| TOEFL ライティング Independent 文章構成
▮ 文章の構成 (Organization)とは
TOEFL ライティング Independent Taskでは、
提示されたトピックに対し、自分の意見や考えをエッセイで表現
するテストです。
採点の重要なポイントは、文章(エッセイ)の構成力です。
文章の構成(Organization)とは、以下の3つです。
① Introduction (序論)
② Body (本論)
③ Conclusion (結論)
ここではTOEFL ライティングIndependentにおける、
高得点を取るための構成について示してみます。
①Introduction (序論)
Introduction とは、エッセイの書き出し段落です。
Introductionで最も重要な部分は、thesis statement (主文)となります。
読み手が、thesis statementを読んで、エッセイのアウトラインが
分かるようにしなければいけません。
先ず初めに、自分の意見を明確に表す一文を必ず書きます。
また、全体の構成を示すために、理由をダイジェスト的に述べる
手法もありますが、「~という人もいますが、私は・・・」と反対の
立場に触れたり、「理由は3つあります」と全体の構成をシンプルに
示したりすることもできます。
あくまで、Introductionなので、長々と書かないこと、時間を
かけすぎないことに留意します
エッセイの冒頭部分次第で、読み手は内容を見ずに読む気を失うか、
読み進めるかを決めるのです。
② Body (本論)
Body (本論)では、Introduction (序論) でのエッセイの
アウトラインであるthesis statement を理由と具体的な例を挙げながら、
確固たるものにしていきます。
1段落に1つずつ理由を展開させていきますが、ディスコース・マーカー
を用いてわかりやすく構成を示すことがポイントです。
また、1つ1つの文が論理的につながっているか、書いているうちにトピック
や自分で挙げた理由からそれていないかについてもよく確認しましょう。
③ Conclusion (結論)
Conclusion (結論)はエッセイの最後の文になります。
introduction (序論)で書いたエッセイのアウトラインthesis statementと、
それを具体的に証明したbody (本論)をベースに、まとめたものを、簡潔に書く最終文となります。
間違いを避けるためにほぼ同じ語句を用いてもよいですが、少し言い換えて
多様な表現を用いることを目指すとよいでしょう。