英検4級 リスニング 第1部 会話の応答文選択 攻略のコツ
英検4級は中学2年生程度のレベルとされ、リスニングでは、身近なことに
関する内容を理解することができるかが試されます。
英検4級リスニングは、以下の3つの大問で構成されています。
【第1部】会話の応答文選択 10問
【第2部】会話の内容一致選択 10問
【第3部】文の内容一致選択 10問
各10問ずつ、合計30問になります。
第1部と第2部では会話が、第3部ではパッセージ(文章)が放送されます。
放送回数は第1部、第2部、第3部全て2回です。
会話、パッセージでは、家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、
スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、
近況報告、海外の文化などに関する話題が出題されます。
リスニングの目標正解数は各大問6問以上としてください。
第1部 会話の応答文選択問題
問題用紙にあるイラストを参考にしながら男女2人の対話を聞いて、
対話の最後の発言の応答に最も適切なものを3つの選択肢から選ぶ問題です。
会話はAが話しかけ、Bが応じ、それにまたAが返事をするという、
A-B-Aのパターンです。
選択肢は問題冊子には記載されていません。放送回数は2回です。
対話は、友人、同僚、家族同士、先生と生徒、によるものがほとんどです。
問題例 出典: 英検4級 2017年度第2回
(放送分)
A: You look happy.
B: Yes. A special visitor will come to our school tomorrow.
A: Who ?
1 With my teacher.
2 Her summer vacation.
3 A famous pianist.
答え:3
▮ 最初にイラストを見て、話者と場面を理解する
リスニング第1部は問題用紙にイラストが載っています。 ここから、
友達同士の会話なのか、親子同士なのか、それとも先生と生徒の会話なのか、
放送の前にイメージしておきましょう。
▮ 最後の発話(3つ目のセリフ)に集中する
男女2人の2往復の会話となっているので、最後の発話(3つ目のセリフ)
を集中して聞くことが大切です。 疑問文の場合、
文頭の疑問詞を正確に聞き取りましょう。 聞き逃がしても落ち着いて
2回目の放送で疑問詞のところを集中すれば大丈夫です。
英検4級リスニング問題は、放送中が勝負です。
あとから思い出そうと悩んでも、時間の無駄遣いになりますので、
正解と思った答えをマークして先に進みましょう。