▮ Part 1 Closed Questions 答えが決まっている質問
IELTS スピーキング Part 1 に出てくる質問の大半は、日常生活や経験について質問されます。いわゆる「Closed Questions」です。 Closed Questionsとは、単純に事実を答えればよい問いで、受験者は必ず答えられるはずです。 例えば、「あなたは一人暮らしですか、家族と同居ですか?」や「誕生日はいつですか」と聞かれたら、答えは決まっているので、即答できますよね。これがClosed Questionsです。
通常「イエス」か「ノー」、あるいはせいぜい1〜2語で答えます。とはいえ、短すぎてもいけません。少し付け加えて、完全な文で答えましょう。一方、長すぎる答えもよくありません。例えば、「趣味は?」と聞かれ、「ゴルフ」と答えるとき、「ゴルフです。もう7年もやっています」いうのが、長すぎず短すぎない模範的な解答です。
質問は3つのトピックから成り、面接官はそれぞれのトピックで4つほど質問してきます。
全部で12ほどの質問をされ、テスト時間は4〜5分になります。
覚えてほしいのは、1つの返答で10秒以上話す必要はないということです。
解答には時制に注意する必要があります。 質問の時制を聞き逃さないようにしましょう。
質問の多くは現在形です。通常、3つのトピックに関連する質問は先へ行くほど難しくなります。現在完了形を使った質問は、3つ目に出題されることが多いようです。
▮ Part 1 基本的な 回答方法
○ Yes / No で答えられる質問は、「肯定か否定か」、まずその返答を要求する。詳細を語るのはその後
Is…. ? / Are….. ?
Do… ? / Does… ?
Can… ? ⇒ まず、Yes かNoか、賛成か反対かで答える
Have… ? / Has… ?
Will… ?
- Or や canを使った質問には注意が必要
Do… or 〜 ? ⇒ 選択して答える
Will… or 〜 ? ⇒ 選択して答える
Can you say something about …? ⇒ 説明する必要がある
○ 疑問詞で始まる質問には、返答に的確な内容を盛り込む
Who… ? ⇒ 名前(人名、学校、機関、企業)
What kind of… ? ⇒ 特定の(具体的な)種類
Which….? ⇒ 選択 / 嗜好
Where… ? ⇒ 場所
Why… ? ⇒ 理由
How often… ? ⇒ 頻度
How do you… ? ⇒ 手続き/ 過程 / 方法
How important…? ⇒ 価値判断
How would you rather….? ⇒ 志向 / 選択
○ 主語を何で受けるか判断する
自分について答えればよいのか、他の人か、一般大衆化、場所か、組織・団体か?
まず、Yes / No で答えてから続けます。
Can you..? = I…
Can people who live in the country…? = they…
How popular is…? = it…
How do people in Japan…? = they / we
Is the internet…? = it…
Are you and your family…? = we…