IELTS ライティングセクション評価基準
4つの採点基準に沿って学習する!
IELTSライティングはリーディング・リスニングと違い、
目に見える正誤数によってバンドスコアを決めることができません。
「どのくらいできたら、スコアいくつ」というのがわかりづらく、練習していても、
自分のレベルがどれくらい良いのか悪いのか判断できずあいまいです。
しかし実際のテストでは、ライティングにはそれぞれ4つの採点基準が設けられているので、
それに沿って学習することで「何を」「どのように」書けばいいのかはっきりしています。
評価基準
┃Task 1 タスク達成力
タスクに則して、最低150語の長さでどの程度上手に要求を満たしているかを評価します。指示された情報の要件を認知し、要約し、エッセイで適切・正確に伝えることができているかを評価します。
┃Task 2 タスク対応力
タスクに則して、最低250語の長さで要求をどの程度上手に満たしているかを評価します。エッセイの中で、問題への姿勢や自らの立場を明快に位置付けているか?見解はトピックに則しているか? 意見表明に裏付けや視点はあるか? アイディアを支える根拠や、実体験が盛り込まれているか? などです。
┃Task 1&2 首尾一貫性とつながり
内容が明快で、なめらかに書かれているかを評価します。情報とアイディアと言葉をうまく操ってエッセイをまとめているか?内容は論理的で、意味を成しているか? 構文や文脈づくりで多様なテクニックが使われているか?などです。
┃Task 1&2 豊富な語彙
豊かな語彙をもっているか、出題されたタスクのためにそれを適切かつ正確に使いこなしているかが評価されます。同じ単語を反復使用していないか、情報やアイディアを表現するのに適切な単語を使っているか? などです。
┃Task 1&2 文法知識と正確な運用
多様な構文を採用し、しかも正確に使っているかを判定します。文法知識をいかしてどの程度長い文章を書き、どの程度複雑な内容を盛り込んでいるかに着目し、文章のレベルを評価します。多様な構文を、正確に適切に使いこなせているかを見ます。
Task2の採点比重
ライティングセクションにおいてはTask2が重要で,Task 2から回答することをお勧めします。
その理由としては、Task1 : Task 2 の採点割合は 1 : 2 となっており、またエッセイを書くにあたって目安となる回答時間も20分 : 40分となっています。
Task1 が 5.0, Task 2が7.0だとすると、
5.0 + (7.0 × 2 ) ÷ 3 = 6.33 ( 切り上げで Writingのスコアは 6.5 になります。)
4項目 各1~9点 得点合計とバンドスコア