お知らせ

クリスマス・年末年始休講のお知らせ


日頃はマイチューターをご利用いただきありがとうございます。

さて、クリスマス・年末年始休講日につきまして、誠に勝手ながら、下記のとおりとさせていただきます。 皆様には大変ご不便とご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

尚、休講中のご連絡、ご質問はマイページ「カスタマーサポート」からメールにてご連絡くださいますようお願い申し上げます。

休講日

12月23日,24日,25日,31日、   1月1日、2日

1月3日(水)から通常通りとなります。

マイチューター事務局

IELTSライティング「コヒーレンス(論理の一貫性)とコヒージョン(接続性)」―具体例

IELTSライティングで上級者が守るべきルール:コヒーレンス(論理の一貫性)とコヒージョン(接続性)について、具体例を挙げて説明します。


コヒーレンス(Coherence)


定義: 論理的な一貫性を持たせ、文章全体が明確な論理の流れに従っていること。


※ 具体例

● 良くない例


Many people believe that global warming is a serious issue. Cars are widely used in cities. Some people think we should reduce car usage.

問題点: トピック(地球温暖化)と主張(車の使用削減)との間に論理的なつながりが薄い。


● 良い例:

Many people believe that global warming is a serious issue because of the rising levels of greenhouse gases. One major contributor to these emissions is the widespread use of cars in cities. To address this, some argue that reducing car usage is a crucial step.


改善点:

論理的なつながりを明確化(原因→影響→解決策)。

文同士がスムーズに接続している。


コヒージョン(Cohesion)

定義: 適切な接続詞や代名詞、文構造を使い、文と文がしっかりつながっていること。


※ 具体例

● 良くない例

People enjoy fast food. It is unhealthy. It is cheap. It is convenient.

問題点: 短い文が羅列され、つながりが弱い。


● 良い例:

While people enjoy fast food because it is cheap and convenient, it is also unhealthy. This raises concerns about its long-term impact on public health.


改善点:

● 接続詞(”While”)で対比を示す。

● 代名詞(”This”)を使って内容をつなげる。

● 一文に複数のアイデアを含む構造で滑らかに展開。


コヒーレンスとコヒージョンを向上させるポイント

● 段落構成を明確にする

● 各段落に1つの主張を持たせ、論点を明確化する。


例:
段落1: 地球温暖化の原因
段落2: 解決策(車の使用削減)
段落3: 利点と懸念

接続詞を効果的に使う

● 原因を示す: because, due to

● 結果を示す: therefore, as a result

● 対比を示す: however, on the other hand


例文:

Global warming is largely caused by human activities, such as the burning of fossil fuels. Therefore, transitioning to renewable energy sources is essential to mitigate its effects.



代名詞や参照表現を活用する

重複を避けるために代名詞(this, it, such)を使う。

例文:

Many countries rely on coal for energy production. This dependency, however, leads to significant carbon emissions.



論理的な流れを作る

各文が前後の文とつながっているか確認する。

例文:

Reducing car usage can lower greenhouse gas emissions. Additionally, it can reduce air pollution in urban areas, leading to improved public health.


まとめ:両者を活用した例文

Global warming is one of the most pressing issues of our time. This problem is largely caused by human activities, particularly the burning of fossil fuels. As a result, countries around the world are exploring renewable energy sources. However, the transition to green energy requires significant investment and time. Despite these challenges, it is essential to act now to prevent irreversible damage to the environment.


● コヒーレンス: 地球温暖化の原因→影響→解決策→課題→必要性という論理的な流れ。

● コヒージョン: 接続詞(”As a result”, “However”, “Despite”)や代名詞(”This problem”, “it”)を使用。

● コヒーレンスとコヒージョンを意識することで、IELTSライティングのスコアアップが期待できます!

ネイティブのリアル英語   ticked off イライラする

アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!


海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!




ネイティブのリアル英語  

ticked off  イライラする





「  イライラする 」って英語ではどう言うんでしょうか?


アメリカでは  ”  ticked off     といいます。


例文


Constant delays on schedules ticked me off.

絶えず続くスケジュールの遅延にイライラさせられた。



ticked offには怒るという意味もありますが、pissed off(ちょっと汚いスラングで、

怒ってる)より少しソフトなニュアンスになります。

イライラしているのと怒っているのの中間的な感じでしょうか。


  ticked off  イライラする 」習得・攻略





ネイティブのリアル 英語:


I’m really ticked [off] because Tom forgot to pick me up at the airport.




学校で教わる英語:


I’m really angry because Tom forgot to pick me up at the airport.




ネイティブのリアル発音:

 I’m really ticked [off] cuz Tom fergot ta pick me up ’it the airport.



同義表現


to be angry


イディオムの由来


「ticked off」というイディオムの由来は、いくつかの説に基づいて説明されています。このイディオムは「イライラする」「怒る」という意味で使われますが、その背景には以下のような可能性が考えられています:


  1. 時計の「tick」からの比喩

    「tick」という言葉は、時計の音を表す擬音語で、「時が刻まれる」イメージがあります。これが転じて、「tick off」は、何かを「リストからチェックする(完了する)」という意味で使われるようになりました。
    この「tick off」という行為が、何かが完了したり、人が動作的に何かをする際に急き立てられる感覚と結びつき、それがストレスやイライラの感覚に関連付けられた可能性があります。

  2. イギリス英語からの影響

    イギリス英語では「tick off」がもともと「誰かを叱る、注意する」という意味で使われていました。このニュアンスがアメリカ英語に取り入れられ、叱られた結果として人が「イライラする」という感情を表す意味に変化したと考えられています。

  3. 短気や「スイッチが入る」感覚から

    「ticked off」という表現は、「tick」が時計の刻む音や短い刺激的な動きを表すことから、「何かがきっかけで怒りが爆発する」「短気になる」という感覚に結びついているとも言われます。この場合、「tick」は怒りを引き起こす引き金のような役割を象徴していると解釈されます。


結論

「ticked off」の由来は明確に一つに定められているわけではありませんが、時計の動作、リストからチェックする行為、人間関係の中での注意や叱責などが起源として考えられます。この表現は20世紀以降に一般的になり、特にアメリカ英語で頻繁に使われるようになりました。






「tick」 を使ったその他のイディオム


● Tick away: (時計が)時を刻む、(時間が)経過する
The minutes ticked away as we waited nervously for the test results.
テスト結果を緊張しながら待っている間に、時間が刻々と過ぎていった。

● Tick by: (時間が)ゆっくり過ぎる
The hours ticked by as she worked late into the night.
彼女が夜遅くまで働いている間に、時間がゆっくり過ぎていった。

● Tick over: (エンジンなどが)アイドリングする、(仕事や状況が)停滞せず進む
Even during the holidays, the business kept ticking over thanks to our dedicated staff.
休暇中でも、献身的なスタッフのおかげで事業は滞ることなく進んでいた。


●  What makes someone tick: (人を)動かす原動力や動機
Understanding what makes her tick will help you work with her better.
彼女を動かしているものを理解すれば、より良い協力ができるだろう。