2018年01月26日
2016年度第1回検定から、英検準1級の英作文(ライティング)の出題形式が変わりました。
従来はEメールに対し返信を書く形式でしたが、今回の変更で、
エッセイライティングの形式に変わりました。
国際基準CEFRのB2レベル(高校生〜大学生)に適合させることが目的とされています。
▮ 3つの変更ポイント
変更ポイント➀ Eメール形式からエッセイ形式「序論→本論→結論」に変わりました。
変更ポイント② 2つのPOINTSの利用
変更ポイント③ 100語前後から120〜150語へ
実はエッセイ形式では、従来のEメール形式では必要なかった、
つなぎ言葉(接続詞)を使うことになります。
従って、実際に書いてみると、語数のボリュームとしては
さほど大きな変化を感じないと思われます。
新試験では、与えられた課題に対し「賛成」もしくは「反対」の意見を
120〜150語以内で書くこと、POINTSで与えられた4つの単語のうち
2つを使って書くこと、そしてintroduction, main body, conclusion
の構成で書くということが指示されています。
4つのPOINTSの中から2つを使うことは、自分の意見を2つ書くことを暗示しています。
- Introduction(序論):20語程度 : 自論をはっきり述べる。
- Main Body(本論)自分の意見の理由2つ:それぞれ50語程度×2
- Conclusion(結論):20語程度:main body で述べた内容を受けて、introductionの自論を
再提示して結論づける。
▮ サンプル問題
▮ 以下のような構成で120〜150語程度のエッセイをたくさん書いてみましょう
ライティングにかけられる時間の目安として、20〜25分くらいです。
自分の意見とその理由を考える時間も含めてこの時間なので、時間的余裕はありません。
しっかりした対策をして試験に臨みましょう。