TOEFL対策コラム

TOEFLリスニング 「3つの設問タイプ」

リスニングテストは、個別にヘッドセットで英文を聞きながら行います。


解答は選択式で、選択した単語や文中の語彙をマウスでクリックして

解答する形式になります。


TOEFLリスニングテストでは、設問タイプが決まっているので、

予め設問タイプを知っておくことで、設問を予測しながら英文を聞くことができます。


TOEFLリスニング 設問タイプは主に以下の3つのタイプがあります。


1 . multiple-choice  (4択形式)


4択の選択肢から設問に最も適当な選択肢を選ぶ問題です。 最も多く出題される形式です。


解答の仕方は設問が読み上げられた後、画面に選択肢が表示されるパターンと、

再生された会話や講義の音声の中から特定の部分を抜粋して再度再生され、

その意図や趣旨を問われるパターンがあります。


選択肢の中には、部分的にあっているものもありますが、その設問の目的に最も

ふさわしいものを選ばなければいけません。


  • 設問例: What is the main idea of the lecture?  (main idea)
    → テーマを問う問題

  • 設問例:: What problem does the student have? (details)
    → 詳細に関する問題

  • 設問例: Why does the student go to see the professor? (purpose)
    → 発言の意図・目的を問う問題

  • 設問例:: How is the lecture organized? (organization)
    → 話の展開を問う問題

  • 設問例:Question: What does the professor imply about geysers? (imply)
    → 推論問題


2. 複数選択形式

設問に対して複数の選択肢を選ぶ形式です。比較的多く出題される形式です。

選択肢の数や、選ぶべき選択肢の数は設問によって異なります。

パッセージの内容を正確に把握していないと解答できない問題です。


設問 例

3. 表チェック形式

表に並べられたいくつかの要素について、それぞれをA / B(Yes / No)に分類していく形式です。


各要素に設けられたAとBの項目セルのうち、どちらかにチェックマークや数字

を入力して解答します。


設問例

Indicate whether each sentence below describes synthetic diamonds or mined diamonds. Place the numbers in the correct box.

  1. are often created from a “seed”
  2. exist in very few places in the world
  3. come in countless colorful varieties
  4. are produced by high pressure and temperature under the ground
  5. could cause financial problems for the jewelry industry


TOEFLリスニング「イントネーション」で手がかりを得る

TOEFLリスニングテストで「講義」「会話」を聞くとき、話し手のイントネーション

に注意してください。


イントネーションとは、人の声の高さの高低を指します。


それは、人がどれだけ大きな声で話しているかという音量と同じではありません。

中国語などの一部の言語では、イントネーションによって単語の意味が完全に変わる

可能性があります。


しかし、英語では、イントネーションは個々の単語の意味を変えません。

イントネーションの上げ下げで、話し手の意図された意味をを助けるので、重要です。 


重要な単語や情報を強調するために、話しては上昇ピッチを使用し、次に下降ピッチを使用します。


上昇ピッチでもう一つの使用方法は、「質問 Question 」です。

話しては質問の終わりに声の高さを上げます。


上昇イントネーション

  • Did you see that?
  • Have you been to Paris?
  • Excuse me! You are?


Yes/No questions


下降イントネーション

  • James loves cookies.
  • This is fantastic news.
  • What time is it?


Wh questions

Affirmative sentences


なぜ TOEFL リスニングでイントネーションが重要なのか



ピッチワード(センテンスで強調されているワード)を変更することで、センテンスの

暗黙の意味を簡単に変更できるため、重要です。


異なるイントネーションが適用されたときに文の意味がどのように変化するかを

見てください。 


  • Jack didn’t take my car yesterday; Jennifer did.

  • Jack didn’t take my car yesterday; that is for sure!

  • Jack didn’t take my car yesterday; he just parked it in the garage.

  • Jack didn’t take my car yesterday; he took my wife’s car.

  • Jack didn’t take my car yesterday; he took my caravan.

  • Jack didn’t take my car yesterday; he took it last week.
TOEFL リスニング「8つの問題タイプ」

リスニングセクションの解答に求められるスキルとは?

TOEFL iBT リスニングセクションの問題を解くために求められるのは、
Academic Listening Skills (アカデミック・リスニング・スキル)です。


アメリカの大学でのアカデミックな環境では、当然、
講義や会話を聴いて、理解できなければなりません。

TOEFL  iBT リスニングセクションでは、受験者の
Academic Listening Skills  を試すため、
8つの問題タイプの理解度が問われます。


そして、8つの問題タイプは3つのカテゴリーに分類されます。


TOEFLテスト対策では、問題の目的・特徴をきちんと知っておくことが大切です。
問題の目的・特徴の詳細は別のコラムでご案内いたしますが、
先ずは、3つのカテゴリーと8つの問題タイプを覚えてください。

3つのカテゴリーと8つの問題タイプ

Listening for basic comprehension

(メイン・アイディアや、重要なポイント、メイン・アイディアに関する重要な箇所への理解- 会話や講義の目的、主題が問われます)
 
1. Gist-content    主旨問題 (主題)

“Gist”とは、「要点」とか「要旨」という意味で、このタイプの問題は、「男性が抱える問題は何か」や「この講義のメイントピックはなにか」といった形で、会話や講義の主旨を答えさせる問題です。


2. Gist-purpose  主旨問題 (目的)

このタイプの問題は、「なぜ学生は教授の元をおとずれたのか」や「なぜ教授はXという事例を講義の中で紹介したか」など、会話や講義の主旨に関わる部分で、話者がなぜその行動をとったのか、あるいはなぜそういう発言をしたのか等を答えさせる問題です。


3. Detail             詳細問題

このタイプの問題は、「講義で述べられたXとは何か」や「教授によれば、理論Yに関する問題点は何か」といった、会話や講義の中での詳細部分に回答させる問題です。

Listening for pragmatic understanding

(話し手の態度や目的をくみ取る―話の一部をもう一度聴いて答える形式です)
 

◇ 講義の一部をもう一度聴いて質問に答える  サンプル



4. Understanding the Function of What is Said     機能問題

このタイプの問題は、「なぜ教授は講義の中で次のように述べたのか」や「何故生徒は次のように発言したのか」といった、会話や講義の中での発言について、その理由を問う問題です。


5.   Understanding the Speaker’s Attitude                   態度問題
 

このタイプの問題は、「教授の理論Xに対する態度は何か」や「学生が次の通り述べたことから何が推察されるか」といった、会話や講義の中での発言から、その話者の主張あるいは立場を答える問題です。


Connecting and information

( 情報をつなげる、総合的に扱う―表を完成させたり、話の構成を言わせたりします)
 
6. Understanding Organization                     まとめ問題 (構成)

このタイプの問題は、「教授は授業の中で彼女の主張をどのように構成したか」や「教授はなぜXについて言及したのか」といった、議論の展開そのものを問う問題です。


7.    Connection Content                            まとめ問題     (関係)

このタイプの問題は、「Xについて何が推察できるか」や「教授はYによって何を示唆しているか」など、講義の中で説明した内容について、それぞれの関係性を問う問題です。


8. Making Inference                                      推測問題

 このパターンの問題は、パターン7と一部重複する部分もありますが「学生は次に何をするか」や「Xについて何が推察できるか」など、会話や講義の内容から合理的に推察できる内容について問う問題です。

TOEFL リスニング「講義形式」 フローチャートを作る

「講義-Lecture」では、フローチャートを作る

TOEFL リスニング「講義形式」を聞くときはフローチャートを作ってみてください。


主なアイデア(main idea) の柱から始めて、裏付けとなる例(supporting example) 、

重要な事実(key fact) 、または対照的なアイデアへ(contrasting idea) の矢印を

描くことができます。

 つなぎ言葉(connecting words)に注意する

 つなぎ言葉(connecting words)を聞いて、講義の構成を追うことができます!

これらの単語を書き留める必要はありませんが、つなぎ言葉(connecting words)

を聞くと、重要な情報が続くことがわかります。


つなぎ言葉(connecting words)は、解答の手がかりとして機能するので、

つなぎ言葉の次に来るフレーズに注意してください。 


解答への手掛かりとなる つなぎ言葉(connecting words)の例:

  • Adding information: In addition, for example, furthermore

  • Explaining a result: Therefore, as a result, consequently

  • Comparing & Contrasting: However, in contrast, on the other hand

  • Giving reasons: Because (of), due to, for this reason, since, thanks to
TOEFLリスニング「会話形式」 登場人物の職務を理解する

TOEFLリスニング「会話形式」では、学生と対話する登場人物が限られています。

登場人物の大学での職務を知ることで、問題の正解に役立ちます。


TOEFLリスニング「会話形式」の問題は会話についての質問に4つの選択肢から回答を

選ぶ問題です。


TOEFLリスニング「会話形式」では、学生と対話する登場人物が限られています。

登場人物の大学での職務を前もって知ることで、選択肢から不適当なものを排除したり、

職務として正しいものを絞ることができます。


主な登場人物の職務と職務外


問題例 1

選択肢(d) a Spanish major についてはProfessor (教授)の仕事ではない、アカデミックアドバイザーの仕事になるので選択肢から排除します。

問題例 2


選択肢(b) は、Professor の仕事に相応しい選択肢であるので正解の可能性がある


Professorの重要な職務として学生に平等であること

学生が他の学生より有利になる機会を与える選択を排除することができます。


✖  The professor will give the student an extension.

〇 The professor emphasizes that the student must hand in their paper on time. 

TOEFL iBT リーディング新形式

TOEFL IBT リーディングテスト 新形式の変更点

2019年8月にTOEFL IBTは新形式に変更になりました。

一言で言うと、出題数が減りました。


新形式のリーディングテストでも引き続きダミー問題が出題されます。

ダミー問題とは「受験生のデータ収集」のために稀に挿入される、得点に

加算されない問題のことを言います。 


Readingセクションでの旧TOEFLと新TOEFLの変更点は、


Passage数:3 or 4のまま変わらず

Passageの長さ:変わらず

Passage及び問題の難易度:変わらず


1 Passageあたり問題数:13 or 14問 → 10問

1 Passageあたりの時間:20分 → 18分(トータルだと60-80分 → 54-72分


以下、新形式でのReading問題での時間配分について。

3 Passage:30問:54分 か 4 Passage:40問:72分

のいずれかのパターンで出題されます。


4 Passageのときは1 Passage分、採点されない問題(ダミー問題)が含まれます。

ダミー問題は何番目のPassageか分かりません。


超難関大学を目指すならリーディングで28点を取る!

カリフォルニア州立大学、ニューヨーク州立大学など有名校を目指すには80点、
ハーバード大学、スタンフォード大学など超難関校を目指すなら100点は必要でしょう。


それなら有名校を目指すにはリーディングで20〜25でいいのかというと、そうでもありません。
スピーキングは多くの日本での受験者にとって難しく、例えばスピーキングで23を獲得できる人は、
リーディングで27や28を獲得できる人と比べてかなり少ないと言えます。


ですから、100点を目指す方はリーディングで28点を目指す必要があります。

時間配分に気を付ける!


リーディング セクションでは、時間に関する指示を注意して読んでください
この指示には、パッセージがいくつ出題されるか、
また、それぞれのパッセージに関する設問に
解答するための時間が示されています。


すべての設問に解答できるよう、時間配分に気をつけてください。
1つのパッセージはだいたい700語前後で書かれています。


文章ごとの時間制限はありません。
途中の問題をとばして後から回答することもできます。

出題内容 ― アカデミックな内容で幅が広い

TOEFLはアメリカの大学や大学院で必要とされる英文の読解力が試されるテストですから、
パッセージはアカデミックなものが多く出題されます。


皆さんが留学した後におそらく読むようなものが出題されると言ってもいいでしょう。
出題分野も幅広く、受験者の専門分野に関わらず、
歴史や心理学など文系的なものから、生物学、環境科学、
天文学などといった理系的なものまで様々です。


とはいえ、もちろんTOEFLはあくまでも英語の試験ですから、
出題される英文の内容についての細かい専門知識がなくても特に問題ありませんが、


普段からいろいろな分野の文献を幅広く読む練習をしておくことが必要になります。
事前に背景知識があるか、ないかでは、読書スピードが2〜3倍違ってきます。

出題パッセージの分類

1.  Exposition (説明文) ― あるテーマに関して説明するもの


2. Argumentation (議論文)
― あるテーマに関して見解を述べ、それを論証し読者を説得しようとするもの。


3. HIstorical biographical / event narrative (歴史的・伝記的記述)
― 人物や出来事について歴史的に記述するもの


主な問題形式

  • 4つの選択肢から1つの正解を選ぶ選択問題

  • パッセージの適切な場所にセンテンスを挿入する問題

  • カテゴリー表や、サマリー(概要)を完成させる問題
TOEFLリスニング「講義形式」Lectures

講義形式 Lecturesを完全攻略!

TOEFL リスニングセクションの「講義」Lectures は

アメリカの大学での講義の一部を聴いて質問に答えます。

話しの始まり部分でたくさんの情報(話の目的、要旨・発言者の場所など)が提供されます。

Listen to part of a lecture. などの指示(Directions)の後を特に注意して聞きましょう。

講義 サンプル (植物学)


大学の講義なのでアカデミックな内容になっています。

普段から出題傾向の高いカテゴリーの講義に慣れておく必要があります。

しかし、まったく知らない講義内容でも心配しないように。

講義は大学生程度の思考能力と常識があれば理解できるように作られています

実際に大学の授業を受けているときのように新しい概念や表現は

学生に理解できるよう解説されるので、

前もってそれについての専門知識を学習する必要はありません。

★ 質問に答えるために専門知識は必要ありません。
解答に必要な情報は全て講義の中にあります。


講義形式は以下の2つのタイプに分かれます。

(1)   教授が1人で講義を話し続けるタイプ

(2)     1~2名の学生が講義中に質問したり、教授が学生に質問する対話型タイプ


講義サンプル (心理学) 講義の中で学生が質問しているケース


2つのタイプとも3~5分程度の講義で6つの質問で構成されています。


講義の内容はこれだ!

講義の内容はどれも初歩的なレベルで様々な分野から出題されます。

繰り返しになりますが専門知識は必要ありません。

しかし、各分野の論文やレクチャ音声に慣れておき

初歩的な知識を学習しておくことで、落ち着いて展開を想像しながら聴くことができます。


出題される学術分野は4つのカテゴリに分かれます。講義は各分野のトピックスについて話されます。

  • Arts
  • Life Science
  • Physical Science
  • Social Science

Arts の講義は以下のトピックが出題されると予想されます。

  • Architecture
  • Industrial design / art
  • City planning
  • Crafts (weaving, knitting, fabrics, furniture, carving )
  • Cave / rock art
  • Music and music history
  • Photography
  • Literature and authors
  • Books, newspapers, magazines, journals

Life Scienceの講義は以下のトピックが出題されると予想されます。

  • Extinction of or conversation efforts for animals and plants
  • Fish and other aquatic organisms
  • Bacteria and other one-celled organisms
  • Viruses
  • Medical techniques
  • Public health
  • Physiology of sensory organs
  • Biochemistry
  • Animal behavior
  • Habitats and the adaptation of animals and plants to them
  • Nutrition and its impact on the body
  • Animal communication

Physical Science の講義は以下のトピックが出題されると予想されます。

  • Weather and atmosphere
  • Oceanography
  • Glaciers , glacial landforms, ice ages
  • Deserts and other extreme environments
  • Pollution, alternative energy, environmental policy
  • Other planet’s atmospheres
  • Astronomy and cosmology
  • Properties of light, optics
  • Properties of sound
  • Electromagnetic radiation
  • Particle physics
  • Technology of TV, radio, radar
  • Chemistry of inorganic things
  • Computer science
  • Seismology (plate structure, earthquakes, tectonics )

Social Science の講義は以下のトピックが出題されると予想されます。

  • Anthropology of nonindustrialized civilizations
  • Early writing systems
  • Historical linguistics
  • Business, management, marketing, accounting
  • TV / radio as mass communication
  • Social behavior of group, community dynamics, communal behavior
  • Child development
  • Education
  • Modern history
TOEFL iBT リスニング新形式

TOEFL IBT リスニングテスト 新形式の変更点


2019年8月にTOEFL IBTは新形式に変更になりました。

一言で言うと、出題数が減りました


テスト内容の変更は公表されていないので、旧型式のTOEFL対策でも

十分に効果があると言われています。


新形式のリスニングテストでも引き続きダミー問題が出題されます。

ダミー問題とは「受験生のデータ収集」のために稀に挿入される、得点に

加算されない問題のことを言います。 


TOEFL iBTリスニング 問題タイプは2種類だけ!

TOEFL iBTリスニングセクションの問題のタイプは「講義」と「会話」の2種類です。


「講義 Lecture」は、幅広い分野の教養科目を題材としており、講義が録画されたものです。内容は学術的なもの

になります。このタイプは2つのパターンに分けることができます。


▮ 講義パターン

教授が学生に向かって一方的に講義を行います。教授と学生とのやり取りはないため、状況を理解するよりも、講義の内容を聞き取ることに集中しましょう。

サンプル音声


▮ディスカッションパターン

参加型の授業で、教授と学生たちの間でのやり取りが行われます。教授が学生に対して専門用語の意味について問題を出し、学生の一人が答えるといったやりとりや、学生が教授の言っていることがうまく理解できずに質問し、教授が説明するといったやりとりなどが想定されます。



「会話 Conversation」は、大学で教授と学生、大学職員と学生、学生同士などの会話で、主に3つのパターンがあります。


▮ Office hours

大学教授が設けているOffice hoursに、生徒が教授の研究室を訪ね、教授に質問や相談をする内容です。学生がレポートを期限までに提出できない可能性があるため、期日を延ばしてもらえないかと相談する内容や、レポートのトピックの選び方の相談などの内容も想定されます。話の大筋は掴みやすいですが、大筋だけでなく学生と教授それぞれの主張と提案内容をよく聞き取り、理解する必要があります。

サンプル音声


▮ 職員への相談

一般的にはService encounterと呼ばれるような問題です。学校生活に関する質問など、学生の質問に対して職員が提案などをしている様子をリスニングします。また、図書館などで学生がレポートに必要な文献を探しているなどといった内容のものもあります。


▮ 学生同士の会話

学生同士があるトピックについて会話をします。例えは、最近始まった図書館での美術品の展示についてなどです。具体的な美術品の背景などについても話されるなど、細かい情報も含まれるので難易度は高いです。


画面で問題形式が分かります

TOEFL iBTリスニングセクションでは,「講義」「会話」どちらの形式が音声で

ながれるのかが画面上に写真が表示されるのでわかるようになっています。


初めに、ListeningセクションのDirections (問題指示)画面が表示され、音声が流れます。

Directions画面の後、問題画面に進み、試験開始です。


次に講義や会話の音声の聞き取りが始まります。 音声が流れると同時に講義や会話の状況を

示す場面風景が表示されます。


出題セットパターン - 3セットのとき、ダミー問題が含まれます


TOEFL リスニング新形式では、以下の出題セットパターンがあります。


<Listening 2セット(ダミーなし)の場合>

Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]


または


Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

の2パターン


<Listening 3セット(ダミーあり)の場合>

Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 3:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]


または


Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

Set 3:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]


または


Set 1:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 2:会話(5問)→ 講義(6問)[制限時間:6分30秒]

Set 3:会話(5問)→ 講義(6問)→ 講義(6問)[制限時間:10分]

の3パターン

TOEFLスピーキングIntegrated Task 問題構成

Integrated Tasks (統合型問題)

Integrated Taskは、1つの技能だけではなく、前もって英文を読んだり聞いたりしたものに対して、英語で解答を述べるもので、数種類の技能を併せてコミュニケーション能力を測定する問題です。

Question2-3は、読んで(Reading)➡聞いて(Listening)➡話す(Speaking)


Question 2 ( Integrated Task 2 )

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、

テーマに沿った会話を聞きます。


出題されるトピックはCampus-related Topics(キャンパスで交わされるトピック)です。

主に大学からの新しい規則や方針の発表などの英文を読み、続いてそのトピック

について交わされる会話を聞きます。


その後で、会話に登場した人のその規則や

方針などに関する意見と、その理由をまとめる問題です。


▮ 流れ 1 : パッセージを読む(50秒)

▮ 流れ 2 : リスニング(生徒同士の対話)

▮ 流れ 3 : 回答の準備(30秒)

▮ 流れ 4 : 回答(60秒)

Question 3 ( Integrated Task 3 )

Reading ⇒Listening⇒Speakingの統合型の問題です。最初に短い英文を読んだ後、

テーマに沿った講義を聞きます。

出題されるトピックはAcademic Topics(学問的なトピック)です。

リーディングとリスニングを通じて、ある学問分野における見解、理論、法則、原則、概念などが、

具体的な例とともに紹介されます。

具体的な例の概要と、核となる見解や法則などとの関連性を説明する問題です


▮ 流れ 1 : パッセージを読む(50秒)

▮ 流れ 2 : リスニング(レクチャー形式)

▮ 流れ 3 : 回答の準備(30秒)

▮ 流れ 4 : 回答(60秒)

Question 4 ( Integrated Task 4 )

サンプルテスト音声


Listening⇒Speakingの統合型の問題です。

学問的な主題の講義の一部を聞いた後、その内容を要約します。


Question 2,3と違いリーディングはありません。


Question 3と同様にアカデミックな題材ですが、あくまでも英語の試験なので、
前もってその分野の知識をもっていなければ答えられないものではありません

(知っていればもちろん有利ですが)


解答時間が20秒とかなり短いものとなっています。予め聴きとるべきことを理解した上で

この20秒を活用することがポイントとなります。


▮ 流れ 1 : リスニング(レクチャー形式)

▮ 流れ 2 : 回答の準備(20秒)

▮ 流れ 3 : 回答(60秒)