IELTS対策コラム

IELTS リーディング アカデミックの問題形式(11種類)


IELTSリーディング(アカデミック)の問題形式には、以下のような11種類の形式が一般的に使われます。それぞれ異なるスキルをテストするため、練習時にすべての形式に慣れることが重要です。




1. True/False/Not Given

  • 形式: 与えられた文がテキストの内容と一致しているかどうかを判断します。
    • True: 内容が一致する場合
    • False: 内容が矛盾する場合
    • Not Given: テキストにその情報がない場合




2. Yes/No/Not Given

  • 形式: 与えられた文が著者の意見や見解と一致しているかどうかを判断します。
    • Yes: 意見が一致する場合
    • No: 意見が矛盾する場合
    • Not Given: テキストにその意見が示されていない場合




3. Multiple Choice (選択肢問題)

  • 形式: 1つまたは複数の正しい答えを選びます。
    • シングルチョイス: 正解が1つ
    • マルチプルチョイス: 正解が複数
    • 設問は本文に記載されている順番通りに出題される場合が多い




4. Matching Headings (見出し選択)

  • 形式: 各段落やセクションに最適な見出しを選びます。
    • 与えられたリストから正しい見出しを選択します。




5. Matching Information (情報一致)

  • 形式: 特定の情報がどの段落に含まれているかを選びます。
    • 質問文とテキストを照らし合わせて解答します。




6. Matching Features (特徴対応)

  • 形式: 特定の人物、団体、理論などに関連する特徴を一致させます。
    • 複数の選択肢から選ぶ形式です。




7. Matching Sentence Endings (文の結末選択)

  • 形式: 文の前半が与えられ、最適な後半を選んで完成させます。




8. Sentence Completion (文章穴埋め問題)

  • 形式: 文を完成させるために、テキストから適切な単語を選びます。
    • 制限語数(例: 1~2語以内)が指定されることが多いです。




9. Summary Completion (要約完成問題)

  • 形式: 要約文の空欄をテキストから適切な単語で埋めます。
    • ドロップダウン形式やリスト選択の場合もあります。




10. Table/Flowchart/Diagram Completion (表・フローチャート・図表完成)

  • 形式: 表、フローチャート、または図表の空欄を埋める問題。
    • 情報を正確に取り出すスキルが求められます。




11. Short Answer Questions (短答問題)

  • 形式: 質問に対し、テキスト内の情報を基に簡潔な回答を記述します。
    • 指定語数内(例: 3語以内など)で答える必要があります。




ポイント

  • リーディングのセクションは3つの長文(約2,150~2,750語)で構成されています。
  • 時間制限は 60分(各問題形式に平均20分を配分)。
  • 正確にテキストの情報を読み取り、指定された語数や形式を守ることが重要です。

各形式に対応した練習問題を解き、時間配分にも慣れるとスコアアップにつながります!