▮ リスニングの出題形式― 4つのセクション 40問
リスニングテストは4つのセクションで構成されています。セクション1と3ではダイアログ(複数の話者による会話形式)、セクション2と4がモノローグ(1人の話者が講義のように話すトーク形式)となっています。
会話形式ではホテルの予約、空港でのチェックイン、不動産屋での交渉、授業や研究課題など学生同士の会話など日常生活や学術・教育場面から多岐にわたり出題されます。
トーク形式では旅行ガイド案内、留守番電話、教授によるアカデミックな講義などがあります。
社会・生活場面から学術・教育場面まで幅広範囲で会話式と講義式の2通りの形式でリスニングを学習する必要があります。
シチュエーション 社会・生活
---放送を聞き、特定・具体的な事実情報を拾う。
- ホテルの予約
- 空港でのチェックイン
- 不動産屋での交渉
- ショッピングの会話
- 学校の学生課での会話
- 友人同士の会話
▮ サンプル リスニング セクション1
シチュエーション 社会・生活
---放送を聞き、特定・具体的な事実情報を拾う。
- ラジオ番組
- 留守番電話
- 発表や告知
- 旅行ガイドの案内
- 大学課程の説明
▮ サンプル リスニング セクション2
シチュエーション 学術・教育
――― 放送を聞き、話し手の具体的な情報や、主張、見解を拾う。
- 授業や研究課題など学生同士の会話
- 学生に指導教官からのアドバイス
- プロジェクトの進め方
- 学生と学校職員との会話
- 勉強方法のアドバイス
▮ サンプル リスニング セクション 3
シチュエーション 学術・教育
――― 放送を聞き、議論の趣旨、特定の情報、姿勢や見解を拾う。
- 教授によるアカデミックな講義
- ゲストによるトーク
▮ サンプル リスニング セクション 4
▮ 4つのセクションの設問は前半と後半に分かれます。 (セクション4のみ分かれていない場合があります)
まず、前半の設問に目を通す(プレビュー)時間が約30秒与えられます。そして、スキット前半を聞き、まずは5問解きます。次に、後半の設問に目を通す20〜30秒が与えられた後、後半のスキットが流れ、残りの5問に答えていきます。(前半4問、後半6問などの場合もあります)各セクションの最後に、30秒が与えられるので、セクション全体の解答をチェックします。
なお、セクション1の初めのみ、1問だけ例題が読まれ、解答例が示されます。
▮ リスニングはメモを取る練習が重要!
問題は全部で40問です。 音声を聞き取り、問題用紙に用意された空白に、2〜3 語程度の単語を埋めていく、ディクテーション型の問題が中心です。音声を聞きながらメモを取ることもできるので、効果的なメモの取り方を練習することが重要です。