アメリカ人が毎日使うスラング・イディオムを学ぶ!
海外ドラマ、日常生活で使われるリアルな英語が楽しく自然に身につく!
ネイティブのリアル英語 go Dutch 割り勘
マリアとケイが食事に出かけたときのことです。
楽しく過ごして、さてお勘定、というとき。
こんな場合は、割り勘がいちばんだと思っているマリアは、ケイがなにか言い出す前に、自分からこう切り出しました。
Let’s go Dutch.
学生時代に覚えた英語はしっかりと頭に残っているマリア。
「割り勘にする」はgo Dutchだったわ、と即座に思い出し、それを使ってみたのです。
Dutch は、「オランダ人」「オランダの」という意味ですが、オランダではデートの時でも支払いは別にするという習慣があることが由来と言われています。
近年オランダの都市においては女性の収入が男性を超えている事情もあり、男女が食事をしたときは、女性が勘定を持つこともあるようです。
Let’s go Dutch の他に、一般に使われているフレーズはsplit the billなどです。このsplitは「(縦に)割る」という意味、the billは「勘定書」の意味です。これは、考えてみると日本語の「割り勘」(←割前勘定)にピッタリくる表現ですよね。
「勘定を払う、費用を持つ」ときは、“foot the bill” “It’s on me” を使います。
友人とレストランで食事をして自分が勘定を持つ時は、
“ I’ll foot the bill. “ と言ってみましょう。
例文 1
I never let guys pay for my dinner on dates. I always go Dutch.
デートの夕食代は絶対男性には払ってもらわないの。いつも割り勘よ。
例文 2
A: You paid for dinner last time, so this one is on me.
B: No, I didn’t. You paid last time. It’s my turn to pay.
A: I don’t think so. I’m pretty sure you paid.
B: Well, let’s just go Dutch then.
A:この前君が夕食代払ったよね。だからこれは僕に払わせて。
B:払ってないよ。前もあなたが払ったよ。私が払う番よ。
A:違うと思うよ。間違いなく君が払ったよ。
B:じゃあ、割り勘にしましょう。
「 go Dutch 割り勘 」 習得・攻略
ネイティブのリアル 英語:
Every time William and Steven eat at a restaurant, they go Dutch.
学校で教わる英語:
Every time William and Steven eat at a restaurant, they pay individually.
ネイティブのリアル発音:
Ev’ry time William ’n Steven ead at a rest’rant, they go Dutch.
同義語
to pay individually.
split the bill