IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! Pronunciation
Pronunciation 発音
IELTS Speakingは次の4つの基準で採点されます。
- 流暢さと内容の一貫性(Fluency and Coherence)
- 語彙力(Lexical Resource)
- 文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)
- 発音(Pronunciation)
ここでは、最後の採点基準『発音(Pronunciation)』について解説します。
発音(Pronunciation)は、IELTSスピーキング評価の25%を占める大事なスキルです。
発音(Pronunciation)をアクセント(Accent)と同じであるかのように誤解している
受検者が多く見受けられますが、試験官は、発音(Pronunciation)を
以下の基準で評価しています。
● clarity (試験官が容易にはっきり英語を聞き取れる)
● speed (早すぎず、遅すぎない適度なスピード)
● word stress ( 一つの単語の中で最も強勢(アクセント)を置いて読む部分 )
● sentence stress (一文中におけるアクセントの分配)
● intonation (話の内容や話し手の感情の動きによって現れる声の上がり下がり)
● chunking ( 文章の切れ目に短い間を置いて話す)
単語のアクセントの位置を間違えてしまうと、試験官がが他の単語と勘違いしてしまうこともあります。単語を覚える時は、アクセントも一緒に覚えましょう。
アクセントを意識することに慣れると、抑揚をつけて話すことも容易になります。抑揚のない均一なトーンで話すと、暗記してきた文章をそのまま話しているような印象を与えてしまい、テストのスコアが下がることにつながるので、気を付けてください。
文章の中でも、大事なポイントはしっかり強調して話しましょう。少し言葉を強めたり、スピードを遅くすることで強調することが出来ます。
発音(Pronunciation)が苦手な方は、発音トレーニング Pronunciation Pairs
を受講されますことをお勧めいたします。