IELTS対策コラム

5分でわかる。 採点者はここをチェックしている!評価基準 Grammatical Range and Accuracy

IELTS Writing Task 1 採点者はここをチェックしている! Grammatical Range and Accuracy




Grammatical Range and Accuracy 文法の幅と正確さ

IELTSのライティングTask1では以下4項目の採点基準によってBand Scoreが計算されます。


  1. Task Achievement タスクの完了 (25%)
  2. Coherence and Cohesion つながりと一貫性 (25%)
  3. Lexical Resource 語彙の豊富さ (25%)
  4. Grammatical Range and Accuracy 文法の幅と正確さ  (25%)


ブリティッシュ・カウンシルによって提供されている各Band Scoreの計算表

多くの方の場合、目標スコアは6〜7程度だと思いますので、最低限その部分は頭に入れておきましょう。


今回は、「Grammatical Range and Accuracy 文法の幅と正確さ」について説明していきます。



Grammatical Range and Accuracy チェックポイント!

☑ 文法を正確に使っている


  文法の正確さはスコアに2重の影響を及ぼします。文法が正しくないと、採点者は受検者が伝えようとする内容を読み取るのに苦労し「文法」のポイントだけでなく「タスクの完了 Task Achievement」の減点対象となってしまいます。

中でも、適切な時制を使い分けているかは重要です。採点者にとって読みやすい文章につながります。

過去すでに行われたことは過去形、現在行われていることであれば現在形、未来のことや予測するのであれば未来形などと使い分けられるようにしましょう。また、動作や状態の様態によって、完了形や進行形となります。

時制には英語特有の使い方もありますので、普段英語を読んだり書いたりする際にこの時制を意識して、時制の感覚を養うようにしましょう。


☑ 長い文を書いたか complex sentences 

複文など長い文を書くことで、高いレベルの文法を使えることを採点者にアピールできます。

一般的に長い文は複雑になるので、however, whereas, whileなどを使えるよう練習してください。


Complex Sentences 複文 とは?

(主語と述語とから成る)二つ以上の句が一つの文を構成しているもので、接続詞( such as because, since, after, although, when, while.など)で繋がっています。従位[従属]接続詞とも呼ばれています。

例:

The cat was sitting on the wall because she was tired.

The cat was sitting on the wall [主節] because [接続詞] she was tired [従属節].

Because she was tired, the cat was sitting on the wall.

While the cat was sitting on the wall, a girl stroked her.

The girl was stroking the cat because she liked the feel of its fur.