5分でわかる! 英検準2級 傾向と対策
英検準2級 問題形式と対策
英検2級は高校2年程度の英語力が必要となります。
日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。
英検3級までは英語の基礎力を試す内容でしたが、英検準2級からは、
日常生活に必要な英語を理解し、使用できることが試される試験となり、
難易度も大学入試レベルとなっています。
文法に関しては中学高校で習うレベルの文法・構文が幅広く出題されます。
語彙力も3級に比べ格段と要求されてきます。
英検準2級に必要な語彙力は約3000語程度になり、3級が2000語
でしたから新たに1000語を覚える必要があります。
教育や科学をはじめ、医療やテクノロジーなど
社会性のある英文読解も出題されます。
しかしながら、社会生活に必要な英語が出題範囲ですから、
小・中学生でもわかるような程度の社会問題と考えて良いでしょう。
(受験者の約40%が準2級の一次試験に合格しています)
▮ 英検準2級 一次試験 測定技能と検定形式
筆記 (75分) / リスニング (約 25分)
▮ 英検準2級の配点と合格点 (CSEスコア)
英検準2級の1次試験はリーディング、ライティング、リスニング
の3技能において各600点満点です。
600点満点のうち、約65%取れれば合格できます。
英検準2級の合格点 (3 技能合計) 1322点 / 1800点
筆記試験 (85分) リスニング試験 (25分)
リーディング 600点
ライティング 600点
リスニング 600点
2016年度から英検準2級は「1800点満点」という
馴染みのない点数になりましたが、
これは「英検CSEスコア」という新しいスコア尺度を採用したからです。
CSEスコアというのは偏差値のようなもので、
平均点や受講者全体の正解率など様々なデータによって計算されます。
国際基準であるCEFR(セファール)に対応した測定方法で、
TOEFL, IELTSなど他の資格試験のスコアと比較可能となりました。