英語4技能対策

5分でわかる!  英検®準2級 リスニング 第2部 会話の内容一致選択   攻略のコツ

英検準2級 リスニング 第2部 会話の内容一致選択 攻略のコツ

英検準2級は高校中級程度のレベルとされ、リスニングでは、日常生活の話題に

関する内容を理解することができるかが試されます。

英検準2リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。

【第1部】会話の応答文選択    10問

【第2部】会話の内容一致選択   10問

【第3部】文の内容一致選択    10問

各10問ずつ、合計30問になります。

第1部と第2部では会話が、第3部ではパッセージ(文章)が放送されます。

設問数はそれぞれにつき10問、合計30問です。解答時間は、

それぞれの問題につき、その問題の放送が終わったあとの10秒間です。

放送回数はどの問題も1回しか放送されません。

リスニングの目標正解数は各大問7問以上してください。


第2部 会話の内容一致選択問題

問題の内容

放送文は、男女2人の2往復の会話と、その内容についての質問を聞き、

4つの選択肢から答えを選ぶ問題です。 

選択肢は問題用紙に記載されています。放送回数は1回です。

会話をする男女は、職場の同僚や友人などであることが最も多く、4割弱を占めています。

次いで多いのが店員と客で3割程度、そして家族同士が2割弱です。

質問の多くは、人物の行動や理由、状況などを問うものです。

友だちの家やお店へ電話をするシチュエーションも多く見られます。

また、「彼らは何をしたいのか」など、会話全体の状況についての質問もあります。

問題例    出典: 英検準2級 2017年度第2回

対話を聞き、その質問に対して最も適切なものを1、2、3、4の中から一つ選びなさい。

(問題冊子に記載される選択肢)

1   What for David’s call

2   Mail a postcard to David.

3   Send an e-mail to David.

4   Visit David at his new house.

(放送文)

★  : Hello. Michael King speaking.

☆  : Hi, Mr.King. This is Jane Williams. Maybe you remember me.

       I went to high school with David. Could I speak to him, please?

★  : Oh, hello,Jane. David is away at college. He won’t be back until Chrismas

        vacation. I could give him a message,if you’d like.

☆  : That’s OK. I still have his e-mail address, so I’ll just write him.

Question:   What will the girl probably do?

答え : 3

会話の内容一致選択問題 解答テクニック

▮ 選択肢の先読み  キーワードをチェック

質問から次の会話音声が始まるまでまで12~13秒の時間があります。

解答を6~7秒で終え、残りの5~6秒を使い

次の選択肢をざっと読む時間に充てます。

また、リスニングは第1部,第2部,第3部から構成され、

各部の問題が始まる前に、日本語で指示文が放送されます。

指示文は、毎試験ほとんど変わりません。

ですからその間に、最初の数問の選択肢に目を通しておきます。

選択肢に目を通すことで、会話音声の内容を予測できるだけでも

聞こえてくることの理解が一層深まります。

また、選択肢からキーワードを探し、メモを取ります

問題例では、Davidに対しての行為(待つ、ポストカードを送る、emailを書く、

会いに行く)が全ての選択肢にあるので、「David への行為」と書いておきます。

▮ キーワードに集中して放送を聞く

放送を聞くときに、「Davidへの行為」に関わるところを聞き逃さないようにします。

問題例の会話では会話の最後に「  I still have his e-mail address, so I’ll just write him.

と言っているので、「write e-mail」とメモしておきましょう。

質問が  What will the girl probably do? と放送されますので、

選択肢3   Send an e-mail to David. が正解になります。

あらかじめ会話の内容を予想することで、放送がより聞き取りやすくなります。

5分でわかる! 英検準2級 リスニング 第1部 会話の応答文選択 攻略のコツ

英検準2級 リスニング 第1部 会話の応答文選択 攻略のコツ

 

 

英検準2級は高校中級程度のレベルとされ、リスニングでは、日常生活の話題に

関する内容を理解することができるかが試されます。

 

英検準2リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。

 

【第1部】会話の応答文選択    10問

【第2部】会話の内容一致選択   10問

【第3部】文の内容一致選択    10問

 

各10問ずつ、合計30問になります。

 

第1部と第2部では会話が、第3部ではパッセージ(文章)が放送されます。

設問数はそれぞれにつき10問、合計30問です。解答時間は、

それぞれの問題につき、その問題の放送が終わったあとの10秒間です。

 

放送回数はどの問題も1回しか放送されません。

リスニングの目標正解数は各大問7問以上してください。

 

第1部  会話の応答選択問題

 

問題の内容

 

3級リスニング大問1とは違い問題用紙にあるイラストはありません。

男女2人の対話を聞いて、対話の最後の発言の応答に最も適切なものを

3つの選択肢から選ぶ問題です。

 

会話はAが話しかけ、Bが応じ、それにまたAが返事をするという、

A-B-Aのパターンです。

選択肢は問題冊子には記載されていません。放送回数は1回だけです。

 

出題傾向

 

対話は、職場の同僚や友人などであることが最も多く、4割程度を占めています。 

次に多いのが店員と客で3割程度、そして家族同士が2割弱になります。

 

問題例    出典: 英検準2級 2017年度第2回

 

 

★   : Excuse me. Could you help me find some medicine ?

☆   : Sure, sir. What is the problem ?

★   : Well. I have a cough and a headache.

 

    1 OK. you should try this medicine.

    2 Well. I’m glad you feel better.

    3 Hmm. I don’t have a cold.




会話の応答選択問題 解答テクニック



▮ 会話の場面をイメージする

 

最初のAとBの会話を聞けば「どんな場面で対話が行われているか」を

理解することができます。「文章」として覚えようとするのではなく

「場面」として覚えることが大切です。 そのイメージした「場面」に

自分自身を置きながら最後のAの発言を聞いて、一番自然なセリフを選びます。

 

▮ わからなければ、勘で解答する。

 

放送文の内容がイメージできていれば、選択肢から正解を選ぶのは簡単です。

読み上げられる選択肢を順番にメモ書きします。

〇正解 △どちらか迷いがある × 不正解 ) 

正解がわからなければ△を正解にするとか、

勘で解答して、さっさと次の問題に集中しましょう。

 

一番やってはいけないのは、考えすぎて次の問題に集中できないことです。

 

5分でわかる! 英検準2級 ライティング 攻略のコツ

英検準2級 ライティング 攻略のコツ

 

英検準2級のライティングは、一次試験・筆記の大問5として出題されます。

出題数は1問ですが、CSEスコア600点がこの1問に割り当てられ、

一次試験の1/3のウェイトを占めているので、

合格には一定のスコアが求められます。

 

与えられたQUESTIONについて、自分の意見とその理由を

50~60語程度のエッセイにまとめるというものです。

QUESTIONは英文10~15語程度で、多くは、

「子供がスポーツをすることは重要だと思いますか?」など、

比較的身近な話題です。

 

目標解答時間は、筆記試験全体が75分で、リーディングが大問1~4まで計37問

あることを考えると、約20分が目安となるでしょう。

 

英検2級 英作文 採点基準

 

採点基準は以下のようになっています。

<内容> 課題で求められている内容が含まれているか

<構成>   英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか

<語彙>   課題に相応しい語彙を正しく使えているか

<文法>   文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

 

問題例     (出典: 英検2級 2018年度 第2回)

 

解答例

 

I think studying alone is better. This is because students can focus on their own work. If they study with their friends, they often talk about other things. Also, it can save a lot of time. They can study on the bus or on the train when they go to school.

 

英検準2級 英作文 解答テクニック

 

英検準2級の英作文には、模範的な文構成があります。

その構成に従ってエッセイを書いてください。

具体的文構成

 

① 意見・考え

 

② 理由1 + サポート文(具体例や補足など)

 

③ 理由2 + サポート文(具体例や補足など)

 

➃  結論(最初の意見と同じことを違う言葉で表現する)

 

使える表現

 

▮ 自分の意見を言い表す

 

I think …. (私は…だと思います)/ I do not think ….(私は…ではないと思います)が定番です。I believe …. (私は…だと思います)も使えます。We must …. (私たちは…しなければなりません)と言えば、とても強い信念を表せます。In my opinion, …. (私の意見では、…)や People should …. (人々は…すべきです)という表現も使えます。自分の見方とは違う意見を紹介した上で自分の考えを表明するときには、However, …. (しかしながら)を使います。

 

▮ 理由を挙げる

 

理由を2つ挙げるには、One reason is …. (1つの理由は…)と Also, …. (そして、…)という表現があります。First, …. (第一に、…)と Second, …. (第二に、…)も使えます。

具体例を挙げる

such as …や for example, …、for instance, …(例えば…)という表現が定番です。In my experience, ….(私の経験では、…)を使うと、自分の体験を具体例として示すことができます。

 

▮ 結論として意見を再主張する

 

For these reasons, …. (これらの理由で、…)や Therefore, …. (ですから、…)、As a result, …. (結果として、…)などのつなぎ語が役立ちます。また、冒頭で I think …. と意見表明した場合、結論で I believe …. と述べるなど、表現にバリエーションをつけるようにしましょう。


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5分でわかる! 英検準2級 大問4 長文の内容一致選択 攻略のコツ

英検準2級 大問4 長文の内容一致選択 攻略のコツ

 

大問4 内容一致問題は、2つの長文から構成されています。

前半は200語程度のEメール、後半は300語程度の社会や

文化などに関する長文です。

 

Eメールの問題は、上部を読んで、差出人と送信相手の名前を先に確認しましょう。

Eメールの問題では、Eメールの差出人と送信相手に絡んだ問題がよくでてきます。

 

次に、設問に固有名詞があればそれをチェックし、

文章を読みながら該当する単語が出てきたら解いていくと良いでしょう。

 

Eメールは、必ず送信者の目的が書かれています。

何についてのメールなのかを探しながら読むようにしていきます。

大問4では2つの長文から7問出題されます。

 

長文【A】    Eメール                                          3問

長文【B】      歴史・文化・社会・自然・科学・環境など     4問

 

大問3の長文に比べて難しい内容です。 

論説文を中心としたやや硬い文章で、歴史、文化、社会

などの分野から多少専門用語も出てきますので、

幅広いジャンルの英文を読み慣れておく必要があります。

 

問題例

———-   17年度 第2回  大問4 ——–


長文の内容一致選択 解答テクニック

 

▮ 段落ごとに問題が設定されている

 

問題の長文は3~4段落で構成されています。

設問と答えの根拠となる箇所は一致していることが多く、

設問ごとに問題文を上から読んでいくことができます。

設問文を先に読み、各段落4~5文に注視すれば答えがわかるようになっています。

 

▮ 言い換え表現に着目する

 

英検準2級大問4では、本文の内容がそのまま選択肢に書かれているのではなく、

言い換え表現が答えになることが良くあります。

選択肢の言い換え表現を本文の中で見落とさないことが重要になってきます。

 

問題(34)では、 The company called Kutol の続きを選択肢から選ぶ問題で、

選択肢2の内容が一致していますが、文章は違った表現になっています。

選択肢2では  is an example of company that take a long time to be successful.

「成功するのに長い時間かかった企業の一例である」

本文では、 第一段落最終文に One company that failed many times before

it became a success was Kutol

「成功する前に何回も失敗した会社の1つにカトルがあった」

 

5分でわかる! 英検準2級 大問3 長文の語句空所補充 攻略のコツ

英検準2級 大問3 長文の語句空所補充 攻略のコツ

 

英検2級リーディング大問2は「長文の語句空所補充」問題になります。

大問2では、長文【A】と【B】の2題出題されます。 

 

[A]は150語程度、ある人物の日常的なエピソードで、空所の数は2つです。

 

[B]は250語程度、歴史、文化、社会、科学などに関わるテーマの説明文で、

空所の数は3つです。

 

1問につき2分、全5問合計で10分のペースで解いていきましょう。

 

――― 問題例 ―――

次の英文を読み、その文意にそって(28)から(30)までの(   )に入れるのに最も適切なものを1, 2, 3, 4の中から一つ選びなさい。

 

[出典: 英検2級  2017年度 第2回]

 

 

 

問題の多くは、前後関係から文法的な知識を活かして解く形式ではなく、

前後の文の意味を考えて解く文脈的な問題です。そのため、

文章の全体がわからないと解答できない問題も多くあるので、

 

全体をざっと読んで大意をつかみ、

空所の前後を入念に読むことで正解率を上げます。

 

英検準2級 リーディング大問3 解答テクニック

 

▮ 空所の前後の文を入念に読む

 

パッセージの大意と展開をざっくりと理解したうえで、

問題を上から順番に解いていきます。 

 

まずは4つの選択肢を読み、空所の前後を読んで解答します。

前後を見て、空所に入るのが順接なのか逆接なのかを考えましょう。

そうすると、答えが1つないし2つに絞り込む

ことができる場合がかなりあります。

 

▮ 長文全体をざっくり1分で読む

 

1つの長文語句空所補充問題にかけるのは5分です。

時間配分として文章全体を1~2分で読めるように速読力をつけましょう。

 

「幅広いジャンルの多読」と「速読テクニック」で対応できますが、

速読テクニックではスラッシュ・リーディングがおすすめです。

英文を頭から理解できるよう、

意味のかたまりごとにスラッシュ(/)で区切って読んでいく方法です。

 

初めは細かく区切っても構いません。 慣れてくると

より大きなかたまりで捉えられるようになります。

決して英文を返し読みせず、

大雑把に大意をつかむことに慣れておきましょう

【スラッシュ挿入の例】

 

 The whole family gathered / around a warm stove. /  lay down / and went to sleep.

// Once a day / everyone got up / to eat a piece of hard bread.

//  Then they went back to sleep. // The members of the family took turns

/ keeping the fire burning. //

 This was not “hibernating” / like what bears do in the winter.

// But it was a sensible decision / by the members of the family.

// Just stay in bed / for as long as possible. / and do not work.

// To these French farmers / “working more to earn more”

/ did not seem like a good idea. // Instead of working throughout the year,

/ the people of one village on the Rhone River

/ made enough money for one year / relaxing, hunting and sleeping. //

Few people needed money / until the 20th century. //

 

5分でわかる! 英検準2級 大問2 会話文の文空所補充 攻略のコツ

英検準2級 大問2 話文の文空所補充 攻略のコツ



A:   What time are you going to the airport, dear ?

B:   (          ).

A:   Are you sure you won’t be late ?

B:   Well, my flight isn’t until 7:30 p.m., so I should be fine.

 

1   I’m not going on a trip

2   I think I’ll leave at three

3   My flight is at four

4   My flight was canceled

出典: 英検3級 2017年度第2回

 

このように、AとBの対話文を読んで内容を理解し、(   )に適する文を

4つの選択肢の中から選ぶ問題です。 

 

質問文に対する適切な応答、場面や会話の流れに合った適切な質問、

基本的な会話表現などが試されます。英検では全部で5問出題されます。

 

AとBとの関係は、多くの場合、同僚、友人、店員と客、家族などです。

 

日常会話の流れを読み取る力と,会話表現の知識が問われます

加えて時制など文法理解力が試されますが、ひっかけ問題はなく、

知識さえあれば簡単にわかる問題です。5問中3点以上獲得しましょう。



英検準2級 語彙、熟語、会話表現 攻略カリキュラムはこちら



英検準2級 大問 2 会話文の空所補充  解答テクニック

 

 

A:   Mom, do you know where my ice skates are ?

B:   Yes, but I think (                    ) now.

A:   Oh no.  I wanted to go ice-skating today.

B:   You can use your sister’s old ones.  They should be your size.

 

1   they’re too small for you

2   they’re in the closet

3   you shouldn’t go out

4   you shouldn’t buy them



出典: 英検3級 2017年度第2回

 

▮ 対話に出てくる2人の関係と対話のシチュエーションを把握する

 

母親と子供の対話で、最後の発言で母親が your sister’s old ones.「お姉ちゃんのお古」について They should be your size. 「それはあなたのサイズのはずよ」と言っていて、size(大きさ)が問題になっていることがわかります。 

4つの選択肢の中で 「1」 だけがサイズについて母親の発言になります。

 

▮ 選択肢を順番に空所に当てはめていき、「正解ではない」ものを除外する

 

子供が母親にスケート靴がどこにあるか知っているかをたずねています。

母親は、Yes, but・・・(知っていいるわよ。だけど・・) but以降は反対または対照となる意味がくるので、クローゼットの中にあると言っている「2]はすぐに除外できます。

 

▮ 選択肢が残ったら、最後は勘で選ぶ(何より時間をかけない!)

  

順番に選択肢を当てはめていき、2つ以上選択肢が残っていたら、

考えすぎても不正解になる確率が高いので、勘で1つを選び、潔く次の設問に進みます