▮ リスニングテストは、IELTS 4分野の最初のテスト
リスニングテストはIELTSの4分野のうち、3番目のテストです。
留学に必要な「アカデミック版」と移住申請に必要な「ジェネラル版」で試験が共通しています。
リスニング試験では教室ごとにスピーカーを通して音声が流されます。
ヘッドホンやイヤホンは使いません。
(但し、IELTS コンピューター版は、イヤホンを使います)
試験が始まる前に問題文の1文が流されます。 これは、音が聞き取りやすいか、大きすぎたり
しないかの確認の為です。 聞きづらいようでしたら試験官に音量の調整をお願いしましょう。
▮ IELTSリスニングは解答用紙を見ながら聞くテスト!
このテストでは、音声は一度しか放送されません。
もう一度聞いて答えを探すチャンスはありません。 それでも、心配することはありません。
何も情報がない中で音声を聞くわけではなく、解答用紙を見ながら音声を聞くことができます。
あらかじめ、質問内容を見る時間も与えられ、質問内容や、穴埋めすべきセンテンスから、
ある程度答えを想像しながら音声を聞くことができるのです。
音声は、英国、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダなど、様々な
国のスピーカーたちによるものです。 中でもブリテッシュ英語が多く出ますので、
アメリカの発音に慣れた日本人にとって聞き取りづらいところもあります。
普段からBBCを活用して発音、アクセントに慣れておきましょう。
IELTSテスト全般にいえることですが、リスニングの問題もテストが進むにつれ、
単語や表現が難しくなり、問題も高度になります。
▮ 4つのセクション 各10問、全部で40問
テストは4つのセクションから成り立っています。セクション1とセクション2では、
一般生活における場面設定、セクション3と4では、学術的な話や教育場面での
スキットが英語で語られます。
設問は各セクションごとに10問、全部で40問出題されます。 40問を30分で解き、
その後与えられる10分で全ての答えを解答用紙に書き写す構成になっています。
▮ リスニング試験の流れ (指示は全て英語です)
時間 | 30分 + 10分(最後に記入時間) |
問題数 | 40問 |
セッション数 | 4セクション |
IELTSリスニングセクションの各セクションの内容
セクション 1 | ダイアログ・書き取り |
セクション 2 | モノローグ・選択 |
セクション 3 | 教育や勉強の場における2〜4人の会話について |
セクション 4 | 大学の講義を聞いて設問に答える |
IELTSリスニングはIELTSテストの中で最も勉強に時間がかかるセクションと言えます。
リスニングは一長一短では伸びません。毎日の積み重ねが大切です!