小学1~3年生では、ますは、「英語って楽しい!」という感覚を持たせることが大切です。
英語の絵本を一緒に眺めながら読んで聞かせたり、
海外の子供向けの動画を一緒に見てみるのも子ともにとっては楽しいものです。
また、この時期は音声を積極的に吸収するのに適した年齢となります。
この時期の学習としては、音声中心の学習で「聞く・話す」ことを中心にした学習を進めましょう。
ここでは3つの具体的方法をご紹介いたします。
(1)フラッシュカードを使った学習
フラッシュカードとはりんごなどの絵が書いてあり、裏には英語のスペルが書いてあるカードです。
フラッシュカードは大きい本屋の英語コーナーやインターネットで購入できます。
フラッシュカードを使ってクイズのように、‘What is it ?’とお子様に聞いてみましょう。
ポイントは、日本語に置き換えることなく、モノのイメージと英単語を頭の中で
ダイレクトに連想するようにしてあげることです。
親:What is it?(りんごのフラッシュカードを子どもに見せて)
子ども:Apple.
その上で、下記マイチューターのレッスンの図のようにフルセンテンスで表現できるよう、
‘It is an apple’と修正してあげた上で、再度お子様に発音してもらいます。
Apple=リンゴのように日本語で訳しながら覚えさせるのではなく、
リンゴの絵=Appleと直接認識させることが重要です。
(2)DVDや動画 で英語に慣れ親しむ
英語に自然と触れられる環境を、日常生活の中でつくってあげることは、
お子様の英語への抵抗感を和らげ、関心を高めるのに有効です。
お子様が好きなキャラクターのDVD等を日常的に見せてあげることで、
英語への音、リズムを体に染み込ませ、英語への興味関心を高めていきましょう。
こちらも本屋等で購入することができますし、
You-tubeでも子ども英語用の動画が多数アップされておりますので
子どもが興味を示すものがあれば、一緒に視聴してみるのもいいでしょう。
注意すべき点としては、日本語が混ざっている動画は、
英語を英語のまま理解するうえで妨げになってしまいますので、
日本語が登場しない英語のみの動画を選ぶようにしましょう。
言語聴覚士の方が指摘していることですが英語のCDやDVD漬けは、
言葉の発育に障害がでる可能性が高いとのことです。
因果関係は証明されていませんが、言葉はテレビやビデオからではなく、
生身の人間との実際のやり取りを通じて身に付けていくということです。
CDやDVD漬けには注意してください。
3)絵本の読み聞かせ
保護者の方が普段から英語の絵本の読み聞かせをしてください。
サポートとして、マイチューターの講師も絵本や物語を読んで聞かせる講座もございます。
★ マイチューター お勧め英語絵本・小説
イラストがついた面白そうなストーリーの英語の絵本を子供と選んで、一緒に読んで聞かせます。
子供は絵本を通じて英語への関心を高めると共に、読書の習慣づけにも効果があります。
本を選ぶ際には、子どもが関心を持つ内容の本を選ぶ事と、とても簡単な絵本から始めることがポイントです。
保護者の中には「私は英語が苦手だとか、発音に自信がなく子供に悪影響では・・」と
消極的になる方もいらっしゃるかと思います。
そのような姿勢で子どもに接すると、子どもは「英語って発音が良くなければ話してはいけないものなんだ」
と理解してしまい、子ども自身も英語に消極的になってしまいます。
保護者の方は、「子どもと一緒に英語を楽しむ」という気持ちで接していただくことで、
子どもは英語が好きになり、次第に得意となっていくことでしょう。