IELTSスピーキングは加点ゲームだ!
IELTS スピーキング 4つの評価基準
① Fluency and coherence : 流暢さと首尾一貫性
考えていることを筋道立てて明確にわかりやすく、滑らかにしゃべれるか。
長いポーズ(沈黙)や言葉のつかえなしに自然なスピードで話す能力が測られます。また、どれだけ長く話せるか、考えがどれだけ明確にわかりやすく伝えられるかも関係します。
採点の焦点は受験者の意見の中身ではなく「どのように話すか」です。
Linking word(つなぎ言葉)やparallel structures (並列構造)は欠かせない
テクニックになりますので是非、習得してください。
● Linking word(つなぎ言葉)の例文
I went camping. First, we put up the tent. After that, we made curry. Lastly,
we did the campfire at night.
● parallel structures (並列構造)の例文
The coach advised that I should eat healthily, exercise regularly, and join a gym.
② Lexical Resource / Vocabulary 語彙の豊富さ
豊富な語彙を使いこなしているか
試験管は、受験者が言葉をたくさん知っているか、
しかるべき単語をしかるべきときに、しかるべき場所で使うことができるかを判定します。
特定の単語が思い出せないときには違う表現を使って伝えるなど、
柔軟に言葉を操ることができているかも評価の対象になります。
話の中で同じ単語を繰り返さない工夫や、
やや難しい単語を使うことで語彙力の豊富さを伝えられます。
● 語彙の幅
● 語彙選択の正確さ
● 言い換える能力
③ Grammatical Range and Accuracy 文法力と正確さ
適切な構文を正確に使っているか
試験管は、受験者が正しい文法知識をもち、それをしかるべき時に、
しかるべき場所で、正しく活用しているかを判定します。
一つひとつの文章の長さやどの程度複雑な構文が使われているかにも注目します。
また、多様な構文を採用し、それらが適切に使われているかを評価します。
● 使える文法構造の多様性 (時制、従属節など)
● どれほどそれを正確に使うことができるか
④ Pronunciation 発音
口調は明快か、抑揚やアクセントは適切か
試験管は、受験者がどの程度明快な英語を話し、
聞き手に理解させることができるかを判定します。
アクセントや抑揚など口語英語の特徴をいかに効果的に使っているかや、
話される英語を理解するのにどの程度苦労しているかも目安になります。
英語の発音の特徴であるストレスキーワード、リズム、スピード、イントネーション
などを、どのくらいうまくとらえて実践しているか。
IELTSはゲームだ!
受験者はIELTS スピーキング テストがゲームであることを強く認識してください。
試験官は、IELTS評価基準(ルール)に従い、ポイントを与えたり減点したりします。
したがって、受験者はIELTSゲームのルールを覚え、どうしたらポイントが得られるか、
何をすると減点されるのかを認識して対策をするようにしましょう。
例えば、” Do you enjoy reading?” と質問されたときに、
回答 1 : Yes, I love to read
回答 2 : To be honest, I hate reading. I think it’s a stupid hobby.
I think people that read are actually very boring and they annoy
me tremendously.
どちらが回答として良いか? 当然、回答 2になります。 一見、回答2は、変わった
考えだし、怠惰に聞こえますが、IELTSの試験官は回答2に対し、
語彙、文法、構成力で得点を与えます。