IELTS スピーキング Part 1 試験官に託された2つの目的
IELTS スピーキング Part 1 では、Part 2及びPart 3で必要なスキルが試されます。
Part 1 で、あなたは、スピーキングの基本的なスキルがあることを試験官に示す必要があります。
Part 1 試験官に託された2つの目的
スピーキング Part 1では、試験官は2つのことが託されています。
1つ目は、受験者を落ち着かせることです。
試験の初めでは、受験者は緊張しています。 試験官は何とか受験者を落ち着かせるために、
まずは、受験者が簡単に答えられる身近な質問をしてきます。
簡単で身近な質問ですが、この質問は、次に用意された難易度の高いPart 2,
Part 3 に繋がる質問であることを理解しておく必要があります。
2つ目は、受験者のスピーキング基礎能力の評価です。
ここで、あなたはスピーキングスキルがあることを示さなければいけません。
Part 1 質問内容は受験者の身近なこと
スピーキング Part 1では、あなたの家、生活、家族、国について聞かれます。
受験者が回答に困ることや、考える必要のある質問はされませんので安心ください。
試験官は決して” Who wants to be a billionaire? “ , “ who was the 15th president of the United States?” とは聞きません。
簡単で身近な 3つのトピックに答えるだです。
質問内容は予めわかるので回答を準備することで容易に答えられます。
スピーキングテストの開始は次のように始まります。
E: Good morning. My name is Harry Brown. Can you tell me your full name, please?
C: Yes, my name is Haruko Nakamura.
E: Can I check your identification,please?
C: yes, here you are. [笑顔でパスポートを試験官に渡す]
E: Thank you. Okay, that’s fine,thank you.
C: Thank you.
E: Now, I’d like to begin by asking you some questions about yourself.
C: Okay.
(自己紹介の質問)
(つづけて、日常生活に関するトピックの質問)