▮ スピーキング スコア算出法
■ TOEFLスピーキングは6つのQuestionから構成されています。各Questionに対する解答は、0.5刻みで、0〜4の範囲で採点されます。最高は24点ですが、これが30点満点に換算されて最終のスコアになります。例えば、全てのQuestionで3点を取った場合、合計は18点となりますが、これを30点満点で換算すると、75%の正解率で23となります。
▮ スピーキング 採点項目
■ 採点の評価ポイントとなるのは主に次の3つのカテゴリになります。
A ) Delivery (話し方)
○ 明瞭な話し方をしている
○ 滑らかな話し方をしている
○ 不自然なほど遅くなく、自然な速さで話している
○ 明瞭な発音で自然なイントネーションで話している
○ 不自然な間合いがあったり、詰まったりしていない
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TOEFL IBTではマイクに向かってしゃべるので、目線やボディランゲージは意味を成しません。そのため、重要となるのは、「話すスピード」、「イントネーション」、「アクセント」などになります。また、重要項目として「発音」がありますが、これはもちろんネイティブにより近いほうがいいのですが、最も重要なことは、どれだけネイティブに近いかではなく、どれだけ明瞭に話せているかになります。
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▮ 採点基準の比較
4点 (最高評価)
全体的に明瞭、滑らかな話し方で、最初から最後までほとんどよどみがありません。 自然な聴き取り易い速度で、総体的に発音も明瞭、イントネーションも不自然さはありません。 不自然なペース配分もありません。 ほんの少しの詰まりや発音の間違いは、流れや理解を分断するものではありませんから、特に減点されません。
3点
全体的に明瞭で滑らかな話し方ですが、ところどころとぎれてしまうことがあります。 また、発音の不明瞭さやイントネーションの不自然さが何箇所かあります。 理解するのに少し努力を要することもありますが、全体的な流れにそれほど影響しているわけではありません。
2点
明瞭で滑らかな印象は乏しく、無明瞭な発音や不自然なイントネーションが多く、理解するのがやや難しいときがあります。 頻繁に不自然なペース配分や、話す速度の不自然な変化、発話の途切れなどがあります。 全体的に伝えたいことはおおよそ理解できるものの、意味がよく伝わらないところも何箇所かあります。
1点
明瞭さや滑らかさはほとんどなく、発音の不明瞭さや間違えあるいはイントネーションの問題の為に、理解するには聞き手の相当な努力が必要になります。度々行き詰まり、黙り込んでしまうことも多く、全体的て途切れ途切れな解答となってしまいます。
0点
何もしていないか、トピックスにまったく無関係なことを話した場合(最初から最後までの意味)、スコアはゼロになります。