英検2級 問題形式と対策
英検2級は高校卒業程度の英語力が必要となります。
文法に関しては準2級で全てを学ぶので、準2級とほぼ同じレベルです。
しかしながら、英検2級では英文法をきちんと理解していないと
合格は難しい内容となっています。
語彙力も準2級に比べ格段と要求されてきます。
英検2級に必要な語彙力は約4000語程度になり、準2級が3000語
でしたから新たに1000語を覚える必要があります。
教育や科学をはじめ、医療やテクノロジーなど
社会性のある英文読解も出題されます。
しかしながら、社会生活に必要な英語が出題範囲ですから、
小・中学生でもわかるような程度の社会問題と考えて良いでしょう。
(小学生受験者の40%が英検2級に合格しています)
▮ 英検2級 一次試験 測定技能と検定形式
筆記 (85分) / リスニング (約 25分)
▮ 英検2級の試験時間と配点
2016年度から始まった新形式に合わせて、試験時間が長くなり、
筆記試験の時間が85分になりました。
英検2級の試験時間 1時間50分
筆記試験 85分
リスニング 25分
英検2級の配点と合格点
英検2級の1次試験はリーディング、ライティング、リスニング
の3技能において各650点満点です。
1950点満点のうち、約65%取れれば合格できます。
英検2級の合格点 1520点 / 1950点
筆記試験 (85分) リスニング試験 (25分)
リーディング 650点
ライティング 650点
リスニング 650点
2016年度から英検2級は「1950点満点」という
馴染みのない点数になりましたが、
これは「英検CSEスコア」という新しいスコア尺度を採用したからです。
CSEスコアというのは偏差値のようなもので、
平均点や受講者全体の正解率など様々なデータによって計算されます。
国際基準であるCEFR(セファール)に対応した測定方法で、
TOEFL, IELTSなど他の資格試験のスコアと比較可能となりました。