英検準2級 リスニング 第1部 会話の応答文選択 攻略のコツ
英検準2級は高校中級程度のレベルとされ、リスニングでは、日常生活の話題に
関する内容を理解することができるかが試されます。
英検準2リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。
【第1部】会話の応答文選択 10問
【第2部】会話の内容一致選択 10問
【第3部】文の内容一致選択 10問
各10問ずつ、合計30問になります。
第1部と第2部では会話が、第3部ではパッセージ(文章)が放送されます。
設問数はそれぞれにつき10問、合計30問です。解答時間は、
それぞれの問題につき、その問題の放送が終わったあとの10秒間です。
放送回数はどの問題も1回しか放送されません。
リスニングの目標正解数は各大問7問以上としてください。
第1部 会話の応答選択問題
問題の内容
3級リスニング大問1とは違い問題用紙にあるイラストはありません。
男女2人の対話を聞いて、対話の最後の発言の応答に最も適切なものを
3つの選択肢から選ぶ問題です。
会話はAが話しかけ、Bが応じ、それにまたAが返事をするという、
A-B-Aのパターンです。
選択肢は問題冊子には記載されていません。放送回数は1回だけです。
出題傾向
対話は、職場の同僚や友人などであることが最も多く、4割程度を占めています。
次に多いのが店員と客で3割程度、そして家族同士が2割弱になります。
問題例 出典: 英検準2級 2017年度第2回
★ : Excuse me. Could you help me find some medicine ?
☆ : Sure, sir. What is the problem ?
★ : Well. I have a cough and a headache.
1 OK. you should try this medicine.
2 Well. I’m glad you feel better.
3 Hmm. I don’t have a cold.
会話の応答選択問題 解答テクニック
▮ 会話の場面をイメージする
最初のAとBの会話を聞けば「どんな場面で対話が行われているか」を
理解することができます。「文章」として覚えようとするのではなく
「場面」として覚えることが大切です。 そのイメージした「場面」に
自分自身を置きながら最後のAの発言を聞いて、一番自然なセリフを選びます。
▮ わからなければ、勘で解答する。
放送文の内容がイメージできていれば、選択肢から正解を選ぶのは簡単です。
読み上げられる選択肢を順番にメモ書きします。
(〇正解 △どちらか迷いがある × 不正解 )
正解がわからなければ△を正解にするとか、
勘で解答して、さっさと次の問題に集中しましょう。
一番やってはいけないのは、考えすぎて次の問題に集中できないことです。