一流のビジネスマンとして、会議の進行役であるMC(司会)をしっかりこなし円滑に会議・
ミーティングを勧めていく能力は必須と言えます。
外資系企業での会議やミーティングの場では、MCとしての技能とビジネス英会話の能力が同時に
試されます。
会議を円滑に進めるポイントやコツは日本でも海外でも大きな違いはありませんが、それをビジネス英会話でこなすとなるとまたハードルがあがるのではないでしょうか。
今回は、会議やミーティングを進行する上でのポイントをご紹介します。
事前準備・アジェンダ作成
まずは事前準備、アジェンダ(会議における検討課題)の作成が重要なポイントとなります。
参加者全員が納得感のある会議にするためには、会議における目的や道筋をしっかり作っておき共有する事が大切です。
1.アジェンダ作成
2.ゴールの設定
3.参加者の選定と役割の設定
4.会議資料・機材・開催案内などの準備
これらをしっかり行っておく事で、当日の会議を円滑に進める事が出来ます。
また、会議は必要最低限なメンバーで構成するのが望ましいです。
外資系企業のgoogleにおいても、意志決定のための会議は8~10人以下の人数で行うことが大切だとされています。
タイムマネージメント
会議は参加者全員の時間を使っているという意識を持つ事が大切です。
MCは予め議題ごとに優先順位と協議時間を割り振っておき、タイムスケジュールを組んで
おきましょう。
設定した時間内に結論が出なくとも、これに沿って次の議題へ移ります。
会議の終了時間は明確に決めておき、それを守る事が大切です。
だらだらと時間をかけて行う会議では生産性は高くありません。
MCはこの決められた時間内に議題に対しての結論がまとまるよう、滞り無く進行させるよう努力する務めがあるのです。
会議をコントロールする
MCは上手く会議をコントロールし、内容の濃い会議にするのが腕の見せ所です。
「目的を忘れない」
「ゴールを意識する」
「話しがずれたら本筋に戻す」
「意見の発散と収束を使い分ける」
「意見を引き出す」
会議を上手くコントロールするには、この5つのポイントを意識しましょう。
中でも「意見を引き出す」というのは重要かつ難しい所です。
前もって意見をあげてくれやすいメンバーに強力を仰いでおくなど、事前に話しをしておくのも
ポイントになります。
ゴールは結論を出すこと
会議のゴールは基本的に「結論をだす」という事です。
MCは事前準備の段階で議題に対して、自分なりの結論を出しておきましょう。
実際に会議を行う上で個々の結論を聞き入れ、協議の上で最終結論にまとめます。
意見がうまくまとまらなかった場合、MCはある程度力任せに決定を行わなければならない場面が
出てきます。
こういった際には、参加メンバーの意見を尊重しながら、なるべく全員が納得出来るような形に結論をまとめていきましょう。
このように会議の進行役を務めるには、やるべき事や気を回さなければいけないポイントが沢山
あります。
ビジネス英会話でMCという役割をしっかりとこなすには、まずはビジネス英会話を修得する事から
始めてみましょう。