英検の各級合格率た合格点は一律で決まられてはいませんので、
「上位何%の受験者が合格」とか、「上位何名の受験者が合格」
と言ったテストではありません。
とはいえ、これまでの過去の合格点を調べてみると、
各級によって、合格ラインは予想できます。
何点取れれば合格できるのかを知ることで、英検受験対策も容易になります。
2015年度、英検にCSEスコア(各技能を均一に評価する数値)
が導入されてから、素点で何点取れば合格できるかが
分かりづらくなったところもありますが、要は、4技能を
バランスよく学習することで合格できることになります。
各級の合格に必要なスコアについては以下の通り公表されています。
▮ 一次試験:
今までの満点の7割程度(2級以下は6割程度)という合格目安は無くなり、
リーディング・リスニング・ライティングの3技能
(準2級以下はリーディングとリスニングの2技能)の
各技能スコアの合算で合否を判定致します。
▮英検1次試験の合格点目安(EIKEN 1st Exam. standard passing mark )
▮ 二次試験 (面接):
スピーキングのスコアのみで合否を判定致します。
▮英検2次試験(面接)合格率 Pass rate of EIKEN 2nd Exam. (Interview)
▮英検合格認定 (EIKEN pass certification )
*級認定は今までと同様、一次試験と二次試験をどちらも合格した方に付与されます。
2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、
2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。
これは、従来の合格の目安とほとんど同じになりますが、
違いは、全技能の合計ではなく、各技能ごとに1級、準1級は7割、
2級以下が6割が合格するために必要な正答率の目安になります。
従って、確実に合格するためには各技能でバランスよく得点することが大切です。
2015年度まではリスニングの配点が低くてもリーディングなど
他の技能の得点が高ければ合格する可能性がありましたが、
2016年度以降は各技能均等にスコアが分配されるので、
不合格になる可能性があります。