IELTSスピーキング 試験官はここをチェックしている! 評価基準 (2-B)
Lexical Resource / Vocabulary 語彙の豊富さ(B)
試験管は、受験者が言葉をたくさん知っているか、しかるべき単語を
しかるべきときに、しかるべき場所で使うことができるかを判定します。
それでは、引き続き試験官があなたの語彙力をどこでチェックしているかをジャンル別に
見ていきましょう。
● a rage of words (synonym 同意語、類義語 )
得点UPを目指すには、簡単な単語を避け、一般的ではない単語を使うことで、
語彙力が豊富であることを試験官にアピールする必要があります。
また、同じ単語を繰り返すのはタブーです。
そこで、語彙力をアピールするために必要なのが synonym (同意語、類義語)の知識です。
例えば、”it’s really good”や”everything is good”とは言わずに、”good の類義語(synonym)
を使って、”it’s spectacular”や”everything is tremendous” と言うことで
得点がUPします。
synonym ( 同意語、類義語) の 例
● a rage of words (paraphrasing 言い換え)
高得点を目指すには、豊富な語彙力を正確に使っていることを試験官に
アピールする必要があります。
そこで、Paraphrasing (言い換え)を利用してください。
paraphrasingとは試験官の質問を言い換えて回答する技のことです。
┃ Paraphrasing (言い換え)5つの法則
1. synonyms (同意語、類義語)を使う
2. 単語の全部を変えずに一部を変える
3. 間違いを避ける(自信のない単語は使わない)
4. 単語の形を変える(例 動詞→動名詞)
5. 構文を変える
例えば、”do you like to read” と聞かれたら、”yes, I love to read” と答えるのではなく、”yes, I love reading” のように、動詞の形を変えることで語彙力をアピールできます。”yes, I like to read” のように質問と同じ単語を使うと、試験官に語彙力不足と判定されますので注意してください。
▮ 語形の変更
● Many people are unhealthy because they fail to eat well and exercise.
● Many people have poor health because they are failing to eat well and
are not exercising enough.
上の2つの文は単語の多くはそのままですが、語形が変えられています。
1. unhealthy = poor health
2. fail = failing
3. exercise = exercising
● 語形の変更による paraphrasing の例
developing = the development of
increasing = an increase in
pollution = being polluted
explain = explanation
▮ 構文を変える paraphrasing
● Many people are unhealthy because they fail to eat well and exercise.
それでは、上の文で2つの句 ( ” Many people are unhealthy” と ” because they fail to eat well and exercise” ) を入れ替えてみます。
● Many people fail to eat well and exercise and , for that reason, they are unhealthy.
さらに、語形を変えることで構文がもっと変わります。
● Failing to eat well and not exercising are the reasons that many people have poor health.