▮ IELTSスピーキング 話を始めるコツは?
IELTSスピーキングテストは3つの質問(トピック)を試験管と対面式に行われます。
初めの質問は学校、仕事、趣味など日常的なことを聞かれます。
普段から日常的な応答に慣れることに加え、文法にも気を使いながら練習してください。
IELTSスピーキングテストでは、質問に答える準備時間は用意されておりません。
従いまして、受験者は直ちに話始めなければいけません。
誰でも、話始めは緊張したり、適切な言葉が思い浮かばず、なかなかスタートができないものです。
まごまごしていると減点の対象になりまうので気を付けたいものです。
そこで、この話しを始めるときのコツを教えます。
それは、試験官の質問をリピートしたり少し換えてみたりして話をスタートさせます。
例えば、「 What did you enjoy doing as a child ?
( あなたが子供のころに楽しかったことを教えてください)」と聞かれたら、
「What did I enjoy doing as a child? Let me see… 」
「That’s not something I’ve thought about before. It’s an interesting question.」
このように話を始めるとよいでしょう。
試験官の質問をリピートすることで、回答までの時間稼ぎができますし、
試験官とのコミュニケーションをスムーズに始める雰囲気が出ます。
▮ 話の順番を変えて「構文力」をアピール!
IELTSスピーキングでは、日常的なことが聞かれます。
時系列的に単純に答えていくだけでなく、
話す順番を変えてみることで多様な構文を採用し、それがポイントアップにつながります。
例えば、「あなたの思い出に残る休日はどんなことですか?」
と聞かれることがよくあります。
‘We went to the Philippines for our holiday last year.
First, we went to Manila and enjoyed in Enchanted Kingdom.
Then we went to Ilo-ilo and swam in Boracay .
After that we went to Bohol and climbed Chocolate Hills.
Finally, we went to Cebu and saw big whales.”
こちらの答えは、文法的には間違いありませんが、採点基準にある
「多様な構文を適切に使っているか」の点で高評価は得られません。
そこで、話の順番を少し変えることで、
構文 ’Before + Verb + ing’. を使った少し高度な話しになります。
”Before going to Bohol and climbing Chocolate Hills we visited Ilo-ilo and swam in Boracay.”
▮ バンドスコア7.0 、8.0 を狙うなら「叙述的」「刺激的」な言葉を使う
バンドスコア7.0 、8.0 の 高得点を取るには「good, bad, nice, or okay」などの
単純でつまらない言葉は避けましょう。
例えば、 happyではなくdelight 、 sad ではなくdepressedを使います。
また、簡素なおもしろくない言葉を避け、
想像力や表現力もった言葉で話を始めてください。
‘The object I’m going to describe is ….‘. おもしろくない話し出し
評価の高い想像力を持った話し出しの例
‘If I was about to lose everything and could only save one thing it would be my …‘, or
‘I’ve got several things that mean a lot to me but the one that really stands out is my …‘
IELTSスピーキングでバンドスコア7.0 以上の高評価を狙うなら、
使う単語一つ一つに気を遣うことが必要です。