • 該当リスト: Dr. Smith
      • 「polar bears」と「effects of climate change」が対応している。

  3. Advocacy for renewable energy use

    • 該当リスト: Professor Jones
      • 「renewable energy adoption」が「advocacy for renewable energy use」と言い換えられている。




【TIPS】


  1. リストの対象に注目

    • リストの中に複数の対象(人物、団体、場所など)がある場合、それぞれの特徴を把握しやすくするため、簡単なメモを取る。

  2. 本文をスキャンする際はキーワードを探す

    • 人名や団体名、特定の単語(例:polar bears, renewable energy)が本文中でどこに登場しているかを確認。

  3. 言い換え表現を覚える

    • Matching Features では特に言い換えが頻出。「early research = first to study」「advocacy = argued」などの関連表現に慣れておく。

  4. 選択肢がすべて使用されるとは限らない

    • 必ずしもすべての選択肢が使われるとは限らないため、焦らず慎重に。

  5. 消去法の活用

    • 明らかに該当しないものを除外していくことで正答率を高める。




Matching Features は文章全体の理解力を問われるため、事前に練習問題を多く解き、効率よくスキャンする技術を身につけることが重要です。