IELTS Writing Task 2 採点者はここをチェックしている! Lexical Resource
Lexical Resource 語彙の豊富さ
IELTSのライティングTask 2では以下4項目の採点基準によってBand Scoreが計算されます。
- Task Response (質問に対する回答 ) (25%)
- Coherence and Cohesion つながりと一貫性 (25%)
- Lexical Resource 語彙の豊富さ (25%)
- Grammatical Range and Accuracy 文法の幅と正確さ (25%)
▮ブリティッシュ・カウンシルによって提供されている各Band Scoreの計算表
多くの方の場合、目標スコアは6〜7程度だと思いますので、最低限その部分は頭に入れておきましょう。
今回は、「Lexical Resource 語彙の豊富さ」について説明していきます。
採点基準であるBand descriptors に基づき、Band 6 又は7 の高スコアを獲得するためには “a sufficient range of vocabulary to allow for some flexibility and precision” と、 “less common lexical items”などをエッセイの中で証明する必要があります。
● SYNONYMS (同意語・類義語)
“flexibility and precision” を採点者にアピールするために、是非、同意語・類義語 (synonyms) をエッセイの中で頻繁に使うようにしましょう。
synonymsを使うチャンスは質問の中のkey words によく現れます。
下の質問を見てください。質問の中に2つのwordsがparaphrase(言い換え)で使えます。
“harmful” and “banned”は以下のsynonyms(同意語・類義語)で言い換えられます。
┃harmful
damaging / detrimental / unhealthy / hurtful / destructive
┃banned
disallowed / prohibited / outlawed / made unlawful / made illegal
● Collocation (コロケーション)
Band 7 に採点基準にある “some awareness of style and collocation” を採点者にアピールするために、是非、Collocation (コロケーション) をエッセイの中で正しく使えるようにしましょう。
Collocation (コロケーション)とは、通常一緒に使われる単語と単語のつながりのことで、
日本語では雨や風がすごい時に 「 強い雨 」 「 強い風 」 と言いますが、
英語では wind には strong を、 rain にはheavy を使うのが自然な言い方です。
それを逆にして heavy wind、 strong rain のように言ってしまうと、
意味は通じるかもしれないけれど、ネイティブの人は言わない不自然な言い方になってしまうのです。
このように、本当にナチュラルな英語を身につけたいのであれば、
Collocation (コロケーション)の知識がとても大事になってきます。
Lexical Resource ( 語彙の豊富さ ) チェックポイント!
☑ アカデミックレベルなど、様々な異なる語句を使ったか?
☑ 語句の用法やコロケーションが正確に使えたか?
☑ 全ての単語のつづりが正しいか?